地域とともにある学校づくり推進協議会(横浜会場)資料
東京都杉並区立和田中学校 校長 代田 昭久
1) 子どもたちを取り巻く環境の変化
2) 保護者の変容が学校から力を奪う
3) 学校の教員の多忙と多忙感の増大
⇒失われつつある子どもたちの多様なコミュニケーションを、どうやって取り戻し、集積させていくのか。学校、保護者、地域の役割を見直し、学校と地域との関係性を新しく構築する必要がある。
1) 学校と地域との微妙な関係
⇒教員を巻き込んでしまう活動、ガバナンス(統治)として機能する組織。
2) 使命や目的の曖昧な理解
⇒我々の事業は何であるか、という共通理解、方向づけをする場があるのか。
1) 地域本部の自立
⇒「夜スペ」「土曜日寺子屋」などの自立した事業の確立
⇒会計、規約、採用制度等の明文化と運用
⇒学校、保護者との連携の仕組み
2) 教育ビジョンの共有と成果の共有
⇒答えのない課題を考える「よのなか科」の浸透
⇒非認知スキルの把握、向上し続ける学力
1) 休日の教育活動の担い手としての地域組織
⇒部活動も含めての“学び”を地域で運営する体制
2) 震災で見えてきた、日本の教育の強みと弱み
⇒震災後、日本人の規範意識や奉仕の精神は、海外のメディアからも称賛された。しかし今後は、一部のリーダーが社会を引っ張る構造から、より多くの人たちが社会全体について考え、社会を支える構造へと転換していくべきであろう。そのためにも地域を核にした教育改革の必要性を感じている。
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-- 登録:平成24年02月 --