スポーツ庁長官による記者との懇談(第63回)

令和4年4月

室伏スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 映像版

令和4年4月19日(火曜日)に行われた、室伏長官の記者懇談会冒頭発言の映像です。


 

令和4年4月19日室伏スポーツ庁長官記者懇談会 冒頭発言(※「YouTube」スポーツ庁動画チャンネルへリンク) 別ウィンドウで開きます

室伏スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 テキスト版

新年度を迎えましたのでまず冒頭2点、新年度の抱負と、スタジアム・アリーナ改革についてお話させていただきます。

新年度を迎えましたので令和4年度の抱負を述べさせていただきたいと思います。この4月から新しい第三期スポーツ基本計画がスタートいたしました。現在、各スポーツ団体・地方公共団体・民間事業者など様々な関係者や国民の皆様に向けた計画の広報に取組んでいるところであり、記載された事項の実効性を高めるために引き続き周知徹底に努めてまいりたいと思います。今日お越しの記者の皆さんもよろしくお願いいたします。また国民の皆様が身近な場でスポーツを親しむことができる環境整備を一層推進するためにこの4月から地域スポーツ課を設置するなど、組織の見直しを行いました。東京大会の成果を次世代に誇れるレガシーとして継承・発展させるとともに、スポーツの有する価値が国内外に広く普及し、スポーツが我が国に世界共通の人類の文化として定着・展開されるよう新たな体制で基本計画に挙げた政策等を着実に進めてまいりたいと思います。スポーツは国民の皆様を元気付け生活や心を豊かにし心身の健康に寄与するものと考えております。引き続き感動していただけるスポーツ界を目指しスポーツ庁一体となって取組んでまいりたいと思います。

続きましてスタジアム・アリーナ改革の選定拠点の公表についてです。スポーツ庁では経済産業省と連携のもと、まちづくりや地域活性化の核となるスタジアム・アリーナの実現を目指すスタジアム・アリーナ改革に取組んでおり、2025年までに20拠点を実現することを目指しております。そして令和2年度より優良施設の選定を行っており、新たに3拠点を選定させていただき公表いたしましたのでご報告いたします。配布資料の地図に示された赤字の施設が今回新たな選定された拠点ですけども、いずれもスポーツをするためだけではなく、新たな観戦体験であったりとか、そういった提供、賑わいエリアの設置など、まち全体としても盛り上がっていくような、そういったものになっていくことを期待しています。近年はコロナの影響によりましてスポーツイベントは大きな影響を受けております。しかし各主催団体は新型コロナウイルスの感染が収まらない中でも感染症対策の徹底を図ることで安全・安心な試合運営を進めています。ぜひ国民の皆様にもスタジアムやアリーナに足を運んでいただきまして素晴らしい試合を見ていただきたい、楽しんでいただきたいというふうに思っております。皆さんの地図の赤字で書いてあるところが今回また選定させていただいたところですけど、下にⅠ・Ⅱ・Ⅲとそれぞれ、選定の下にあります構造計画策定段階・設計建設段階・運営管理段階と3段階ありまして、最初の構想段階からも相談に乗りながらこの枠組みに入っていただくことも可能ですし、もう既に既存のものも入っていただくことも可能です。スポーツ庁としましてはぜひ今日皆さん、宣伝じゃないですけども、こういった行政が関わることによって日本全体をスタジアム・アリーナ改革として取組み、まちづくりから一体となって様々なサポートもできることもあるかと思います。ぜひスポーツ庁に相談していただきましてこういった地域まちづくり、行政と一体化を目指した全国的な取組としてご理解いただき、 2025年までに20拠点と言ってますけども、もっともっとあっても、全国にはもっとありますので一体的に取組んでいきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

以上

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スポーツ庁政策課

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