各大学のプロジェクト別取組概要及び事後評価結果(近畿大学)

学校名

近畿大学

プロジェクト名

東大阪モノづくり技術者育成プロジェクト

取組代表者

岩崎日出男(H21.3.31まで 宗像 惠)

取組担当者

沖 幸男

【事業概要】

 学生-教員-企業技術者が三位一体となった産学連携(教育の産学連携)によって、モノづくり技術を修得し、革新的新技術を開発することのできる、実社会と乖離しない技術者を育成するプログラムを構築した。近畿大学独自の人的資源であるシニアサイエンティスト・シニアエンジニアおよび東大阪モノづくり専攻の大学院生も参画し、多様な価値観をもった複数の人間が人材育成に関与することにより学生の俯瞰的能力を養うことができる。
          東大阪モノづくり技術者育成プロジェクト 

【育成する人材像(想定される就職先等)】
 革新的新技術を開発することが出来る、実社会と乖離しない技術者「研究、開発現場で、新しい試みを提案し、関係者にその意義を説き、理解と協力を得ながら、意欲的に研究開発を推進できるマネジメント力と、最新の機器だけに頼らず、手に入る身近な材料を自ら加工して必要なものを組み上げるモノづくり力とを併せ持つ技術者」
(製造業を中心とするオンリーワン技術を持った企業)

【ものづくり技術者育成推進委員会における評価】

(総合評価)
目的はほぼ達成された

[実施(達成)状況に関するコメント]
 大学院東大阪モノづくり専攻における地域産業界との連携の実績をもとに、更に充実した体制を整備し、理工学部全体の教育に波及させた取組である。
 連携企業の技術者や東大阪モノづくり専攻の大学院生が、PBL、演習・実験等の実践的な授業科目等に参画する実践的な授業が理工学部全学生を対象に実施され、また、その成果として、学生が本プロジェクトの授業内容からモノづくりに興味を持ち、モノづくり技術者になりたいと考える意識の変化が調査されている。
 なお、取組の評価や評価結果を改善につなげる仕組みについて充実されることや多くの学生が関わることから連携企業をさらに確保していくことが望まれる。
 以上のことから、目的はほぼ達成されたと認められた。

お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成24年06月 --