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平成19年5月25日大臣会見概要

平成19年5月25日
8時50分〜8時54分
参議院議員食堂

大臣)
 本日の閣議は特段のことも当省関係もありません。海外出張のご報告、平成18年度エネルギーに関する年次報告、平成18年度食料・農業・農村白書等について、各大臣からご発言がありました。総務大臣から、消費者物価指数について4月の全国確報値は100.1となり、1年前と同水準となりましたというご発言がありました。消費者物価指数は上がっていないということで、景気回復の実感が湧いてこないという原因でしょう。

記者)
 先日、教員勤務実態調査が正式にまとまりましたとのことで発表されましたが、今後の教員給与の見直し等も含めて大臣のご所感をお願いいたします。

大臣)
 中央教育審議会等に資料を出していましたから、報道各社も既にご存知のことだったと思いますが、各委員会でご質問を受けたり、学校現場の校長等と話してみたりしましたが、大体合った調査結果ですね。かなり忙しい実態がありますから、この勤務実態調査通りだとしますと、勤務の特性に合わせた教職調整額4パーセントをはずして、一般地方公務員と同じような超過勤務手当をつけて計算をしたら、教員が優遇されていることになるのかどうかという判断の、ひとつの参考にしたいと思います。教師という仕事の特殊性がありますから、超過勤務を皆手当換算をするという職業ではないと思いますが、その辺も含めまして、予算編成の過程で文部科学省の考えを裏付けるひとつの資料という認識ですね。

記者)
 今のご発言に関連してお伺いしますが、中央教育審議会の答申では、教職調整額と残業手当という、両論併記のような形になっていますが、これについてはどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 残業手当というのは、職の在り方からしますと、私はなじまないと思いますね。

(了)

(大臣官房総務課広報室)


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