スポーツ政策の推進に関する円卓会議(第3回) 議事要旨

1.日時

令和3年6月30日(水曜日)14時00分~15時00分

2.場所

 テレビ会議システムにより実施

3.議題

 (1)スポーツ庁長官挨拶
 (2)令和2年度スポーツ団体ガバナンスコードに基づく適合性審査結果等について
 (3)スポーツ団体のモニタリング実績及びスポーツガバナンスウェブサイト等について
 (4)令和3年度適合性審査の実施スケジュール等について
 (5)その他

4.出席者

  スポーツ庁 室伏広治 長官
  独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)芦立訓 理事長
  公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)伊藤雅俊 会長
  公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)山下泰裕 会長
  公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)鳥原光憲 会長

5.議事要旨

  本会合の議事要旨は以下のとおり。

議題(1)スポーツ庁長官挨拶
・室伏スポーツ庁長官から、新型コロナウイルス感染症影響下での連携・協力の重要性、本日の会議の趣旨等について発言があった。

議題(2)令和2年度スポーツ団体ガバナンスコードに基づく適合性審査結果等について
・JSPOから、令和2年度スポーツ団体ガバナンスコードに基づく適合性審査結果及び自己説明・公表の状況について、資料に基づき説明があった。
・JPSA鳥原会長から、適合性審査において、対象27団体が適合となり、特定非営利活動法人日本障害者セーリング協会が不適合となったこと、特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟及び特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会において適切な自己説明・公表がなされなかったこと等について、説明があった。
・JSCから、適合性審査における不適合団体及び自己説明・公表のなかった団体に対する競技力向上事業助成金の令和3年度配分への反映について、説明があった。

議題(3)スポーツ団体のモニタリング実績及びスポーツガバナンスウェブサイト等について
・JSCから、スポーツ団体のモニタリング実績及びスポーツガバナンスウェブサイト等について、資料に基づき説明があった。モニタリングを実施した団体は、ガバナンス・コンプライアンスの強化に積極的な団体として、今回から団体名を公表する、と説明があった。
・また、スポーツ団体のガバナンス・コンプライアンス向上のために、今後はモニタリング結果を統括団体へも共有し、連携して課題解決に臨みたい旨の発言があった。

議題(4)令和3年度適合性審査の実施スケジュール等について
・JSPOから、令和3年度適合性審査の実施スケジュール等について、資料に基づき説明があった。
・室伏スポーツ庁長官から、公益財団法人日本レスリング協会について、不適切経理問題をはじめ団体のガバナンスが問われる事態が相次いでいることから、統括団体において、協会のガバナンス状況をしっかりと確認の上、適切な指導・助言をお願いしたい旨の発言があった。

議題(5)その他
・JOC山下会長から、JOCではガバナンスコードの原則2に基づき、外部理事の割合25%、女性理事の割合40%を達成するとともに、理事が10年を超えて在任することがないよう新陳代謝を図ったこと、また課題として、役員選考における性別の区分けの考え方についても今後検討する必要がある旨等の発言があった。
・室伏スポーツ庁長官から、ガバナンスコード策定以来、初めてとなる適合性審査結果の報告等を受けて、制度の着実な運用状況への安堵、不適合となった団体や要改善事項が付された団体への統括団体による指導、助言、支援の重要性、団体のガバナンス強化に向けた関係者の取組に対する謝辞等について発言があった。

(以上)

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スポーツ庁参事官(民間スポーツ担当)付

(スポーツ庁参事官(民間スポーツ担当)付)