地域スポーツクラブ活動ワーキンググループ(第4回)議事要旨

1.日時

11月上旬~中旬(持ち回り審議)

2.議題

  1. 中間とりまとめ(素案)について

3. 議事要旨

(1)中間とりまとめ(素案)について、委員からの以下の意見等があった。

【改革の理念、地域クラブ活動の在り方等】
・本来的には、スポーツをすることそのものが目的であり、スポーツを楽しむことで様々な効果が得られ、社会への貢献が発揮されるという考えのもと、スポーツについての注釈を追記すべき。
・今回の改革に取り組むことが、スポーツ・文化芸術それぞれの領域の発展につながることを明記すべき。
・活動の過熱化や長時間練習等に陥ることのないよう、「学業や家族・友人との時間、心身の回復のための時間等を十分に確保し、バランスの取れた生活を送れるよう、適切な活動内容にしていくことが重要である」旨を追記すべき。
・「専門的な指導者」を「適切な資質・能力を備えた指導者(人材)」等と修正すべき。
・「これまで学校部活動に参加していなかった、運動が苦手な子供や学校に馴染めない子供、支援・配慮が必要な子供を含めて、広く地域で活動ができるよう留意する」旨も記載すべき。
・改革を進めるに当たっての基本的な考え方の中で、教員の負担軽減を図ること等についても考慮することを強調すべき。
 
【今後の改革の方向性(改革の進め方、次期改革期間の設定等)】
・既に平日の地域展開の取組を実施している自治体もあるため、平日の取組方針について前向きな記載内容にすべき。
・令和年度までに時間をかけて取り組めば良いという誤解を防ぐ必要。
・休日については、次期改革期間の早い時期において地域展開を達成することを目指すべき。
・現場からは、いまだに情報がなく状況がよくわからないという声が多く、改革の着実な実行のためには、関係者間の情報共有が一層重要になるので、その旨記載すべき。
・費用負担の在り方等の部分に、「民間企業との連携等」を追記すべき。
 
【学習指導要領における取扱い】
・地域クラブと学校との連携を促進する上で、地域クラブ代表者にコミュニティスクール事業に参画いただくなど、適切な枠組みの設置(仕組み化)ができればよい。
・(先行して見直しを行うこととなっている)学習指導要領解説についても記載すべき。
 
【各論(個別課題への対応等)】
・指導者の適切な管理による事故等の防止や、指導者の保険加入についても記載が必要。
・暴力・暴言等の不適切行為の防止についても追記すべき。
・地域展開が進んで、教師に大会運営を依頼できなくなったときの「競技大会運営の在り方」についても言及が必要。
・中体連大会の種目別出場要件において、地域クラブに対して課されている指導者の資格保有の要件を改善すべき。
 
(2)中間とりまとめ(素案)について、上記の委員意見を踏まえた修正を行った。
 その後、地域文化芸術活動ワーキンググループ(第4回:持ち回り審議)における委員意見を踏まえた修正も反映し、両ワーキンググループの連名で、中間とりまとめ(案)をとりまとめた。
 

  中間とりまとめ(案)【PDF:9MB PDF

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。
Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。