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米国衛星「UARS」の落下に関する情報について

UARS再突入の概要 UARS最終情報:NASAのUARS地球大気圏に再突入(仮訳)

UARS最終情報:NASAのUARS地球大気圏に再突入(仮訳)

NASAの運用を終了した上層大気調査衛星(UARS)は、米国東部夏時間の9月23日金曜日午前12時(世界標準時の4時、訳注:日本時間の9月24日土曜日午後1時)、米国東海岸では、9月24日土曜日に落下した。カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地の統合宇宙運用センターは、衛星が太平洋上南緯14.1度、東経189.8度(西経170.2度)に再突入したことを確認した。この位置は、南半球の広大な海洋地域であり、主要陸地から遠く離れたところにある。残骸の落下範囲は、再突入位置の下または北東300マイルから800マイル(訳注:480kmから1300km)に広がっている。NASAは、この地域での残骸の目撃情報を確認していない。

これは、UARS再突入の公式情報である。ここに公開されているすべての情報は、政府または法的執行機関が検証したものである。これは、NASAによるUARS再突入の最終状況報告である。

UARSの落下予想地点地図

この地図は、世界標準時の3時30分 (訳注:日本時間の9月24日土曜日午後12時30分)インド洋アフリカ沖から始まり、世界標準時の4時(訳注:日本時間の9月24日土曜日午後1時)太平洋上空で再突入して終わるUARSの地上軌跡である。

科学的成果を挙げた期間が終了してから6年後、再突入に伴いUARSは分解し、そのほとんどが大気圏で燃え尽きた。データから、衛星が分解した後、米国海岸から遠く離れた太平洋に落下したことが示唆される。26個の衛星の構成品(合計約1200ポンド(訳注:約544kg))は、再突入の際に燃え尽きることなく、地表に到達した可能性がある。

スペースデブリのNASAチーフサイエンティストであるニック・ジョンソン氏が再突入について論じる。(訳注: http://www.nasa.gov/mission_pages/uars/index.html を参照)

24時間、地球軌道上を飛行する全ての人工物の検出、識別、追跡を行っている、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地の(宇宙)統合機能構成部隊(JFCC-Space)の運用センターが、UARSの最終軌道における動きを追跡し、再突入の確認結果を提供した。

ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センターのスペースデブリのNASAチーフサイエンティストであるニック・ジョンソン氏は「我々は、先週だけでなく、UARSが軌道上にあったこの20年間にわたり、監視を行った宇宙統合運用センター(JSpOC)に感謝したい。」と伝えた。「今回の再突入予測は、人工衛星の軌道降下に伴う自然力の影響のため、容易ではなかった。世界の宇宙先進国も、この衛星の最後の2時間の降下を予測しており、これらの結果はJSpOCが予測した範囲内にある。」

UARSは1991年9月12日にスペースシャトルミッションSTS-48で打ち上げられ、1991年9月15日に放出された。この人工衛星は、光化学をより良く理解するため、大気中のさまざまな化学物質の観測装置を複数搭載した初めての衛星だった。UARSのデータは大気圏の重要な化学物質の多数の長期間記録の始まりとなった。さらに、太陽から紫外及び可視波長で到達する光量の重要なデータを提供した。UARSは2005年に科学観測を終えた。

追加情報:

NASA ニュースリリース(2011年9月24日)

再突入及びリスク評価

良く聞かれる質問:スペースデブリ

UARSの残骸と思われるものを見つけても、触らずに、地元の警察に支援を連絡してください。

※  訳注: 追加情報については、それぞれ文部科学省のホームページ(http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/satellite/index.htm)及びフェイスブック(http://www.facebook.com/mextjapan)をご覧下さい。

※  上記は、この時点で最新の情報を掲載したものである。

※  出典 http://www.nasa.gov/mission_pages/uars/index.html

 

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年09月 --