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平成17年12月20日大臣会見概要

平成17年12月20日
9時47分〜9時52分
文部科学省記者会見室

◎一般案件

平成16年新潟県中越地震により被害を受けた中小企業者等に対する災害融資に関する特別措置の適用期間の延長について(決定)
(財務・厚生労働・経済産業省)
平成18年度予算における一般会計公債発行額について(決定)
(財務省)
平成18年度一般会計歳入歳出概算について
(同上)
平成17年度一般会計補正予算(第1号)等について(決定)
(同上)
ポルトガル国特命全権大使ジョアォン・ペドロ・レオーネ・ザナッティ・ロドリゲス外1名の接受について(決定)
(外務省)

◎政令

平成16年新潟県中越地震による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令の一部を改正する政令(決定)
(内閣府本府・財務・経済産業省)
携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律の施行期日を定める政令(決定)
(総務省・警察庁)
通関業法施行令の一部を改正する政令(決定)
(財務省)
障害者の雇用の促進等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)
(厚生労働省)
日本中央競馬会の平成18事業年度における日本中央競馬会法第29条の2第3項の割合を定める政令(決定)
(農林水産省)

◎人事


◎配付

月例経済報告
(内閣府本府)

大臣)
 本日の閣議では、平成18年度予算の財務省原案が提示されるとともに、平成17年度の補正予算が決定をされました。この他、国立大学法人東京芸術大学をはじめ、3つの国立大学法人の学長の任命について口頭了解を得ました。

記者)
 来年度予算の財務省原案の件ですけれども、文教系が減少、それから科学技術系はわずかですけれども増加ということで、この予算全体を大臣はどのようにご覧になりますか。

大臣)
 閣議に提出された財務省原案では、文部科学省の一般会計総額が5兆1,149億円で、対前年比6,184億円減額、マイナス10.8パーセントと大変厳しい内容になっております。文部科学行政というのは、我が国の社会経済の発展の基礎となるものでありますし、教育改革及び科学技術・学術の振興に寄せられる国民の期待は非常に強いので、予算の確保のため、今後の復活折衝で最大限努力したいと思います。科学技術予算を少し増やすことができましたが、計画の目標に向けて増額を確保できたことは、非常に大きなことだと思っております。義務教育費国庫負担金の関係では、大幅な削減を余儀なくされましたけれども、必要な予算については、今後の復活折衝を通じて、しっかり確保してまいりたいと考えております。

記者)
 スポーツ担当の大臣としてお伺いしたいのですけれども、国際スケート連盟が、先日の大会で活躍した浅田真央さんは、年齢制限によりトリノオリンピックに出られないという見解を示しているようですけれども、日本スケート連盟を所管する大臣として、どういった印象を持っているかということと、所管法人に対して何らかの働きかけをされるようなことはあり得ますか。

大臣)
 浅田真央さんのスケートをテレビで見られた国民の皆さんは、練習を積まれた努力の結果がすばらしい技術として出ており、何とかオリンピックに出られるようにならないのかという気持ちをお持ちだと思います。基本的には、国際スケート連盟の規定に従って対応するしかないわけであります。また、そのような意向が関係者のほうからも表明されておりますので、それを捻じ曲げてということはやるべきではありません。しかし、トリノオリンピックの会場において、浅田真央さんのあのすばらしいスケートが、何らかの形で見られることができれば、それは、ご本人にとっても、また私どももうれしいことだと期待はいたします。

記者)
 特に具体的には、やはりちょっと難しいと。

大臣)
 具体的に何か働きかけるということはいたしません。ただ、国際スケート連盟が、何らかの配慮でそういった機会を与えてくれるようなことがあれば、これはうれしいことだと思っております。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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