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第10回政策評価に関する有識者会議議事要旨

2004年8月10日議事要旨

1.日時   平成16年8月10日(火曜日) 10時〜12時

2.場所   東京国際フォーラム G402

3.出席者  
委員)
伊藤座長、麻生委員、天野委員、池上委員、大窪委員、川邊委員、小出委員、古賀委員、杉山委員、舘委員、田吉委員、中西委員、星野委員、ゼッターランド委員、横山委員
文部科学省)
結城文部科学審議官、近藤文部科学審議官、合田大臣官房会計課長、岩橋大臣官房政策課長、和田大臣官房国際課課長補佐、岡谷大臣官房政策課評価室長、舌津大臣官房文教施設企画部施設企画課長、久保生涯学習政策局政策課長、加藤初等中等教育局初等中等教育企画課課長補佐、惣脇高等教育局高等教育企画課長、柿田科学技術・学術政策局政策課課長補佐、堀内研究振興局振興企画課課長補佐、井上研究開発局開発企画課課長補佐、内丸科学技術・学術政策局計画官付評価推進室長、岡本スポーツ・青少年局企画・体育課長、吉田文化庁長官官房政策課長ほか

4.議事の概要
  (1) 事務局より、「文部科学省実績評価書−平成15年度実績−(案)」について説明した。
  (2) 意見交換
委員からの主な意見は以下のとおり。

  アウトプットの目標を達成した項目は、成果の質を施策に盛り込むことが必要。

  未だに、効果をアウトプットというより、むしろインプットで測っているところがあるが、アウトカムで測るようにする必要がある。

  達成目標3−1−1〜4は、大体が実施率を指標にしているが、施策の質が表されていないのではないか。例えばインターンシップの実施率では、一体何人の学生がインターンを受けているかは分からない。新しい達成状況の指標を検討してほしい。

  評価書自体は、最後はエキスパートジャッジを踏まえて決めているが、個々の施策について1次的な評価をしている行政官はエキスパートではないので、個別の施策の評価の段階で、エキスパートを例えば3分の1でも入れて名前を出すことで非常に信頼性を増し、この評価書がよくなると考える。

  達成度合いの分類が、3分類から4分類に変わったものの、まだ「達成していない」という評価を嫌がる傾向がある。例えば施策目標7−4「宇宙分野の研究・開発・利用の推進」は、「進捗にやや遅れが見られる」となっているが、ロケットの打上げ失敗等厳しい状況であり、「進捗していない」と評価をしてもよいのではないか。

  まずは事業の目的を明確にしないと、何が目的なのかはっきりしない。整理を一つひとつ行い、主管課が事業の評価をより厳格に目的設計することが望ましい。できる限りシンプルに、目的、対象と意図と結果、活動、それに対する指標を事業評価に反映してほしい。

(以上)


(大臣官房政策課評価室)

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