学校名:三重県津市立南が丘小学校
実践研究の内容 | 成果(○)と課題(●) | |
学校と地域との連携 |
○「南が丘地域教育委員会」 ・教育方針や教育内容等に地域住民や保護者の意見反映、学校運営への参画 ・学校との協働、学校に対する外部評価の実施 ・地域の教育力の向上と地域連携の活性化 ・教育計画、予算使途の協議などの学校経営への参画 ・コミュニティファンドの研究と推進 ○学校説明会、学校公開デーの実施等、より積極的な情報発信のあり方の研究 ○外部人材を活用した学力向上の推進 ○学校自己評価(課題別評価と学級・教科経営案)の研究・実践 ○幼稚園・保育園、中学校との連携 |
○保護者や地域住民のアンケート調査を実施。保護者・地域住民のニーズを反映させるための『南が丘小学校への提言』を提出した ○地域間連携や学校と地域の連携・協働が充実した ○コミュニティファンド事業が推進された ○年2回の学校説明会を開催して学校の教育計画やその実践状況等の説明してきた ○年7回の学校公開、学校だより「こどものくに」の発行、HPの充実など、積極的に情報発信してきた ○学校自己評価の実施により、学校教育が向上し、説明責任を果たすことができた。 ○幼保との連携では、園児の小学校生活へのスムーズな適応につながり、一年生児童にとっても新入生を暖かく迎える心情を育てることができた。 ○中学校との連携では、卒業生の中学校へのスムーズな適応につながるとともに、児童生徒の交流が深まった。また、9年間を見通した連続性のある教育のあり方について研究を深めることができた。 ●ホームページ等を積極的に活用した多彩な情報公開の必要性がある ●研究成果の市内各学校への周知の必要性がある |
学校の裁量権の拡大に関する取り組み |
○選択教科の実施 ○高学年における教科担任制 ・市単独の非常勤講師の活用や学級担任相互の授業交換などによる国・算・理・社な全ての教科における教科担任制の実施 ・6年算数科の教科担任の授業に学級担任がサブとして入り、T・T指導や少人数指導の実施。 ○全学年における英語科の導入 ○校長公募の実施(平成14年度並びに平成16年度に実施) ・任命権を持たない市教育委員会が校長任用候補者の選抜 ・選抜委員会に保護者・地域の代表者の参画 ○応募による希望人事制度の継続実施 ○学校評議員に地域組織を活用 ○学校自己評価の実施 ○小中一貫教育特区の申請と認定 |
○地域の人材活用により、学校と地域との連携や地域住民の学校理解を深め、教育活動への参画が促進した ○児童の教科への興味関心が一層向上した ○教師の専門性による基礎・基本の学力が定着し、中学校へのスムーズな適応が図られた ○授業のための教材研究の周到な実施により児童の学習活動が活発化した ○児童の英語に対する興味関心が向上し、英語によるコミュニケーションを楽しむことができた ○校長公募への保護者・地域住民の参画により、学校運営への参画意識の高揚 ○希望人事制度により、校長の学校運営計画の明確化 ○学校評議員の地域組織の活用により、地域住民の学校運営への参画意識の高揚 ○特区の認定による小中学校で一貫性のある教育活動実現に向けた柔軟なカリキュラムの編成が可能となった。 ●選択教科における多様な学習活動を展開するための人材確保と児童一人一人の個性とニーズをいっそう学習内容へ反映させる ●教科担任制実施のための学級間の時間割調整が難しい ●英語科におけるカリキュラム、中学校との連携の必要がある |
その他の取組み | ○「教育改革フォーラムin津」の開催 | ○本研究内容についての周知と成果の拡大 |
-- 登録:平成23年11月 --