第1 目標
心と体を一体としてとらえ,運動や健康・安全についての理解と運動の合理的な実践を通して,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を育てるとともに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り,明るく豊かな生活を営む態度を育てる。
第2 各分野の目標及び内容
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
- 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
- (1) 授業時数の配当については,次のとおり取り扱うこと。
- ア 保健分野の授業時数は,3学年間で,48単位時間程度を配当すること。
- イ 体育分野の授業時数は,各学年にわたって適切に配当すること。その際,体育分野の内容の「A体つくり運動」については,各学年で7単位時間以上を,「H体育理論」については,各学年で3単位時間以上を配当すること。
- ウ 体育分野の内容の「B器械運動」から「Gダンス」までの領域の授業時数は,その内容の習熟を図ることができるよう考慮して配当すること。
- エ 保健分野の授業時数は,3学年間を通して適切に配当し,各学年において効果的な学習が行われるよう適切な時期にある程度まとまった時間を配当すること。
- (2) 第1章総則第1の3に示す学校における体育・健康に関する指導の趣旨を生かし,特別活動,運動部の活動などとの関連を図り,日常生活における体育・健康に関する活動が適切かつ継続的に実践できるよう留意すること。なお,体力の測定については,計画的に実施し,運動の指導及び体力の向上に活用するようにすること。
- (3) 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき,道徳の時間などとの関連を考慮しながら,第3章道徳の第2に示す内容について,保健体育科の特質に応じて適切な指導をすること。