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TOPその情報、広めて大丈夫?〜SNS拡散編〜

実践授業例
情報の拡散に関して考える(動画教材㉖)

その情報、広めて大丈夫?〜SNS拡散編〜

  • 授業中
  • 15分~30分
カテゴリー 家庭に持ち帰る/長期休暇
校種・学年 中学校
活動概要

1.動画の視聴

  • 今日の授業のねらいを紹介する
  • 「どうしよう…」と困惑している場面までの動画を視聴する
  • 主人公はどのようにして情報を確かめればよかったのかについてグループで話し合う

2.解説動画の視聴・グループワーク

  • 解説動画を視聴し、動画のまとめを確認する
  • ワークシートを配布し、情報がどの程度信頼できるか判断する課題に取り組む
  • そう考えた理由も含めてグループで話し合い、全体に共有する

3.まとめ

  • 世の中には誤情報、ニセ情報、悪意ある情報などの様々な情報があることを理解し、これらの情報を「鵜呑みにしない」、「活用しない」、「拡散しない」ことが重要であることを伝える
  • 人間は信じたいと思う情報を信じたり、合理的ではない行動、偏った判断をしてしまったりするが、これらが認知バイアスであるということを認識する
経緯・効果 等

【背景】

  • SNS上には誤情報、ニセ情報、悪意ある情報などの様々な情報があり、家庭でSNSを活用することが多い生徒にとって、ファクトチェックの重要性を認識する必要があったため

【ねらい】

  • 嘘や間違った情報を見分けることができるようになる

【ポイント】

  • 家庭でSNSを活用するにあたり、世の中には誤情報、ニセ情報、悪意ある情報などの様々な情報があることを理解する
  • 家庭でSNSを活用するにあたり、誤情報、ニセ情報、悪意ある情報などを鵜呑みにしない、活用しない、拡散しないように気を付ける
準備するもの

動画教材㉖「その情報、広めて大丈夫? SNS拡散編」

ワークシート

筆記用具

動画を視聴する

動画を視聴する

動画を視聴して、主人公はどうすればよかったのかについて考え、グループで共有する。


ワークシートに
自分の考えを記入する

ワークシートに自分の考えを記入する

子どもたちは、ワークシートの内容について、嘘や間違いの可能性があるかどうかを判断し、グループで議論する。


グループワークの内容を
クラスで共有する

グループワークの内容をクラスで共有する

子どもたちは自分たちの判断をクラス全体で共有し、全体でポイントを確認する。

有識者からのコメント

中学生になると、自分のスマホでSNSを利用する機会が多くなります。SNSで情報を見るだけでなく、情報を発信する機会も増えてくるので、誤った情報を自分が拡散してしまう可能性があることに注意が必要です。「信頼できる情報をどのように判断すればよいか」を考えさせるのはもちろんのこと、誤った情報の拡散の背景には、たとえば「自分の信じたい情報を信じてしまう」などの偏った非合理な判断があることにも気づかせることがポイントになります。 静岡大学 准教授
塩田 真吾

動画教材 ワークシート

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