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平成13年3月23日大臣会見の概要

平成13年3月23日
9時35分〜9時47分
参議院議員食堂

◎一般案件
☆アフガニスタン被災民に係る物資協力の実施について(決定)(内閣府本府・外務省)
☆1.日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づくUH−60J航空機及びUH−60JA航空機の取得及び生産に関する書簡の交換
☆1.日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づくOP−3C航空機の取得及び生産に関する書簡の交換について(決定)(外務省)
☆1.平成12年度一般会計予備費使用(2件)
☆1.平成12年度特別会計予算総則第13条第7項の規定に基づく経費の増額(2件)について(決定)(財務省)
☆正仁親王同妃両殿下のパナマ国御訪問について(了解)(宮内庁・外務省)

◎国会提出案件
☆地方財政の状況について(決定)(総務省)
☆衆議院議員金田誠一(民主)提出「秘密漏えい事件調査報告書」に関する質問に対する答弁書について(防衛庁)
☆衆議院議員長妻昭(民主)提出食品添加物の試験等の資料・データに関する質問に対する答弁書について(厚生労働省)

◎政令
☆内閣府本府組織令の一部を改正する政令(決定)(内閣府本府)
☆地方公務員等共済組合法施行令の一部を改正する政令(決定)(総務省・警察庁・文部科学省)
☆辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)(総務省)
☆行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う法務省関係政令の整備に関する政令(決定)(法務省)
☆予算決算及び会計令の一部を改正する政令(決定)(財務省)
☆関税定率法第5条の規定による便益関税の適用に関する政令の一部を改正する政令(決定)(同上)
☆緊急関税等に関する政令の一部を改正する政令(決定)(財務・経済産業省)
☆国有財産法施行令の一部を改正する政令(決定)(財務省)
☆対内直接投資等に関する政令の一部を改正する政令(決定)(財務省・警察・金融庁・総務・文部科学・厚生労働・農林水産・経済産業・国土交通省)
☆労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
☆障害者の雇用の促進等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働・財務省)
☆社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
☆平成13年度における老人保健法による医療費拠出金の額の算定に係る率を定める政令(決定)(厚生労働・財務省)
☆国民健康保険の国庫負担金及び被用者保険等保険者拠出金等の算定等に関する政令等の一部を改正する政令(決定)(同上)
☆農林漁業団体職員共済組合法施行令等の一部を改正する政令(決定)(農林水産省)
☆農業協同組合法施行令の一部を改正する政令(決定)(農林水産省・金融庁)
☆水産業協同組合法施行令の一部を改正する政令(決定)(同上)
☆漁業登録令の一部を改正する政令(決定)(農林水産省)
☆鉱業登録令及び特定鉱業権関係登録令の一部を改正する政令(決定)(経済産業省)
☆訪問販売等に関する法律施行令及び割賦販売法施行令の一部を改正する政令(決定)(経済産業・文部科学省)
☆土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律施行令(決定)(国土交通・財務省)
☆建築基準法施行令の一部を改正する政令(決定)(国土交通省)


◎人事


◎配付
☆諮問第1号「科学技術に関する総合戦略について」に対する答申(内閣府本府)

大臣)
 今朝の閣議の前に障害者施策推進本部の第1回会合が行われました。障害者に係る欠格条項の見直し等、色々な法改正を行うということで、一括法を出そうということでございました。
 閣議は、大変案件が多くございまして、特に我が方に関係がありましたのは、昨日の夕方、総合科学技術会議で総理大臣の諮問第1号「科学技術に関する総合戦略について」に対する答申が行われました。それを受けて、笹川大臣から閣議で報告があり、総理大臣から、答申を受けたので文部科学大臣を中心に科学技術基本計画を早急に策定しなさいというご指示があり、私の方から早急に閣議決定をするべく準備をします。具体的には来週の金曜日、30日に科学技術基本計画の決定をしたいと考えているところでございます。
 独立行政法人の長の指名ということで、我が方から国立特殊教育総合研究所以下16の独立行政法人が4月1日から新たにスタートするわけですが、それについての色々な心得がございました。
 橋本大臣の方から公務員制度の改革の大枠について、27日に開催される行政改革推進本部に提出をしたい。6月には基本設計を取りまとめる予定であるというお話がございました。
 国土交通大臣からは13年の地価公示等々がございました。

