令和8年7月
令和8年7月9日(木曜日)に行われた、河合長官の記者懇談会冒頭発言の映像です。

令和8年7月9日河合スポーツ庁長官記者懇談会 冒頭発言(※「YouTube」スポーツ庁動画チャンネルへリンク) ![]()
スポーツ庁長官)
お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。前回開催の4月以降の情報を皆様にお伝えさせていただきたいと思っておりますので、貴重な時間かと存じますが、どうぞお付き合いいただければと思います。よろしくお願いいたします。
スポーツ庁政策課)
まずはじめに、アジア・アジアパラ競技大会につきまして。アジア・アジアパラ競技大会の開幕まで残り約2か月となり、現在、チケットの一般販売も行われているところです。スポーツ庁では、アジア・アジアパラ競技大会の全国的な認知度向上を図るため、全国各地でイベントを実施し、多くの方々に大会の魅力や意義をお伝えしています。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
アジア大会、アジアパラ大会の開幕まで迫ってきており、関係するさまざまなイベント等が行われているところであります。私も、可能な限りそういった場に赴きまして、皆さんにアジア大会、アジアパラ大会が自国開催であることの魅力等、様々なものをお伝えできるように努めているところであります。さらに、聖火ランナーも務めさせていただく予定になっており、このような機会を通じながら、しっかりと発信していければと考えております。併せて、アジアパラ大会の魅力を知っていただくこと、さらに、観戦していただくことを目的とした「アジアパラ大会観戦プログラム」を今募集をしています。子供たちを中心に、ぜひともご応募をいただきまして、アジアパラ大会を直接会場で観戦いただき、また解説等もお聞きいただいた上で、さらに理解を深めていただければと、考えています。
スポーツ庁政策課)
続いては、「運動・スポーツを活用した成長戦略人材の『健康インフラ』の構築による『健康・活躍社会』の実現パッケージ」につきまして。昨日、7月8日(水)、東京ビッグサイトで開催された「SPORTEC 2026」に出席し、「スポーツ参加者の増加に向けた政策と実行」をテーマに基調講演を行いました。それに先立って、松本大臣から「運動・スポーツを通じた『健康インフラ』の構築による『健康・活躍社会』の実現パッケージ」が公表されました。スポーツ実施率の向上やスポーツの裾野拡大に取り組み、国民一人一人が健康で活躍することができる社会の実現に取り組むための政策パッケージになっています。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
昨日、SPORTECの会場におきまして、松本文部科学大臣より、このような『健康・活躍社会』実現に向けた政策パッケージを公表いただいたところでございます。私自身もその後、説明をさせていただきましたが、働く世代の皆さんが、スポーツや運動を通じて健康で豊かなウェルビーイングな状況を築いていけるように、スポーツ実施率の向上など含めて、一体的、総合的に進めていきたいと考えております。
スポーツ庁政策課)
続いて「シュープロ」につきまして。スポーツ庁では本年9月から運動・スポーツの習慣化に向け、人々の意識行動の変容を促していくソーシャルアクション「シュープロ」を展開していくこととなりました。「シュープロ」という言葉は、「シューズ」と「プロジェクト」から着想を得た新たな造語です。靴を起点として、毎日の活動をよりアクティブなものにしていく取組を、労働者、事業者、地方公共団体、関係業界などのステークホルダーが一体的に進めていく「プロジェクト」を意味しています。ビジネスシーンを含め、スニーカー等の「動きやすい靴」の利用を促進することで、「動く」ことに対する内発的動機付けを刺激し、自然と動きたくなる気持ちを高め、よりアクティブな日常行動や運動・スポーツ実施へと誘っていき、国民全体の健康増進、ウェルビーイング向上に結びつけていくことを目的としています。「シュープロ」の詳細については、8月27日(木)にスポーツ庁において実施するプレスイベントにて発表する予定としています。また、7月中をめどに賛同いただける企業、団体等の募集を開始する予定です。詳細は決まり次第、改めてウェブサイト等でご案内いたします。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
「シュープロ」を始めるにあたり、皆さんの足元から、少し変化を促しながら、より快適でよりアクティブな日常生活を送っていただける環境づくりを目指したムーブメントにしていきたいと考えています。先ほどのとおり、8月27日に、皆様により詳細な内容や方向性等もご共有できるような機会を考えておりますので、お誘い合わせの上、ぜひとも取材いただき、国民の皆さんにも伝えていけるようなムーブメントに、ご一緒に育てていただければと思っております。よろしくお願いいたします。
スポーツ庁政策課)
