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平成17年12月27日大臣会見概要

平成17年12月27日
11時14分〜11時20分
文部科学省記者会見室

◎一般案件

内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)の発令に伴う各種本部の構成員の変更について(決定)
(内閣府本府・内閣官房)
男女共同参画基本計画の変更について(決定)
(内閣府本府)
犯罪被害者等基本計画について(決定)
(同上)

◎政令

災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)
(厚生労働・財務省)
労働安全衛生法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令(決定)
(同上)

◎人事


◎配付

労働力調査報告
(総務省)
消費者物価指数
(同上)
家計調査報告
(同上)
平成17年国勢調査 全国・都道府県・市区町村別人口(要計表による人口)
(同上)

大臣)
 本日の閣議における文部科学省に関係する案件としては、男女共同参画基本計画の変更についての決定がされました。また、閣議後にアスベスト問題に関する関係閣僚会合がございまして、アスベスト問題に係る総合対策の決定がなされたところであります。

記者)
 今お話しのあったアスベスト対策の関係ですけれども、さまざまな政策が盛り込まれているようですが、来年の文部科学省としての取り組み姿勢をお聞かせください。

大臣)
 文部科学省といたしましては、学校施設等の吹き付けアスベスト等の使用実態調査の結果を踏まえ、学校等の設置者が適切なアスベスト対策を速やかに行えるように、平成17年度の補正予算案にアスベスト対策工事の補助に要する経費として745億円を計上しているところでございます。また、引き続き、対策の実施状況のフォローアップを行うなど、総合対策の効果的かつ効率的な実施を図るために、関係省庁と緊密な連携協力を図りつつ、きめ細やかな指導・支援を行い、子どもたちが安全に過ごせるような対策に万全を期してまいりたいと考えております。また、この対策そのものは、実際にはもう年度末に近いので、工事の期間等が18年度にまたがっていくかと思います。

記者)
 今日が年内は最後の閣議後の会見ということで、この一年を振り返って、文部科学行政について、大臣からのコメントをお願いいたします。

大臣)
 私としては、10月31日に文部科学大臣に就任をいたしまして、「教育・文化立国」、そして「科学技術創造立国」の実現、また国民スポーツ担当大臣としての業務に係る改革に全力を尽くしてきたところでございます。振り返りますと、就任直後には三位一体改革に伴う義務教育費国庫負担制度や教職員定数をめぐる問題等への対応がございました。その後、広島市、今市市で相次いで起こった下校途中の小学生の殺害事件が起こりました。このため通学路や学校の安全という問題に取り組むとともに、ただいまご報告いたしましたアスベストの使用状況を調査し、その対応も行ってまいりました。年末の予算編成期におきまして、初めての大臣折衝というものを経験させていただきました。私学助成や最先端・高性能汎用スーパーコンピュータ、X線自由電子レーザーなどの予算取りに取り組んでまいりました。このように数多くの事案が、いっぺんに吹き上がったような印象で、二ヶ月間があっという間に過ぎました。ただひたすら前を向いて、全力疾走しながら、一つ一つの事柄をスピーディに解決しようと心がけてきたつもりでございます。来年早々には、通常国会が始まるわけでございます。今日は総理から、年末年始も忙しいと思うけれども、その忙しい中でも来年に備えて英気を養って、次期通常国会もしっかり対応してもらいたいというお話がありました。そういうことを心がけながら年末を過ごしたいと思います。とにかく一年間あっという間に過ぎたという感想でございます。一年間いろいろお世話になりました。御礼申し上げます。また来年もよろしくお願いします。

(了)


(大臣官房総務課広報室

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