記者)
 ミールの件ですが、本日いよいよ落下予定ですが、現在の文部科学省の体制などについてお話いただきたいのですが。

大臣)
 8時15分から21分の間にミールの姿勢制御を実施して正常に行われた。9時33分から9時54分の間に第1回のエンジン噴射が予定通り行われるということが今のところ最新情報です。あと2回、都合3回の噴射が行われるということでございまして、万が一に備えて、昨日官房長官から時間と場所を特定して念のためにという発表があったところでございます。3月25日15時50分から16時30分、沖縄県先島諸島の方々についてはご注意くださいということです。もし、噴射がうまくいかない場合は24日の朝6時から6時45分、北海道、島根県、山口県、福岡県、長崎県、佐賀県以外の全域ということで、もう少しだんだん絞っていきますが、これは万が一ということですから、新しいものがあったらその中で発表していきたいと思います。

記者)
 分析センターの方でも体制を。

大臣)
 官邸別館に、内閣情報集約センター、内閣官房、内閣府及び関係省庁等の職員、計二十数名が待機の態勢を執っております。関係省庁は、宇宙開発事業団を含む文部科学省、内閣府、内閣官房、外務省、消防庁、警察庁、海上保安庁、防衛庁、国土交通省、経済産業省という形で体制を執って、今日、午後3時から3時半頃予定をされております南太平洋への廃棄計画の完了が確認されるまでの間ずっとこの体制を執っております。

記者)
 明後日から高校野球が始まりますが、始球式に行かれますが、どんな気持ちで始球式に臨まれるか教えてください。

大臣)
 ストライクを投げようと思っております。高校球児が力一杯戦うわけですから、それにふさわしい雰囲気作りの一助になればと一生懸命投げたいと思っております。

記者)
 当日は1球だけですが、もう少し投げたいというところでしょうか。

大臣)
 そういうわけにもいかないでしょう。ただ、本当に偶然なのですが、第1試合が我が北海道の東海大四高等学校でして、大変感激をしているところでございます。従って第1試合は応援しようかなと思っております。

記者)
 教育改革国民会議が2日に開催されますが、どういう狙いでしょうか。

大臣)
 12月22日にご報告いただき、それを受けて文部科学省で1月25日に教育新生プランを作りました。今、法案、予算という形でほとんど網羅してその実現を図ってきたのですが、その進捗状況をご報告申しあげ、またその後3ヶ月くらい経っているわけですから、委員の皆さん方からもさらにやるべきこと、注意すべきこと等、色々ご示唆があろうかと思いますので、貴重なご意見をいただければありがたいと期待をしております。

記者)
 総理がおっしゃっていたスポーツ等、新たなテーマについては。

大臣)
 今、新たなテーマについて取り組むという話は聞いておりません。

記者)
 今日の閣僚懇では何か。

大臣)
 麻生大臣から総理と同行された、正規の報告はあったのですが、その報告以外に森総理とブッシュ大統領の会談の雰囲気のご披露がございました。お二人は初対面だそうですが、陪席したフォーリー大使がびっくりするほど、麻生大臣の言葉を借りると「体育会系のノリ」のように自然にうまがぴったり合った。ブッシュ大統領は意外と人見知りなさる方だそうですが、フォーリー大使がびっくりするほど息が合った、これがまさに首脳同士の個人的な信頼関係というものであろうということで、日米関係の同盟の再確認をするという意味で、とても成果があったのではないかというエピソードのご披露がありました。
 官房長官から、26日に予算が総括、本会議と成立する予定になっているということで、気を引き締めて予算委員会にあたってもらいたいというお話と併せて、月曜日はノルウェーの国王同妃両殿下の午餐会、晩餐会等の歓迎行事がありますので、皆様方の答弁はできるだけ簡潔にするようにというご指導がありました。みんなあの人のことだなと、自分のことではないと思っておりまして、面白いと思いました。(了)


(大臣官房総務課広報室)

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