スポーツ庁長官による記者との懇談(第81回)

令和7年11月

河合スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 映像版

令和7年11月11日(火曜日)に行われた、河合長官の記者懇談会冒頭発言の映像です。

河合スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 映像版

令和7年11月11日河合スポーツ庁長官記者懇談会 冒頭発言(※「YouTube」スポーツ庁動画チャンネルへリンク) 別ウィンドウで開きます

河合スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 テキスト版

スポーツ庁長官)
 皆さん、改めてお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。およそ長官に就任してから1カ月半、40日ほどが経過したわけですけれども、この間、関係団体やお世話になる関係各所にご挨拶をさせていただく機会がございました。こういったものを通じて、改めて、スポーツの持つ魅力や価値というのは、多くの皆さんが、やはり共有しているし、感じられているということをとても強く感じているところであります。これをどのように多くの国民の皆さんにもお伝えするか、私が就任時にお話ししたとおりでありますけれども、改めてこういった役割を担っていかなければならないという決意と覚悟をさせていただく時間にもなったと考えています。合わせて、海外出張を含めて、地方への公務も行かせていただく中でスポーツの秋の充実ぶりも感じることもできましたし、こういったものをしっかりと国民の皆さんにお伝えしていくということも改めて重要だと思っておりますので、今日のこの記者懇談会も含めて、皆様方のお力をお借りしながら一つ一つ丁寧に国民の皆さんにお伝えできればと考えております。
 では、今日は六つ、皆さんにまず冒頭、お話をさせていただきますが、よろしくお願いしたいと思います。
 
スポーツ庁政策課)
 では初めに、「デフリンピック競技大会東京2025」につきまして、日本で初開催となります今大会はデフリンピック100周年の記念大会ともなり、日本からは21競技の全てに代表選手が出場されます。11月15日開催の今大会につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 まず、こちらは全日本ろうあ連盟さんをはじめ、東京都さんを中心に大会準備に当たってこられた全ての方々にまずは、本当にお礼を申し上げたいと思います。今週末からということで、間近に迫っている中ではありますが、この大会が日本で開催される初の大会となりますので、記念すべき100年目のこの大会が大成功となるよう、我々スポーツ庁としてもしっかりと応援をしていきたいと思いますし、これまで取り組んできたアスリートの皆さんにおいては、最高のパフォーマンスを自国の開催で発揮していただきたいと強く願っておりますので、私も結団式、開会式、閉会式を含めて、その他、競技の応援にもできる限りまいりたいと思っておりますので、メディアの皆さんにもご協力いただき、盛り上げていければと思います。よろしくお願いします。
 
スポーツ庁政策課)
 続きましては、「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰についてです。今年度は18の受賞自治体を選定し、長官特別賞に静岡県静岡市、ゲスト特別賞に鹿児島県指宿市、10周年記念特別賞に茨城県笠間市、茨城県境町を決定しました。11月18日火曜日の表彰式には、特別ゲストに増田明美さん、基調講演ゲストに高原直泰さんをお迎えして開催予定です。本件につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 こちらは、それぞれの自治体が独自に自分たちの街の魅力をスポーツと健康まちづくりというテーマで熱意あるアイディアを募集した中で選定されたものになります。皆さんにお配りしている資料のとおりになりますので、ぜひとも来週の表彰式にも取材にお越しいただいて、こういった素晴らしい事例を全国各地に広められるようご協力いただきたいと思っております。以上です。
 
スポーツ庁政策課)
 続きまして、「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」につきまして、10月8日の国スポ総合閉会式、10月27日の障スポ閉会式に長官が出席いたしました。本件につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」については、それぞれ試合の観戦と、さらには閉会式に出席をして挨拶をさせていただく機会をいただきました。滋賀県の皆さんが創意工夫をしながら、環境に配慮しつつ、持続可能な今後の形に向けても素晴らしい提案をいただいたのではないかと思います。国スポにおいては名称が変わって2度目の大会となりますが、そういった新たな形をご提案いただいたことで、今後開催される自治体にとっても参考になる部分も大いにあったのではないかと思っておりますし、合わせてオリンピックやパラリンピックに出場した選手も100名程度参加するなど、レベルの高さも感じることができ、こういった大会の魅力を引き続き発信していければと考えております。以上です。
 
