スポーツ庁長官による記者との懇談(第61回)

令和4年1月

室伏スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 映像版

令和4年1月26日(水曜日)に行われた、室伏長官の記者懇談会冒頭発言の映像です。



令和4年1月26日室伏スポーツ庁長官記者懇談会 冒頭発言(※「YouTube」スポーツ庁動画チャンネルへリンク)

室伏スポーツ庁長官 記者懇談会冒頭発言 テキスト版

まず、冒頭4件ございます。
まず北京大会への期待ということで、北京冬季オリンピック競技大会が2月4日から、もうすぐですけども、北京冬季パラリンピック競技大会が3月4日から開催されます。選手の皆さんはオミクロン株はじめ新型コロナウイルス感染症が拡大する厳しい環境の中、北京大会に向け精一杯努力してこられたと思います。スポーツ庁ではこれまで大会に出場をされる選手の皆さんに対して様々な形で支援させていただいてきております。大会期間中におきましても皆さんが納得して全力を尽くせるようにしっかり取組んでまいりたいと思います。また、選手の皆さんには支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちを持ちつつスポーツの素晴らしさや感動を国民の皆さんや世界中の方に伝えていただきたいというふうに思っております。

続きまして、今日開催されるんですけども、Sport for Tomorrowシンポジウム2022の開催について、我が国は東京2020大会開催年までに世界100以上の国と地域、1,000万人以上のスポーツの価値を届けることを目標に国際貢献事業としてSport for Tomorrow事業を官民連携で推進してまいりました。2019年9月には100以上の国と地域、1,000万人以上という目標を予定よりも1年早く達成することができ、その後、コロナ禍においてもオンライン等を活用した支援を継続してまいりました。2021年は東京大会においてパラリンピック参加国地域拡大支援など、大会に向けて継続してきた事業が無事に実施できたことも大きな成果となっております。本日16時よりSport for Tomorrowシンポジウムが開催されますけども、これまでの活動の総括と一般会員団体による事業を対象に私からも感謝状を僭越ですけどもお渡しする予定になっております。また今回、オンラインにて一般公開いたしますので多くの方にご参加いただきたいというふうに思っております。

続きまして、スポーツエールカンパニーの認定企業についてですけども、スポーツ庁では働き盛り世代のスポーツ実施を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的として従業員の健康増進のためのスポーツ活動の促進を積極的に取組む企業をスポーツエールカンパニーとして認定させていただいております。この度、スポーツエールカンパニー2022として685社を認定させていただきました。今回の申請では昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた在宅勤務による従業員の運動不足・コミュニケーションの減少による心身の不調を予防・軽減する観点から自宅でもできる運動の動画や情報の配信等の取組が多数見られました。その他、スマートフォン等のアプリを使って社内で歩数を競うとか、ICT技術を活用した運動の取組も報告されました。また、本年度より連続して5年以上認定を受ける企業には連続認定企業として認定マークの色及び呼称を付与することにし、今回74の団体が5年連続認定企業としてブロンズ会員という形で、ブロンズ認定という形でマークが少し色が変わるというふうになっておりますけども、認定されたことになります。本制度により従業員がスポーツに親しめる環境作りを進める企業の社会的価値が向上することで働き盛り世代をはじめとする国民全体のスポーツ実施率の向上に繋がっていくよう、引き続き取組んでいきたいというふうに思っております。

最後になりますけども、スポーツ産業の国際展開を促進するプラットフォーム「JSPIN」、Japan Sports business Initiativeの立ち上げとネットワーキングカンファレンスについてお伝えさせていただきます。配布資料は皆さん持っておられるかと思いますけども、私が書いた字があるんですけど、スポーツ庁ではスポーツ産業の国際展開を促進するための情報発信やネットワーキングの支援を目的とするプラットフォーム「JSPIN」を立ち上げ、サイトを公開いたしました。概要は見ていただきたいと思うんですけども、東京大会等の国際大会を契機に我が国のスポーツに対する世界からの関心が高まる中、日本が有する魅力的なスポーツコンテンツやスポーツ産業を積極的に国際展開していくことで、我が国のスポーツ市場を拡大していこうということを目指すものであります。「JSPIN」のサイトではスポーツ産業の国際展開に関心がある国内企業や団体等にとって有益となる情報発信や国内関係者のネットワーク作りを支援していくことにしております。来年度の正式公表に先立ちまして1月18日より試行版を公開しております。また、この「JSPIN」の取組を周知し国際展開に関心を寄せる企業や団体のネットワーキングに資するためのネットワーキングカンファレンスを2月9日及び3月上旬に開催する予定になっております。詳しい情報は「JSPIN」サイトでご覧いただくかスポーツ庁のほうに問い合わせていただいても担当の方がおられますので結構かと思います。また、「JSPIN」のオリジナルロゴについては私がハンマーとタワシで墨で書いたんですけども、多分世界で初めて墨を、大きな筆で書く人はいるんですけどもハンマーにバケツに入れて、なかなか手元のコントロールが難しいんですけども、こういう形でちょっと和を見せようということとスポーツということで、ちょっと遊び心を持って、海外展開を考えていますので、そういうところもちょっと楽しさも見せて多くの方がまた関心を持っていただけるように取組んでいきたいというふうに思います。冒頭以上になります。 

以上

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