ここからサイトの主なメニューです
平成18年5月16日大臣会見概要

平成18年5月16日
9時19分〜9時24分
参議院議員食堂

◎一般案件

ガイアナ国,スリナム国及びセントビンセント国駐箚特命全権大使関 興一郎に交付すべき信任状及び前任特命全権大使松井靖夫外1名の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)(外務省)

◎国会提出案件

衆議院議員赤嶺政賢(共)提出在沖縄海兵隊司令部のグアム「移転」及び「米軍再編」に伴う財政負担に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛庁)

衆議院議員赤嶺政賢(共)提出原子力空母の横須賀基地への配備に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出在上海総領事館員の遺書に関する第3回質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出外務省欧州局ロシア課長が保管する公文書の体裁をとらない書類に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出裏金組織「ルーブル委員会」についての外務省ロシア課長の認識に関する第3回質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出国会議員からの資料要求を巡る外務省の対応に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出外務省の懲戒処分と国民の知る権利に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

参議院議員喜納昌吉(民主)提出韓国の地名についての日本政府の立場に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員菅野哲雄(社民)提出容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の見直しに関する質問に対する答弁書について(決定)(環境・経済産業省)

◎公布(法律)

経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定に基づく特定原産地証明書の発給等に関する法律の一部を改正する法律(決定)

道路運送法等の一部を改正する法律(決定)

◎政令

地方自治法第252条の22第1項の中核市の指定に関する政令の一部を改正する政令(決定)(総務省)

道路運送車両法施行令及び独立行政法人の組織,運営及び管理に係る共通的な事項に関する政令の一部を改正する政令(決定)(国土交通省)

◎人事

大臣)
 本日の閣議では文部科学省関係案件はございませんでした。

記者)
 今日からいよいよ教育基本法の改正案審議が始まります。あらためて意欲、意気込みなどをお聞かせください。

大臣)
 戦後の昭和22年に制定されました教育基本法は、今日まで日本の戦後の復興と繁栄を支えてきましたけれども、近年の情勢に従った改正案が取りまとめられ、国会に提出されました。私といたしましては、国民の皆さんに理解していただけるように、審議を通じて説明責任を果たしつつ、早期成立に向けて全力を尽くして行きたいと考えております。

記者)
 一方民主党が改正案の対案の要綱をまとめまして、自民党内の一部などから、対案の方が政府案よりも良いのではないかという声も上がっているようですが、民主党の対案についての評価をお聞かせください。

大臣)
 民主党から対案を出していただくということは大変結構だと思います。公共の精神、幼児教育、あるいは家庭教育など、いくつかの共通点があるように思います。そういった共通点については審議が促進されるのではないかと思っています。しっかり議論をしていくということでよろしいかと思っています。

記者)
 大臣がご覧になって、相違点というとどのあたりが特に目につきますか。

大臣)
 前文や条文の構成の仕方などいろいろありますが、審議を通じて、議論をしていただくということだと思っております。

記者)
 ワールドカップのメンバーが昨日発表になりました。これからいよいよという雰囲気になってきましたが、選手への激励の言葉や感想などをお聞かせください。

大臣)
 メンバーを見るといずれもすばらしい選手で、日本のサッカーも選手層が厚くなって充実してきたなと感じます。また前回のワールドカップのような大きな盛り上がりが期待できるなと思っています。ぜひとも頑張ってもらいたい。そう思うとともに、この最終選考に向けて、それぞれ必死に努力をされた選手ひとりひとりに、エールを送りたいと思います。残って応援をする選手もあり、また現地に行って頑張る選手もあります。それぞれの選手みんなの力で日本がワールドカップで良い成績が取れるように、私としても全力で応援をしていきたいと思います。明るい良い話題ですよね、ワールドカップは。

記者)
 今日は、教育基本法案について総理から何か声をかけられたりということはありましたか。

大臣)
 閣議等では一切ございません。

記者)
 教育基本法案についてですが、自民党の文部科学部会・文教制度調査会合同会議などで、いわゆる3点セットと言われた「愛国心」、「不当な支配に服することなく」、「宗教的情操の涵養」の表現について民主党の対案の方がすっきりしているという意見が自民党内にもあるようです。自公の分断を図ろうとしているという意見もありますが、政局的な観点でお感じになるところはありますか。

大臣)
 皆さんから色々なコメントが出ると思いますが、私の立場では、これから委員会の審議を通じて、そういった点の議論がされると思っておりますので、今のところは特にコメントすることはございません。

(了)

(大臣官房総務課広報室)

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