平成16年6月11日
(総務省・内閣府本府)
(内閣府本府)
(金融庁・財務省)
(総務省)
(国土交通省)
(内閣官房)
(外務省)
(同上)
(同上)
(同上)
(厚生労働省)
(厚生労働・総務・財務省)
(厚生労働省)
(同上)
(同上)
(同上)
(同上)
(公正取引委員会・財務省)
(財務省)
(経済産業省)
(外務省)
大臣) 本日の閣議では、文部科学省関係の案件等はありませんでした。 記者) 「与党教育基本法改正に関する協議会」が9日に開かれ、愛国心について、公明党側に歩み寄りが見られましたが、今後の与党協議についての所見をお聞かせください。 大臣) 「与党教育基本法改正に関する協議会」で、国を愛する心、あるいは、国を大切にする心に関して、だいたい詰まってきたのではないかと思います。ただ、その心が、国の統治機構を指すのか指さないのか、そのことについては、いろいろな考え方があると思います。今国会中に、もう一度協議会を開催される方向であると開いておりますので、そこでしっかり議論していただきたいと思っております。それから宗教教育のあり方等についても、現行法の考え方を基本としていくことで、おおむね合意がなされたように聞いております。若干の詰めはあるようですけれども、今国会中に大綱的なまとめはしていただけるのではないかと期待しております。それを受けて、われわれも法案の作成作業を行っていかなければいけません。 記者) 昨日、東京都教育委員会から、公立中学校の2年生の学力調査の結果が、市・区別に公表されましたけれども、教職員組合からは序列化につながるという批判がでておりますが、大臣のお考えをお聞かせください。 大臣) 学力に地域差があるようですが、序列化につながるというような考え方ではなくて、成績の良い市・区を他の市・区が参考にし、活用していただければ意味があることではないかと思ってます。子どもたちができるだけ学習の成果をあげるために、他の地域の取組を参考にして学力の向上に努力していただくことが大切ではないかと思っています。 記者) 教育基本法改正法案の国会提出の見通しについてはいかがでしょうか。 大臣) 参議院選挙を前にして、与党の中にも若干の意見の違いがあるようですが、一応大綱的なものをまとめていただけるのではないか、これを受けて、法案の準備作業に入りたいと思っています。今国会中に大綱的なものを取りまとめていただければ、次の国会で法案が提出できるのではないかなと考えています。 記者) 秋に臨時国会があれば、その臨時国会で提出を考えているのでしょうか。 大臣) 教育基本法の改正法案は、私としては、早く国会に提出して、早くからこの問題を取り上げて、いろいろ国会で議論をいただくことが望ましいと思っています。ただ、この法案が緊急に臨時国会で議論しなければならない議題かどうかは、それは国会での取り扱いだろうと思います。私は本来ならば、通常国会で審議する重要法案ではないかと思っています。 (了)
(大臣官房総務課広報室)
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