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平成17年6月3日大臣会見概要

平成17年6月3日
9時7分〜9時14分
文部科学省記者会見室

◎一般案件
ギニア国駐箚特命全権大使片岡 林造外1名に交付すべき信任状及び前任特命全権大使冨田 嘉孝外1名の解任状につき認証を仰ぐことについて (決定)
(外務省)

◎国会提出案件
「平成16年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」及び「平成17年度高齢社会対策」について(決定)
(内閣府本府)
「平成16年度ものづくり基盤技術の振興施策」について(決定)
(経済産業・文部科学・厚生労働省)
2004年の国際労働機関第92回総会において採択された勧告に関する報告書の国会提出について(決定)
(外務・厚生労働省)
衆議院議員小宮山 泰子(民主)提出迷惑メール対策と通信の秘密保護に関する質問に対する答弁書について
(総務省)
参議院議員白 眞勲(民主)提出北朝鮮貨客船「万景峰九二」号の積荷に関する質問に対する答弁書について
(財務・外務省)
参議院議員犬塚 直史(民主)提出被爆二世の健康診断の充実に関する質問に対する答弁書について
(厚生労働省)
参議院議員近藤 正道(社民)提出日本原燃株式会社によるガラス固化体貯蔵設備の崩壊熱除去解析虚偽報告に関する質問に対する答弁書について
(経済産業省)

◎政令
地方自治法第252条の22第1項の中核市の指定に関する政令の一部を改正する政令(決定)
(総務省)
地方自治法第252条の26の3第1項の特例市の指定に関する政令の一部を改正する政令(決定)
(同上)

◎人事



大臣)
 本日の閣議における文部科学省の案件といたしましては、「平成16年度ものづくり基盤技術の振興施策」についての決定がありました。中川経済産業大臣、尾辻厚生労働大臣から発言があり、私からは、「ものづくりの基盤を支えるべく、産学官の連携の強化、理科教育の推進、若者の勤労観・職業観を醸成するキャリア教育の推進等の取組を一層充実していくことが重要と認識しており、関係省庁の御協力をお願いしたい」旨の発言をいたしました。閣僚懇談会におきましては、中川経済産業大臣から、「愛・地球博」の会場におけるペットボトルの持ち込みについて発言がありました。

記者)
 郵政民営化法案の国会審議ですけれども、今日から本格的な議論が始まりますが、今回の野党の対応についての中山大臣の評価と、自民党内からも代案を出すというような動きもあるようですが、それについてどのような感想をお持ちですか。

大臣)
 野党の審議拒否については、国民の支持も得られないものであり、審議に復帰していただいて良かったと思っています。もし法案に問題があり欠陥があるのなら、それを審議の過程で徹底して詰めていくのが議会制民主主義ではないかと思います。また、自民党の中にもいろいろな意見があるということでございますが、すでにそういった意見の方々が質問に立って問題点等を指摘しておられます。そうやって審議を深めていただくということが、一番大事なことだと思っております。この前も申し上げましたが、郵政民営化に際しては、特に地方の方で心配しておられる向きもありますし、また、国民のかけがえのない資産をいかに運用し守っていくかという観点を大事にしてもらいたいと思っています。いずれにせよ、私としては、政府の一員として郵政民営化法案の成立に努力していく立場であると認識しております。

記者)
 昨日起こった韓国漁船とのトラブルですけれども、領土問題で緊張した状況がある中で、結果的に政治決着が図られたのですが、今回のやり方について、大臣はどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 詳細な事実関係を把握しておりませんし、所管外の件でもございますから、具体的なコメントは差し控えたいと思っていますが、両国間で法令に基づいてきちんと処理するべき問題ではないかと思います。

記者)
 この件で、日本政府としての受け止めと、韓国国内で報道されていることに大きな開きがあるのですが、その辺についてはいかがでしょうか。

大臣)
 所管外で事実関係を把握していないのでコメントをするのは差し控えたいと思います。一般的に申し上げれば、こういう時には、何といってもまず冷静に対応するということが一番大事ではないかと思います。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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