令和2年9月14日(月曜日)11時10分~11時30分
文部科学省3F2特別会議室
大東 独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長
岩渕 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会専務理事(委員代理)
萩生田 文部科学大臣
鈴木 スポーツ庁長官
嶋津 元公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長
(1)挨拶
萩生田文部科学大臣及び鈴木スポーツ庁長官から、本日の会議の趣旨や会議への期待などについて発言があった。
(2)ラグビー競技が実施できるスポーツ施設の整備について
藤江スポーツ庁次長より、ラグビー場整備の補助制度、日本ラグビーフットボール協会によるレガシー事業及び日本スポーツ振興センターによる支援の説明があった。
(3)今後の日本ラグビーの方向性について
岩渕日本ラグビーフットボール協会専務理事から、これまでの協会の取組及び今後の目標などについて説明があった。
(4)自治体ワンチームについて
嶋津氏から「ラグビーとの地域協創を推進する自治体連携協議会」(自治体ワンチーム)の設立について説明があった。
(5)秩父宮ラグビー場の移転整備計画について
大東日本スポーツ振興センター理事長から、秩父宮ラグビー場の移転整備計画について説明があった。
(6)自由討議
続いて、自由討議が行われ、日本ラグビーフットボール協会から以下の発言及び要望があった。
○東京都の地区計画、指針等で示されているスポーツクラスターの形成に理解をし、連鎖的な建て替え計画に対して協力させていただく考えである。また、皇室の名前を戴いている経緯を皆さまにご理解いただく中で、ラグビーが優先利用となるラグビー専用スタジアムの建設に向けて協議の場を頂き、早い段階から運営に関わらせて頂きたいことは以前よりお願いしているとおり。
○新たなスタジアムは、ワールドラグビー基準の試合環境が用意できる、全天候型であり、しかるべき諸室、設備が整備されること、並びにチームや観客に対してのスムーズな導線が確保された秩父宮ラグビー場としてほしい。
○ラグビーワールドカップのレガシーとして、ラグビーミュージアムを整備してほしい。
最後に、萩生田文部科学大臣から、今後、日本スポーツ振興センターにおいては日本ラグビーフットボール協会からの要望を踏まえながら整備を進め、スポーツ庁がそれをサポートし、それぞれがしっかりと取り組んでいくよう指示があった。
今後は、実務的な検討を進めるため幹事会を置いて議論を進め、適時、関係者会議に報告することとなった。
スポーツ庁政策課