【発行】
(1)「初等教育資料」9月号を発行します!
(2)教育委員会月報8月号を文科省HPに掲載しました!
【お知らせ】
■児童生徒向け
(1)環境フォーラムGBEF2024参加者募集中9/30まで!
(2)KOSEN FAIR2024開催!~メタバースで高専を体験~
(3)小学生向け「令和6年度小学生かべ新聞コンテスト」作品大募集!
(4)令和6年度政策提案型パブリック・ディベート全国大会開催!
■その他
(1)2024年7月の文部科学省選定作品等の紹介
【課長リレーコラム】「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対する校内支援体制の整備について」
〔特別支援教育課長 生方 裕〕
特集1「学校段階等間の接続を踏まえた指導」では、座談会と調査官の論説で学校段階等間の接続を踏まえた指導を充実させるため取組や指導の具体を紹介しています。特集2社会科「中学校への接続・発展を視野に入れた『歴史と人々の生活』の学習」では、各校種で大切にしたい学び等について、視学官・調査官の解説と対談、小・中学校の実践事例で具体を示しながら紹介しています。各学校・園の取組の参考にしていただきたいと思います。
※詳細は株式会社東洋館出版社HPへ
https://www.toyokan.co.jp/pages/shotokyoiku
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課 教育課程第一係
E-mail:kyoikuichikakari@mext.go.jp
8月号は、「シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組」をはじめ、読み応えのある記事を掲載しております。
ぜひ御一読ください。令和3年度4・5月号からの各号もお読みいただけます。
↓こちら↓からお読みください!
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/geppou/index.htm
(お問合せ先)
初等中等教育局 初等中等教育企画課 地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線:4676)
E-mail:iinkai@mext.go.jp
Green Blue Education Forum実行委員会では、「守り残したい環境、創りたい未来」をテーマとした環境フォーラムを開催します。授業での調べ学習や、ボランティア活動等、皆さんの身近な「体験」を通じて感じた事を3分の動画にまとめ、御応募下さい!
■開催日時:2024年11月2日
■応募期間:2024年8月1日~9月30日
■対象者:小学生~大学生
詳細はこちら!
https://gb-ef.org/
(お問合せ先)
Green Blue Education Forum 運営事務局
E-mail:info@esd-place.org
(文部科学省窓口)
総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 環境教育推進係
E-mail:kankyo@mext.go.jp
国立高専をより詳しく知ることができるオンラインイベントを開催します!
どなたでもお申込み可能です。この機会にぜひ御参加ください!※参加申込が必要です。
詳細、お申込みはこちら!
https://www.kosen-k.go.jp/exam/hj_1-22event/kosen-fair-2024
○オンデマンド開催(国立全51高専のPR資料を展示)
期間:8月31日(土)~9月9日(月)
○リアルタイム開催(高専PR動画放映・オンライン個別相談・学生のトークセッション)
日時:9月1日(日)、8日(日)両日 11:00~16:30
(お問合せ先)
独立行政法人国立高等専門学校機構 本部事務局 学務課 入学試験係
E-mail:kosen_admissions_event@kosen-k.go.jp
(文部科学省窓口)
高等教育局 専門教育課 高等専門学校第一係
電話:03-5253-4111(内線:3347)
経済産業省資源エネルギー庁は、小学生のエネルギー問題に対する関心と当事者意識を喚起するとともに、学校や家庭・地域における実践行動を促すことを目的として、全国の小学校4年生から6年生までを対象に、「わたしたちのくらしとエネルギー」というテーマで、かべ新聞を募集しています。
エネルギーについて調べ、学んだことをかべ新聞にまとめてぜひ応募してください。
■テーマ:わたしたちのくらしとエネルギー
■対象学年:小学校4年生から6年生まで
■応募締切:令和6年11月7日(木)当日消印有効
■応募方法:紙面又はデータ版
■受 賞:最優秀賞(経済産業大臣賞):2作品程度
特別賞:6作品程度
優秀賞:12作品程度
入賞:20作品程度
※最優秀賞2作品は、経済産業大臣賞として朝日小学生新聞に紹介
※最優秀賞、特別賞の作品を作成した児童を表彰式にご招待(1作品につき児童2名まで、引率大人1名)
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://energy-kyoiku.meti.go.jp/contests/
(お問合せ先)
経済産業省 資源エネルギー庁 調査広報室
E-mail:bzl-enecho-chosakoho-pr@meti.go.jp
(文部科学省窓口)
総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 環境教育推進係
E-mail:kankyo@mext.go.jp
経済産業省資源エネルギー庁は、「エネルギー政策~エネルギー安定供給と脱炭素社会の実現の両立~」というテーマで、全国の中学生及び高校生を対象に、政策提案型パブリック・ディベート全国大会を開催します。
社会の問題を解決するため、学生の立場から考え政策を提案し、2チーム同士がディベートにより互いの提案の質を高め合うよう議論を深め、優勝を目指しましょう。