ポーツ庁政策課)
 続きまして、昨日11月10日にスポーツ庁庁内において身体診断「セルフチェック」「改善エクササイズ」講座を開催いたしました。担当課よりご説明いたします。
 
スポーツ庁健康スポーツ課)
 健康スポーツ課です。初めての取り組みでしたので、少しだけ背景を説明させていただきたいと思います。スポーツ庁では、働く世代のスポーツ実施率が低い状況を踏まえまして、全国の企業に対し、職場で運動、スポーツができる環境を整えて従業員の健康増進を図る取組を普及・啓発しております。その一環としまして、昨日、スポーツ庁自身としても、職員のスポーツを通じた健康増進を図るためにセルフチェック、改善エクササイズの講座を実施いたしました。肩こりの改善ですとか、そういった不調の予防、改善につなげるために講座を開催したものでございます。私からは以上でございます。
 
スポーツ庁政策課)
 本件につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 昨日、取材にお越しいただいた方々、ありがとうございました。「Sport in MEXT」ということで、まずスポーツ庁自らが職員の皆さんと一緒になって職場でスポーツに取り組みながら、スポーツで体を動かして、健康やそういった充実度を高めていくことを共有できるような企画ということで取り組んだものになります。これをできるだけ多くの職場にも広げていけるように、今後、取組を加速したいと思っておりますし、「Sport in Life」のコンソーシアム等のプラットフォームを活用するなどして取り組めればと思います。私自身も昨日、職員の皆さんと一緒に参加する中で自らの、もともと柔軟性がないのがいけないのですが、硬さとかも感じましたし、今日お集まりの皆さんもだと思いますが、パソコンにずっと向かっていることで肩こりだとか首が痛くなったりとか、そういうものをご自身で確認をし、そして改善するエクササイズをまた行う、そしてその後、before afterを確認しながら実感できる形でこれを取り組めるというのはとても良いものだと思っておりますので、引き続き我々も取り組んでいきたいと思いますし、メディアの皆さんもご自身の会社でも実施したいという申し出等があれば、ご相談いただければと思います。ぜひとも1人でも多くの皆さんに、自らの身体とか心と向き合う時間、そして職員同士のつながりを生むようなこんな企画を広めていければと思いますので、今後とも取材などご協力いただければと思っております。以上です。
 
スポーツ庁政策課)
 続きまして、9月末をもってスポーツ庁長官を退任され、10月1日付で文部科学省参与に就任された室伏広治氏について、長官在任中に務められた世界ドーピング防止機構アジア地域代表執行委員を継続いただくことになりました。今後も同職を通じて国際的なドーピング防止に関する議論に参画いただく予定です。本件につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 私の前任であります室伏広治さんに10月1日付で文部科学省参与という役職を受けていただきました。これを受けまして、世界ドーピング防止機構政府代表としても室伏広治さんにその役割を担っていただくということになりますので、ぜひともこれまでの知見はもちろんのこと、今後の研究されていくものも含めて生かし、貢献いただければと思っておりますし、本当に安心できる方にこういった役割をお願いできることを私自身も嬉しく思っております。以上です。
 
スポーツ庁政策課)
 最後に、今後の主な主催行事、視察等の予定につきまして、行事・イベントとしては11月21日金曜日開催の「スポーツ審議会総会」、12月16日火曜日開催の「スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティション2025」、さらに出張として2026年1月以降に長野県における地域クラブ活動の視察を、また同様に2026年1月以降、スタジアム・アリーナの視察を長崎県で計画しております。詳細が決まりましたら担当よりご案内いたします。本件につきまして、長官、お願いいたします。
 
スポーツ庁長官)
 ありがとうございます。これまでも様々な場所でお話をさせていただいたり、ご挨拶等いろいろ伺う際に、皆さんからいただく声の中で、「現場を見てほしい」と、そして、「現場の声を聞いていただきたい」と、そういったご要望も強くございます。そういった中で、できる限り公務の調整もしながらになりますけれども、地方も含めて行かせていただきながら、直接皆さんとお話ができればと思っております。来週、「スポーツ審議会」もございます。その前には先ほど申し上げたように18日に「スポまち表彰」もございますが、我々の取組を皆様のお力をお借りして広く国民の皆さんに知っていただくような機会にできればと考えておりますので、ぜひともご協力のほどお願いしたいと思っております。以上です。
 

以上

お問合せ先

スポーツ庁政策課

(スポーツ庁政策課)