続いては、熱中症対策、夏山登山・水泳等の事故防止につきまして。スポーツ庁では毎年夏を迎えるにあたり、熱中症対策や夏山登山、水泳等の事故防止のため、地方公共団体やスポーツ団体等に対して注意喚起を行っています。熱中症については、これから夏本番を迎えるにあたり、特に注意が必要です。暑さ指数に基づく活動実施の判断や健康状態の確認、適時・適切な水分・塩分の補給、身体冷却など適切な対策を講じることが重要です。また、登山の事故防止のため、例年6月下旬に、「夏山登山の事故防止」の通知を発出し、注意喚起を行っていますが、昨今、クマとの遭遇による事故も発生していることを踏まえ、今年度は新たにクマとの遭遇による事故防止のための記載を追記し、注意喚起を行っています。水泳等の事故防止については、プールの安全標準指針を参考とした地域の実情に即した適切な措置の徹底などを求めています。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
熱中症対策、夏山登山・水泳等について、通知を発出する等、注意喚起等をしてきておりますが、それ以外にも、スポーツ庁はスポーツの安全対策のガイドライン等もお示しさせていただいております。このようなものもしっかりと、ご理解いただき、ご活用いただけるように国民の皆様にも呼びかけをしていければと思っておりますが、安全にスポーツを楽しめる環境となるよう、ガイドラインやチェックリストなどもご活用いただければと思っております。引き続き、このようなガイドラインやチェックリスト等の周知徹底を皆様と共に行っていきたいと考えております。
スポーツ庁政策課)
続きまして、「スポーツ文化ツーリズムアワード2026」及び「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰2026の公募につきまして。「スポーツ文化ツーリズムアワード2026」「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰2026の公募を開始しております。スポーツ庁、文化庁及び観光庁による「スポーツ文化ツーリズムアワード」については、各地域のスポーツと文化芸術資源を観光に結びつけて、新たに生まれる地域ブランドや日本ブランドを確立、発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図り、地域経済の活性化を目指すことを目的に、優秀な取組を選定、表彰いたします。「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰は、スポーツを活用したまちづくりに積極的に取り組もうとする自治体を表彰し、その取組を発信することを通じて、「スポーツ・健康まちづくり」の取組を日本全国に広げていくことを目指しています。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
「スポまち!」表彰と、「スポーツ文化ツーリズムアワード」の募集を開始しているところでございます。いずれも、各自治体や関係する企業の方々と連携をしていただきながら、それぞれの地域の特性に合ったオリジナリティあふれる素晴らしいアイデアを、たくさんご応募いただけるよう、心からお願いをしたいと思っております。以上です。
スポーツ庁政策課)
続いて、視察等の報告につきまして。まず一つ目は、5月21日(木)、神奈川県横須賀市の筑波大学附属久里浜特別支援学校及び国立特別支援教育総合研究所を視察し、関係者と意見交換いたしました。また、6月4日(木)、東京都文京区の筑波大学附属視覚特別支援学校を訪問し、陸上競技及びフロアバレーボールの運動部活動を視察するとともに、学校関係者と意見交換しました。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
特別支援学校と特別支援教育総合研究所等を訪問しまして、障害のある児童・生徒の体育・スポーツ活動をどのように進めていければよいのか、また、特別支援学校の中学部における部活動の地域展開にはどのような可能性があるのか、さらに、国立大学附属の特別支援学校をどのように活用していくのがよいのかなど、幅広いことに意見交換をできたと思っております。障害のある子供たちだからこそ、体を動かしながら、そこから気づいたり学んだりしていくステップ、こういった学びが大変重要であるということを再確認するとともに、このような場をどのように守り、育み、広げていけるのかを、現場の皆さんの声をしっかりとお聞きしながら、創意工夫をして守っていかなければと改めて確認させていただきました。視察にご協力いただいた方々に改めて心からお礼を申し上げたいと思います。以上です。
スポーツ庁政策課)
視察報告の二つ目は、6月14日(日)、こども家庭庁が実施する「こども若者☆いけんぷらす」の「いけんひろば」において、「あなたにとってスポーツってどんなもの?」というテーマのもと、小学校1年生から20代までの将来を担う若者からスポーツに関する意見を伺いました。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