■テ ー マ:エネルギー政策~エネルギー安定供給と脱炭素社会の実現の両立~
■対象学年:全国の中学生及び高校生
■応募締切:令和6年10月11日(金)
■応募方法:全国大会ページに掲載した参加申込書と政策提案届出書を、事務局へ送付してください。
■受賞:優勝(各1チーム)、準優勝(各1チーム)、敢闘賞(各2チーム)
優勝したチームは、都内(2025年3月頃予定)で実施する表彰式に招待します。
また、受賞チームの政策提案及び全国大会の模様は、後日、ホームページで公表します。
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/tyousakouhou/kyouikuhukyu/debate/index.html
(お問合せ先)
経済産業省 資源エネルギー庁 調査広報室
E-mail:bzl-enecho-chosakoho-pr@meti.go.jp
(文部科学省窓口)
総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 環境教育推進係
E-mail:kankyo@mext.go.jp
文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20240814-mxt_jogai01-000035785_4.pdf
(お問合せ先)
初等中等教育局 学校情報基盤・教材課 映像等審査担当
E-mail:emedia@mext.go.jp
〔特別支援教育課長 生方 裕〕
本年4月より、特別支援教育課長を拝命しました生方です。どうぞよろしくお願いします。
さて、文部科学省の「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年12月13日)」では、小中学校における「学習面又は行動面で著しい困難を示す」とされる児童生徒の割合は、推定値8.8%となり、これは、35人学級であれば3人程度在籍している可能性があります。また、今回初めて調査を行った高等学校においては、公立の全日制、定時制課程のみを対象としていることに留意する必要はありますが、推定値2.2%でした。他方、これらの児童生徒の受けている支援の状況としては、校内委員会において特別な教育的支援が必要と判断されている児童生徒の割合が、小中学校では推定値 28.7%、高等学校では推定値 20.3%でした。“著しい困難”を示しているにも関わらず、校内委員会において特別な教育的支援が必要と判断されていない児童生徒が約7割以上存在するということになります。この結果からも、実態把握や必要な支援策等を検討する校内委員会の機能が十分に発揮されていないなど、学校全体で取り組めていない状況が考えられます。
このような状況を踏まえ、各学校においては、校長のリーダーシップの下に、どの学級にも特別な教育的支援を必要としている児童生徒が在籍していることを前提とした校内委員会の在り方について再点検し、その結果、例えば、校内委員会自体が形骸化しているなど、本来の果たすべき役割が十分に機能していないのであれば必要な見直しを図り、学校全体で組織的に対応する校内支援体制を確立する必要があります。
また、校内委員会の在り方として、これまでは、どちらかと言えば、学びの場の検討や個別の支援の検討が中心でしたが、今後は、まずは通常の学級の中で、合理的配慮の提供や障害特性を踏まえたICT機器の活用、特別支援教育支援員の配置、特別支援学校のセンター的機能や外部専門家の活用など、できうる方策を十分に検討した上で、それでも無理な場合は、通級による指導や特別支援学級の必要性を検討していくという段階的な検討のプロセスを経る方向に見直していただくことが大切です。これらの取組を各学校において進めるにあたっては、学校設置者である教育委員会におかれても必要な助言や人材育成も含めた計画的な人員配置など、学校をしっかりと支えていただきたいと思います。
文部科学省としても、通常の学級に在籍している特別な教育的支援が必要な児童生徒を含め障害のある児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導や必要な支援がなされるよう、きめ細かな指導等を可能とするための教職員定数の改善をはじめ、外部専門家や特別支援教育支援員の配置に対する財政的支援、学校のバリアフリー化に対する補助などを通じて、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった連続性のある多様な学びの場の整備に努めてまいりますので、各教育委員会をはじめ学校現場の関係の皆様におかれても、特別支援学級及び通級による指導の適切な運用を含め、引き続きのご対応をよろしくお願いします。
【参考】
○通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年12月13日)について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2022/1421569_00005.htm
○通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告(令和5年3月13日)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/181/toushin/mext_00004.html
〇特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について(令和4年4月27日)
https://www.mext.go.jp/content/20220428-mxt_tokubetu01-100002908_1.pdf
https://www.mext.go.jp/content/20221102-mxt_tokubetu02-100002908_1.pdf
03-5253-4111