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平成18年8月1日大臣会見概要

平成18年8月1日
10時41分〜10時47分
文部科学省記者会見室

大臣)
 本日の閣議においては文部科学省関係の案件はございませんでしたが、閣僚懇談会におきまして、7月30日に開催いたしました食育タウンミーティングにつきまして、猪口大臣、そして私から報告をさせていただいたところでございます。

記者)
 昨日、規制改革・民間開放推進会議の中間答申が出されまして、この中で教育委員会の権限を首長に移譲することや、児童生徒の人数に応じて教育予算を配分するという教育バウチャー制度の導入など、いくつか文部科学省関連の事項が盛り込まれていますが、これについて現時点で大臣はどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 昨日、規制改革・民間開放推進会議が中間答申を決定し、発表されました。これは12月に取りまとめられる予定の最終答申の前の、中間的な取りまとめという性格付けでございます。従いまして今後、与党及び政府内の意見を調整しながら、最終答申に向けた調整をしていくということでございます。私どもとしては、そういう中で規制改革・民間開放推進会議とも十分な議論をさせていただいて、結論を得ていきたいと考えております。

記者)
 昨日、埼玉県ふじみ野市の市民プールで、吸水口に小学校2年生の女の子が吸い込まれて亡くなるという、夏休み早々に大変痛ましい事故がありましたが、安全管理という面で、再発防止の観点からどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 埼玉県ふじみ野市の大井市民プールにおいて水難事故が起き、戸丸瑛梨香さん、小学校2年生の方がお亡くなりになりました。まずは心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご家族の皆様に対して心からお悔やみを申し上げたいと思います。発見された状況も、大変かわいそうな状態であったと思います。
 このような水難事故が起きないように、毎年シーズン初めに文部科学省は都道府県教育委員会等に対して通知を発出いたしまして、プールの排水口など水を吸い込むような場所に、格子状の蓋がちゃんとつけられて固定されるように、あらためて確認の指示を出しているわけでございますが、このような状態になってしまったことは、本当に痛ましいことで、まことに遺憾に思うと同時に、絶対に再発をさせてはならないと思います。プールの安全管理につきまして、シーズン初めと重ねまして再度徹底して、再発防止に努めていただくように、各都道府県の教育委員会に対して、教育関係施設の管理についての確認をお願いするようにしているところでございます。

記者)
 各教育委員会に管理の確認をお願いしたのは今日ですか。

大臣)
 まず以前の調査で蓋等の安全が確認されていなかったところに対しては、電話で問い合わせをし、本日再度確認するようにいたしました。また文書による通知を直ちに発出するようにという指示をしたところでございます。

記者)
 文書の発出については、これからということですか。

大臣)
 これからでございます。

記者)
 今日の午後ですか。

大臣)
 はい、そうなります。できるだけ速やかにと指示してあります。

(了)

(大臣官房総務課広報室)

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