本件は私自身が着任直後から思いを持っていた活動の一つでもございますが、スポーツ基本計画に関しては、本日もスポーツ審議会でご議論いただきますが、このようなプロセスの中にも、これからを担う子供や若者の意見をお聞きしながら反映させる方法はないかと模索していく中で、こども家庭庁と協力しながら、開催できたのは大変意義深かったと考えております。小学 1 年生から20代の方々を含めて、本当に多くの皆様にご参加いただき、ファシリテーターの皆さんのお力をお借りしながら、それぞれのグループ、大体同じぐらいの年齢ごとで集まって話し合いを進めていただきましたが、スポーツをどう捉えているのか、そしてその魅力であるとか、逆にこういった部分が難しいだとか、そのようなことを直接お聞きしながら各グループを回らせてもらったことが記憶にも残っております。この後、まとまったものもいただけることとなっておりますので、これらを踏まえて、今後の策定作業にしっかりと反映させていただきたいと強く思っております。とても貴重な機会をありがとうございました。
スポーツ庁政策課)
視察等の報告の最後となります。6月24日(水)から27日(土)までアメリカ合衆国へ出張し、FIFAサッカーワールドカップ2026グループリーグ第3戦、日本代表対スウェーデン代表を視察し、国際サッカー連盟やアジアサッカー連盟の関係者との意見交換を行いました。長官、お願いいたします。
スポーツ庁長官)
まず、昨日も森保監督はじめ、選手3名、宮本会長も含めて、文部科学省にお越しをいただきました。私自身、現地ダラスに赴きまして、第3戦であるスウェーデン戦を視察させていただきました。改めて、日本代表の選手、監督、サポーターも含めて皆さんが日本を代表し、本当に多くの国民に勇気と希望を届けてくれたと思います。強豪国に対しても臆することなく、常にチャレンジをする。自分たちは常に前に向かって、そして優勝という大きな目標に向かって本気で取り組んでいるということを、プレーやパフォーマンスから感じることができ、多くの国民の皆さんの気持ちもそちらに向かい、応援の気持ちを届けていただけたのかなと受け止めているところでございます。こういった中で、私自身は現地で、国際サッカー連盟はじめアジアサッカー連盟の関係者と意見交換等もさせていただきまして、試合観戦の時には視覚障害の方がサッカーのピッチでどの辺にボールが動いているのかということを直接触察できるようなデバイスもお借りしながら、そういったものも実感をしました。スポーツは見える、見えないということではなくて、このようにユニバーサルにしていこうという国際的な動向を肌で感じることもできたのも、とても大きなものであったと思っております。さらに、この期間中に米国国務省のケイト次官補とも懇談をさせていただきまして、改めてロサンゼルス2028に向け、東京2020大会を行った国として様々な意見交換をさせていただき、有意義な時間にもなったことも併せて報告させていただきたいと思います。そしてもう一つ、重要なことであるのですが、先日、松本文部科学大臣からも発言をいたしましたが、スポーツ、サッカー等に注目が集まるこのタイミングだからこそ、注意喚起として改めてお話させていただきますが、諸外国においてオンラインでのベッティングサイトのスポーツベッティング市場が広がってきているところでございます。このオンラインサイトが海外のものであるからといっても、それを利用するということは刑法で禁止される賭博行為に当たるということでございます。改めて国民の皆さんには十分気をつけていただいて、このような違法賭博行為には関わらないことを周知しておいきたいと思いますし、お集まりのメディアの皆さんも、注意喚起を一緒に進めていただければと思っております。以上です。
スポーツ庁政策課)
最後に、今後の主な予定につきまして、3点ございます。一点目が7月24日(金)、東京国際フォーラムにて開催される「ケーブルコンベンション2026」において、「令和の部活動改革~学校と地域、そしてメディアとの共創によるスポーツ環境の進化~」を演題に、全国のケーブルテレビ事業者に向けた特別講演を行います。二点目が8月30日(日)、エスコンフィールド北海道の視察を予定しています。また、翌31日(月)は、札幌コンベンションセンターで開催される日本体育スポーツ健康学会第76回大会において、「スポーツを通じて誰もが自分らしく生きられる社会へ」を演題に基調講演を行うとともに、周辺自治体等との意見交換を予定しています。三点目は、9月3日(木)、エディオンピースウイング広島において、令和7年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」選定拠点表彰式の開催を予定しており、長官も出席を予定しています。あわせて前日も含め、周辺自治体との意見交換も予定しています。本件につきまして、長官お願いいたします。
スポーツ庁長官)
まず、北海道や広島への出張については、皆様方の支局含めて、ご連絡をいただきたいと考えております。7月24日のケーブルコンベンションにつきましては、我々スポーツ庁として初めて、こういったケーブル事業者向けの場で活動させていただくこととなります。ご存知のとおり、ケーブル事業者の皆さんは地域密着のメディアでございまして、まさに今、地域創生、地域活性化、とりわけ部活動の地域展開等というところを一つの基軸にしながら、地域の皆様とのリレーションを強固にしながら、スポーツの魅力や価値を様々な形で伝えていくような、大きなきっかけにしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
以上
スポーツ庁政策課