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平成13年3月9日大臣会見の概要

平成13年3月9日
9時16分〜9時22分
参議院議員食堂

◎一般案件
☆国際電気通信連合憲章(1992年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(1994年京都)において採択された改正)及び国際電気通信連合条約(1992年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(1994年京都)において採択された改正)の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(外務省)
☆全権委員会議(1994年京都)において改正された国際電気通信連合憲章(1992年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(1998年ミネアポリス)において採択された改正)及び全権委員会議(1994年京都)において改正された国際電気通信連合条約(1992年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(1998年ミネアポリス)において採択された改正)の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
☆2001年の国際コーヒー協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
☆1994年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第38表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する2000年11月27日に作成された確認書の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)

☆平成12年有珠山噴火による北海道伊達市,虻田郡虻田町及び有珠郡壮暼町の区域に係る災害等により被害を受けた中小企業者等に対する災害融資に関する特別措置の貸付利率の改正について(決定)(財務・厚生労働・経済産業省)
☆公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針について(決定)(国土交通・総務・財務省)

☆ガボン国駐箚特命全権大使藤原 定に交付すべき信任状及び前任特命全権大使朝日英樹の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)(外務省)

◎国会提出案件
☆破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告を国会に提出することについて(金融庁・財務省)
☆衆議院議員金田誠一(民主)提出内閣官房報償費の秘匿性に関する質問に対する答弁書について(内閣官房)
☆衆議院議員平野博文(民主)提出生命保険会社(第百生命保険相互会社)業務停止に伴う保険契約に係る支払い業務に関する質問に対する答弁書について(金融庁)
☆衆議院議員川内博史(民主)提出シックハウス症候群に関する質問に対する答弁書について(厚生労働省)
☆参議院議員円より子(民主)提出商品先物取引被害の防止と商品取引所法に関する質問に対する答弁書について(経済産業・農林水産省)

◎法律案
☆地方自治法等の一部を改正する法律案(決定)(総務・文部科学・厚生労働・国土交通・環境省)
☆地方公共団体の特定の事務の郵政官署における取扱いに関する法律案(決定)(総務・法務・財務省)
☆電気通信役務利用放送法案(決定)(総務省)
☆税理士法の一部を改正する法律案(決定)(財務省)
☆温泉法の一部を改正する法律案(決定)(環境省)

◎政令
☆平成12年における特定地域に係る激甚災害の指定及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令(決定)(内閣府本府・総務・財務・文部科学・厚生労働・農林水産・国土交通省)
☆平成11年及び平成12年の地盤の沈下及び陥没による岡山県川上郡備中町の区域に係る災害についての激甚災害の指定並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令(決定)(内閣府本府・総務・財務・文部科学・国土交通省)
☆資金運用部預託金に付する利子の利率を定める政令の一部を改正する政令(決定)(財務省)
☆悪臭防止法施行令の一部を改正する政令(決定)(環境省)

◎人事

大臣)
 今日の閣議ですが、法律、政令に関係するものがありました。
 昨日森総理と金鍾泌韓日議員連盟会長との会談の中で、総理からお話をされたようでありますけれども、大学入試センター試験で「韓国語」を導入します。「韓国語」という表記が関心があったようですが、そうではなくて5ヶ国語目として「韓国語」という外国語科目が導入されたことの意義をご理解いただきたい。従前ですと外国語科目を増やすためには非常に準備期間がかかったそうですが、今回は非常に早い期間で2002年からの導入を決めました。元々は当時の中曽根文部大臣が訪韓の際、教育大臣と話をした時から始まったようですが、森総理からぜひ実現をすべきであるという強いご指示がありまして、相当詰めて導入を決めたということでございます。日韓関係全体は私は大変良いと思っておりますけれども、さらに良くする一つのいい方法ではないだろうかと思っております。

記者)
 一部の報道でも、総理が一両日中にも辞意表明をするというものがありましたが、仮にそうなりますと昨日から始まった教育改革関連法案の審議にも影響が出ると思いますが、お考えがあればお答え願います。

大臣)
 辞意表明があるはずがないと私は思っておりますので、教育改革関連法案をはじめとして、参議院の予算案の審議に何ら影響を与えるものではないと思っております。

記者)
 センター試験の韓国語導入についてですが、韓国語を導入することの意義と今回スピーディーに行った理由をお伺いしたい。

大臣)
 意義についてですが、韓国語を学ぶ学生が高校で増えてきているということが背景の一つにあるわけで、2002年はちょうどワールドカップを記念して「日韓国民交流年」という位置付けでありますから、さまざま文化、スポーツの交流が行われる。その皮切りに入試センター試験で韓国語で受けることが可能になるのは大変意義あることだろうと思っております。なぜこんなにスピーディーに決まったかと言えば、間違いなく森総理が「ぜひこれは実現をすべきである」という強いリーダーシップを発揮されまして、それに向けて文部科学省あるいは大学入試センターの事務当局も大変精力的にこの問題の実現に向けて取り組んだ結果であるとご理解をいただきたいと思います。

記者)
 総理の強いリーダーシップということですが、いつ頃から総理は強い意欲を示しておられたのでしょうか。

大臣)
 昨年の9月、金大中韓国大統領訪日の際、そこではっきりとした意思が出ました。(了)


(大臣官房総務課広報室)

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