通信制高校とは?
全日制・定時制高校との違い
通信制高校は、教室での授業を中心とする全日制高校や定時制高校とは違い、レポートを提出(添削指導)したり、スクーリング(面接指導)に参加したり、テレビやインターネットで動画を見たりして学習します。また、試験も受ける必要があります。
最近では、学習時間や方法を自分で選択して、自分のペースで学ぶことができる通信教育ならではの特長を生かして、働いている人だけでなく、多様な生徒が通信制高校で学習しています。
通信教育の方法
通信制高校では、
次の4つの方法で学習していきます。
-
01
レポート(添削指導)
決められた回数のレポートに取り組んで学習します。レポートを先生に提出すると、先生から、分からないところやよくできているところについて、アドバイスやコメントをもらうことができます。
-
02
スクーリング(面接指導)
先生や他の生徒と一緒に対面で学習します。オンラインではなく、先生に直接レポートで分からないところを質問したり、他の生徒と一緒に実験や実習をしたりして、学習することができます。普段、レポートでの自学自習をメインに学習している生徒にとっては、先生や他の生徒と関わることができる貴重な機会となります。
-
03
試験
レポートやスクーリングで学習したことについて試験を受けます。普段の学習がどのくらい身についているか確認することができます。
-
04
多様なメディアを利用した指導
テレビやインターネット等の多様なメディアで動画等を視聴して、報告課題を提出し学習します。多様なメディアを利用して学習し、学校で決められた報告課題を提出すると、スクーリングの時間数のうち10分の6以内の時間数が免除されます。また、生徒の実態等を考慮して特に必要がある場合は、複数のメディアを利用して、合わせて10分の8以内の時間数を免除することもできます。
添削指導の回数や面接指導の時間数
各教科・科目の添削指導の回数、面接指導の単位時間数の標準は、学習指導要領で下の表のとおり定められています。学校によって定めている回数が異なることもあります。
1単位当たりの添削指導の回数
及び面接指導の単位時間数
| 各教科・科目など | 添削指導(回) | 面接指導(単位時間) |
|---|---|---|
| 国語、地理歴史、公民及び数学に属する科目 | 3 | 1 |
| 理科に属する科目 | 3 | 4 |
| 保健体育に属する科目のうち「体育」 | 1 | 5 |
| 保健体育に属する科目のうち「保健」 | 3 | 1 |
| 芸術及び外国語に属する科目 | 3 | 4 |
|
家庭及び情報に属する科目ならびに 専門教科・科目 |
各教科・科目の 必要に応じて2〜3 |
各教科・科目の 必要に応じて2〜8 |
- (※)学校設定教科に関する科目のうち専門教科・科目以外のもの、理数に属する科目及び総合的な探求の時間の添削指導の回数及び面接指導の単位時間数は、1単位につき、それぞれ1回以上及び1単位時間以上確保した上で、各学校で設定。
- (※)特別活動は、ホームルーム活動を含めて、卒業までに30単位時間以上指導。
- (※)卒業に必要な単位数は、74単位以上。
サテライト施設について
通信制高校には、本校の他に、面接指導や添削指導のサポート等を実施するための
サテライト施設(通信教育連携協力施設)を持つ学校も多くあります。
サテライト施設は、面接指導等実施施設と学習等支援施設に区分されます。
-
01面接指導等実施施設
面接指導又は試験等の実施について連携協力を行うことができます。
-
02学習等支援施設
(サポート施設)生徒の進路選択及び心身の健康等に係る相談、添削指導に附帯する事務の実施その他の学習活動等の支援について連携協力を行うことができます。
広域通信制高校について
通信制高校のうち、3以上の都道府県で生徒募集を行い、通信教育を実施する学校を広域通信制高校と言います。生徒募集を行う区域のことを、通信教育を行う区域といいます。