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平成13年4月3日大臣会見の概要

平成13年4月3日
9時13分〜9時20分
参議院議員食堂

◎一般案件
☆円借款の供与に関する日本国政府とコスタ・リカ共和国政府との間の書簡の交換について  (決定) (外務省)
☆大深度地下の公共的使用に関する基本方針について  (決定) (国土交通省)
☆メキシコ国特命全権大使カルロス・アルベルト・デ・イカサ・ゴンサレス 外1名の接受について (決定)  (外務省)

◎公布(法律)
☆高齢者の居住の安定確保に関する法律  (決定)

◎人事

大臣)
 今日の閣議は、文部科学省に関わる案件はありませんでした。
 平成13年春の全国交通安全運動について、これはこの春入学する児童生徒を含めて幅広い国民参加により進めていきたい。自転車の安全利用、シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底ということです。
 橋本行政改革担当大臣から特殊法人等の事業の見直しの論点整理ができたので各省庁と良く相談をして進めていきたいという話がありました。
 芸予地震に係る政府調査団の現地調査結果の報告がありました。

記者)
 今朝、核燃料サイクル開発機構で20年以上にわたって裏金を捻出していたという報道がありましたが、これについて事実関係はどうなっているのか。また、今後の対応についてお考えはいかがでしょうか。

大臣)
 事情は取り急ぎ聞いてみましたが、国が付託した業務を国が認可した予算と定員の範囲内で責任を持って核燃料サイクル開発機構が法人として管理をしていくということで、基本的に予算や定員の管理はサイクル機構の裁量の範囲内に属するものであろうと思っております。ただ、必ずしも全貌が良く分かっているわけではありませんので、改めてサイクル機構が国民の信頼を受けて仕事を進めていかなければなりませんので、サイクル機構に対しまして早急に精査をするようにと指示いたしました。2週間を目標として報告を受けたい。その調査結果報告を見てその後の対応は考えていきたいと思います。

記者)
 指示は今日ですか。

大臣)
 今日です。

記者)
 いわゆるネット攻撃についてですが、文部科学省のホームページに通常のアクセスの60倍を超えるアクセスがあり、つながりにくくなったということですが、この点についてご所見を伺いたいのですが。

大臣)
 果たしてこれがいわゆるサイバーテロというか、威力業務妨害罪等の法律に該当する事案なのか、その辺はもう少し良く実状を調べて見ないと分かりませんが、アクセスのあった大半のものは韓国からのものであったと推測されますので、一部の方に呼応してこういうことが行われたことは大変残念なことだと思っております。今ご指摘のように、平常時のアクセス件数は1日15,000件で、このときは土曜日ですから大体その半分くらいがあるそうですが、その最大約60倍ということですから相当の件数がありました。相当の人数とはあえて言いませんけれども、相当の件数があったことは間違いはないでしょう。昨日、4月2日のアクセス状況は平常時と同じであるということで、限られた土曜日の時間帯のことであったようです。

記者)
 今後も似たような状況があり得るかも知れませんが、外務省ではすでに韓国側に注意喚起等を促したということですが、文部科学省として今後の対策はどのようになさるおつもりなのでしょうか。

大臣)
 国内からではなく海外からであるということであるならば、外務省と良く相談して対応を今後考えていきたいと思います。

記者)
 サイクル機構の関係なのですが、2重帳簿を作ったことは把握されているのでしょうか。

大臣)
 そこまでの詳細は良く把握しておりませんので、先ほど申し上げたようにサイクル機構に精査をするようにと言いました。(了)


(大臣官房総務課広報室)

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