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平成18年4月28日大臣会見概要

平成18年4月28日
8時53分〜8時57分
衆議院議員食堂前

◎一般案件

海外経済協力会議の設置について(決定)(内閣官房)

「銃器対策推進本部の設置について」等の一部改正について(決定)(内閣府本府・内閣官房)

1976年の海事債権についての責任の制限に関する条約を改正する1996年の議定書への加入について(決定)(外務省)

記念貨幣の発行について(決定)(財務省)

被用者年金制度の一元化等に関する基本方針について(決定)(厚生労働・総務・財務・文部科学省)

バングラデシュ国駐箚特命全権大使井上正幸外1名に交付すべき信任状及び前任特命全権大使堀口松城外1名の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)(外務省)

◎国会提出案件

無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の施行状況に関する報告について(決定)(法務省・警察庁)

平成17年団体規制状況の年次報告について(決定)(法務省)

「平成17年度中小企業の動向」及び「平成18年度中小企業施策」について(決定)(経済産業省)

参議院議員前川清成(民主)提出アイフル株式会社に対する業務停止処分に関する質問に対する答弁書について(決定)(金融庁)

参議院議員前川清成(民主)提出高松塚古墳壁画損傷と隠蔽等に関する質問に対する答弁書について(決定)(文部科学省)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出外務省の邦人保護に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出裏金組織「ルーブル委員会」についての外務省ロシア課長の認識に関する再質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出日本の教科書の記述に対するロシア外務省のコメントに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された外務省職員に対する処分等に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)

衆議院議員鈴木宗男(無)提出外務省職員が出版した「女ひとり家四軒持つ中毒記」に関する再質問に対する答弁書について(決定)(同上)

◎公布(条約)

1976年の海事債権についての責任の制限に関する条約を改正する1996年の議定書(決定)(外務省)

◎公布(法律)

刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律(決定)

◎法律案

教育基本法案(決定)(文部科学省)

◎政令

刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の施行期日を定める政令(決定)(法務省・警察庁)

刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律施行令(決定)(同上)

刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(決定)(同上)

通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)(財務省)

マレーシアの特定の貨物に係る関税の緊急措置に関する政令(決定)(財務・経済産業省)

経済上の連携に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定に基づく関税割当制度に関する政令(決定)(財務・農林水産省)

関税法施行令及び関税暫定措置法施行令の一部を改正する政令(決定)(財務省)

◎人事

◎配付

労働力調査報告(総務省)

消費者物価指数(同上)

家計調査報告(同上)

大臣)
 本日の閣議におきまして、教育基本法案を閣議決定いただきました。教育基本法は平成15年3月、中央教育審議会の答申をいただいて以来、与党における協議会、検討会、さらに数多くの会議を通じてご検討いただき、また歴代の文部科学大臣もこの問題に携わってこられました。そういった思いがすべてこもった形で国会に法案が提出されることとなりました。これまでの普遍的な理念は大切にしつつも、新たに生涯学習、幼児教育、家庭教育といった理念も明確にしたものです。この教育基本法案の成立に全力を尽くしてまいりたいと考えております。
 また本日、被用者年金制度の一元化等に関する基本方針が閣議決定されました。年金一元化につきましては、難しい課題が数多くある中で、私学の経営や私学振興にも配慮した基本方針が取りまとめられたと承知いたしております。また、私学関係者にも保険料率の統一などにつきまして、ご理解、ご協力をいただいたことに、この機会に感謝申し上げたいと思っております。文部科学省といたしましては、この基本方針に沿いまして、関係省庁と連携をしつつ、具体的な制度立案に向けて、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
 このほか閣議では、財務大臣より、南極地域観測50周年記念貨幣を発行するとのご提案がございました。「タロ」、「ジロ」、そして初代南極観測船「宗谷」を描いたすばらしいデザインの貨幣になると期待いたしております。このことは私どもにとりましても、大変喜ばしいことでございまして、南極への夢とロマンを、次代を担う青少年をはじめ、多くの国民の皆様にお伝えできる機会であると考えております。引き続き、南極地域観測にも力を入れてまいりたいと考えております。
 なおこのほか、前川清成参議院議員提出の、高松塚古墳壁画損傷と隠蔽等に関する質問主意書に対する答弁書が決定されております。以上でございます。

記者)
 教育基本法改正案の「愛国心」の表現について、国民的な議論がまだ十分ではないのではないかという意見もありますが、それについてはどのようにお考えですか。

大臣)
 教育基本法の改正案が国会に提出されましたら、今まで色々と議論された点について、委員会を通じて明らかにして、国民の理解が得られるような議論をしてまいりたいと考えております。

(了)

(大臣官房総務課広報室)

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