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平成14年9月30日大臣会見の概要(臨時閣議)

平成14年9月30日
11時50分〜11時57分
文部科学省記者会見室

大臣)
 さきほど、臨時閣議がございました。
 冒頭に塩川財務大臣から7カ国財務大臣中央銀行総裁会議等について御発言がありました。
 その後、総理からこういうお話がございました。これまで進めてきた内政、外交問題山積の中で「改革なくして成長なし」という方針について各閣僚に協力してもらったことに対するお礼の言葉がございました。さらに、内外の厳しい情勢の中で、改革を加速するために内閣改造をすることにした、1年数カ月間、厳しいきつい毎日であったと思うけれども良くやってくれたという趣旨でありました。そして、それぞれの職務に全力を尽くして改革路線を着実に進めてくれたという話がございました。また、各閣僚に対して、今後どのような立場で活躍するにせよ、小泉構造改革内閣の路線を支援してもらいたいという趣旨の話もあり、ありがとうございましたということでございました。その後、全員が辞表に署名いたしまして、全員で心からお礼を申し上げて帰ってきたところでございます。
 私といたしましては、1年5カ月間、本当に皆様のいろいろな御理解、御協力を得て今日まで至りましたことに対して感謝したいと思います。非常に難しい時期でございました。構造改革内閣ということでございましたが、一足先に教育改革ということで大きな歩みが進みつつあった中で、思いがけず閣僚としてのポジションを引き継いだわけでございます。これまでの人生で経験することができなかった、得がたい体験をすることができたと思っております。私としては、もう本当に、これまで関わりのあった全ての方々に心からお礼を申し上げたいという気分でございます。そしてまた、気分としては、非常に晴れ晴れとしているというところでございます。

記者)
 今の気分は晴れ晴れとしているとお伺いしたのですが、留任等、そういった打診のようなものはなかったのでしょうか。

大臣)
 全くありません。就任のときのことなど考えますと、緊急事態というようなこともありましたし、私自身にとっても大変な決断もあったり、もう大騒動だったわけでございます。今回は去るに当たっては本当に淡々とした心境でありまして、まさに憲法上の規定に基づいて、内閣総理大臣が各閣僚を任命するという手続に入ったということでございます。今は、任を終えて本当にさっぱりした気分だというところです。

記者)
 1年5カ月を振り返って、御自身の実績を百点満点で評価されると何点ぐらいと思われるでしょうか。

大臣)
 そうですね、先程も申しましたように、ちょうど教育改革の難しい法案が国会にかかっていたときにそれを引き継いで、教育改革路線をしっかりと進めたこと、それに加えて、いろいろ新しい事態が起きた場合にそれぞれ対処せざる得なかったこと等々、思い出すといろいろなことがございました。成果とか、業績と言うものは自分で語るものではないと思います。そういう意味では、謙虚に外からの評価を待ちたいと思っております。私としては、改革の意欲といいますか、少なくとも非常に大切なことがらを扱っているという意識をもって、真剣に取り組んで全力投球をしてきた、そういう情熱と言いますか思いといいますか、心を尽くして毎日を過ごしたと言う意味では、自分としてはやれるだけのことをやったという気分でおります。これまでも、私どもは、常にそれぞれの部署にあって全力投球するという姿勢で来てまいりました。その意味ではそういう考え方ないし姿勢できたと思っております。(了)


(大臣官房総務課広報室)

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