河合スポーツ庁長官 就任会見

 

令和7年10月2日

室伏スポーツ庁長官初登庁

 河合長官の就任会見 冒頭発言
(※「YouTube」スポーツ庁動画チャンネルへリンク)

 本当にお忙しい中、皆さん、お集まりいただきましてありがとうございます。午前中にあべ文部科学大臣より辞令をいただきまして、3代目のスポーツ庁長官に就任いたしました河合純一と申します。改めて、メディアの皆さん含めて今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。

 まず、私から冒頭、所信表明を含めてお話をさせていただければと思います。まずもって、昨日までお勤めいただいた室伏広治前長官においては本当に大変なスポーツ行政を牽引するという役割、コロナ禍の東京大会を含めて本当に多くの功績を積み上げていただき、様々なスポーツ行政の今後に向けても種を撒いていただいたというふうに思っておりまして、本当にありがとうございましたという気持ちと敬意を表したいというふうに思っています。そういった中で、スポーツ庁発足から10年というこの節目に私が3代目の長官として着任をしたということは何らかの意味があるのだろうと自分なりにも理解をしながら、全てを言語化できるほど十分ではないかもしれませんけれども、改めてこの国のスポーツというものをより価値あるものとして多くの皆さんと共有できるようにしていくということが私自身、大きな使命ではないかなというふうにまず大きな意味で思っているところになります。

 ポーツ基本法が改正され先月施行されましたけれども、この趣旨に則ってしっかりスポーツ行政を進めていくということが私に課された大きな使命だと思いますし、現在の第3期スポーツ基本計画をしっかりと進めていくと同時に、次の第4期スポーツ基本計画の着実な準備、策定作業を今後進めていくことになりますので、私としてもしっかりとこの業務に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 た、総合国際大会もこれからまだまだ続いてまいります。先日まで行われていました世界陸上も本当に大きく取り上げていただき、日本の選手たち含めて大活躍をしたことを通じて国民の皆さんが観客として、東京大会は無観客でなかなか盛り上がれなかったものを今回、会場で超満員の国立競技場で応援をいただいたり、またはテレビやインターネット等を通じてこういった応援をいただくということを含めて、スポーツが改めて大きくエネルギーがあって、そして前向きな力を国民の皆さんと共有するコンテンツであるなということを再確認する機会にもなったと思っています。

 月にはデフリンピックが日本で初めて開催されるということになりますので、こういった大会や、半年を切りましたがミラノコルティナのオリンピック、そしてパラリンピックに向けてもしっかりスポーツ庁としてもサポートをしながら、選手たちが活躍できる環境を整えるということを取り組んでいかなければならないと思っております。

 らには、来年には自国開催の総合国際大会として大変大きな愛知・名古屋のアジア大会とアジアパラ競技大会というものがございますので、こういった大会の成功に向けてもしっかりと我々も取組をしていかなければならないなと思っているところになります。

 先ほどのスポーツ庁の職員の皆さんにお話した中でも申し上げたとおりなのですが、私自身もまだまだ分からないことや勉強しながらというところが多々ございますが、しっかりと皆さんからも教えていただいたものを生かして一つでも政策を前に進め、国民の皆さんにとってやはりスポーツはかけがえのないものであると、そう思ってもらえるような環境を作っていけるように全力で取り組んでいきたいというふうに思っています。そのためには、ぜひメディアの皆様のお力添えをいただきながら、本当にスポーツの魅力を本当に子供からお年寄りまで、そして障害の有無を超えてこれを取り組んでいきたいと思いますので、ぜひとも応援をいただきながらサポートいただきたいというふうに思います。全力でこれからも職務にあたってまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いしたいと思います。

冒頭、私からの所信の挨拶は以上としたいと思います。よろしくお願いします。


以上

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