スポーツ政策の推進に関する円卓会議(第5回) 議事要旨

1.日時

令和4年10月17日(月曜日)14時00分~16時00分

2.場所

 文部科学省東館16階 16F3 会議室

3.議題

 (1)スポーツ庁長官挨拶
 (2)「スポーツ政策の推進に関する円卓会議」への不祥事事案の報告について
 (3)運動部活動の地域移行と地域スポーツ環境の整備について
 (4)障害者スポーツ振興方策に関する検討チーム報告書(高橋プラン)について
 (5)「2021Code/教育に関する国際基準の履行に向けた戦略計画」への協力依頼
 (6)その他

4.出席者

  スポーツ庁 長官 室伏 広治
  独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC) 理事長 芦立 訓
  公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO) 会長 伊藤 雅俊 
  公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC) 会長 山下 泰裕
  公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA) 会長 森 和之

 5.議事要旨

  本会合の議事要旨は以下のとおり。

議題(1)スポーツ庁長官挨拶
・室伏スポーツ庁長官から、本日の会議の趣旨等について以下のとおり発言があった。
・日本バドミントン協会の不祥事事案について、協会には、公共性を有する組織としての強い自覚を持ち、選手の活動環境に悪影響が及ばないよう、説明責任を尽くした真摯な対応をして頂きたい。
・東京大会組織委員会元理事の汚職事案については、仮に不正が行われていたとすれば、決して許されるものではない。スポーツ界に対する信頼を回復するためには、再発防止に向けて、スポーツ界全体が一致団結して取組を進めていくことが重要。
・休日の運動部活動の地域移行や障害者スポーツの振興等に関して、構成員とワンチームとなって取組を進めていけるよう、この場を借りて改めて報告書の内容等を説明させて頂き、意見交換を進めていきたい。
 

議題(2)「スポーツ政策の推進に関する円卓会議」への不祥事事案の報告について
・JOCから、円卓会議に報告する不祥事事案の経緯等について説明があった。
・スポーツ庁から「円卓会議に報告する不祥事の基準」(令和3年6月30日付)に基づき、公益財団法人日本バドミントン協会の不祥事事案について報告があった。
・関連して、構成員より、円卓会議への報告に伴う競技力向上事業助成金の20%減額措置につき、今後、不祥事の内容や発生後の対応等により減額の割合に幅をもたせることも考えてもよいのではないかとの問題提起があった。
 

議題(3)運動部活動の地域移行と地域スポーツ環境の整備について
・スポーツ庁から、休日の運動部活動の地域移行と地域スポーツ環境の一体的な整備について説明及び協力依頼があった。


議題(4)障害者スポーツ振興方策に関する検討チーム報告書(高橋プラン)について
・スポーツ庁から、障害者スポーツ振興方策に関する検討チーム報告書を受けた競技団体間の連携の推進に係る取組等について説明があった。


議題(5)「2021Code/教育に関する国際基準の履行に向けた戦略計画」への協力依頼
・スポーツ庁から、「2021Code/教育に関する国際基準の履行に向けた戦略計画」について、説明及び協力依頼があった。


議題(6)その他
・スポーツ庁から、「今後の大規模な国際又は国内競技大会の円滑な開催に向けて(案)」に基づき説明があり、協議の結果、声明文が了承された。
・関連して、JOCより、今後の対応の進め方について提案があった。
・スポーツ庁から、デフリンピック2025夏季大会について、協力依頼があった。
・室伏スポーツ庁長官から、競技力向上事業助成金で行う強化活動の適正性確保に向けて、関係団体に取り組んでいただきたい旨の発言があった。

(以上)

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スポーツ庁競技スポーツ課