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資料5号



2005年4月12日
株式会社野村総合研究所
社団法人私的録音補償金管理協会


デジタル私的録音機器ユーザーの私的録音等実態調査より抜粋
(調査実施期日:2004年6月30日〜7月15日)


1人当たりの年間デジタル私的録音量(曲数)の増加(1999年と2004年の比較)

1人当たりの年間デジタル私的録音量(曲数)の増加(1999年と2004年の比較)


非政令指定機器によるデジタル録音の高まり

非政令指定機器によるデジタル録音の高まり

1人当たりのデジタル私的録音量は、この5年間で、13パーセント増加している(1999年と2004年の比較)。特に、パソコン等を用いての録音が中心である非政令指定機器による増加への寄与は大きく、2004年のデジタル私的録音量全体に対するシェアは、51パーセントに達している。


■ パソコンを利用してデジタル私的録音を行うユーザー数

デジタル私的録音をおこなうユーザー
パソコンを利用してデジタル私的録音を行うユーザー数

デジタル私的録音をおこなうユーザー中、パソコンと専用機器を併用するものは56.3パーセントであるのに対して、パソコンを利用せず専用機器のみを利用するものは43.6パーセントであった。


■ パソコンを利用したデジタル私的録音における楽曲の保存先

パソコンを利用したデジタル私的録音における楽曲の保存先

パソコンに録音した楽曲の保存先としては、「CD-R/RW」が最も多く49パーセントを占め、次いで、「パソコン(にそのまま保存)」が40パーセントであり、「その他」が11パーセントとなる。(保存楽曲数ベース換算)


■ CD-R/RWドライブの普及

CD-R/RWドライブの普及

パソコン所有者の70パーセントはCD-R/RWドライブを所有しており、CD-R/RWドライブ所有者の70パーセントは音楽をCD-R/RWに録音している。CD-R/RWへの音楽録音は、きわめて一般的なものとなっている。


■ デジタル私的録音に使用されたCD-R/RWメディアの枚数

デジタル私的録音に使用されたCD-R/RWメディアの枚数

デジタル私的録音に使用されたCD-R/RWの総数は、年間1.65億枚(注釈1)である。これは2003年度のCD-R/RW国内需要量4.52億枚(注釈2)の36.5パーセントに当たる。また同年度の録音用CD-R/RWメディア出荷枚数は約2,300万枚(注釈3)であり、私的録音に利用される1.65億枚の13.9パーセントに過ぎない。

注釈1   1.65億枚、22.4億曲:日本全国のデジタル私的録音実施量は、55.0億曲〜139.6億曲と推計される。このうち、CD-R/RWへのデジタル録音実施は23パーセントと推計され、CD-R/RWへのデジタル録音実施量は、32.1億曲〜12.6億曲、中間値で22.4億曲と推計される。
注釈2   CD-R/RW国内需要量:社団法人日本記録メディア工業会(JRIA)による。JRIA会員社の生産実績に、輸入量の推計値を加えたもの。
注釈3   SARAH(サーラ)調べ

以上


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