【お知らせ】
■児童生徒向け
(1) 2~3月の留学関連イベント・ぜひご参加ください!!
■学校・教育行政関係者向け
(1) 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等を踏まえた通知の発出について
(2) 学校における働き方改革フォーラムの開催
(3) 教育現場を変革するデジタルの力~第21回OECD/Japanセミナー~
■文部科学省からのご案内
(1) WiDS TOKYO @ Yokohama City University 第4回シンポジウム(オンライン)の開催について
■発行
(1) 教育委員会月報1月号を文科省HPに掲載しました!
(2) 『初等教育資料』2月号について
(3) 『中等教育資料』2月号について
【連載企画】「令和の日本型学校教育」を考える
〔全国特別支援学校長会 会長 市川裕二〕
〔高等教育局学生・留学生課〕
「トビタテ!留学JAPAN」では、2~3月にも留学を考えるみなさまのお役に立つイベントを開催します。
以下のテーマで、オンラインで海外の留学生活を体感できるオープンキャンパスイベント、海外大学院進学について専門家の解説と先輩留学生の体験談でお届けするセミナーを予定しています。
■ 海外大学をのぞいてみよう!ーアブダビ編ー
■ 4か国の先輩留学生と専門家にきく 「海外大学院で学ぶという選択肢」
詳しくはこちらをご覧ください。
https://tobitate-gov.note.jp/m/mc01f709720ae
(お問合せ先)
高等教育局 学生・留学生課
官民協働海外留学創出プロジェクト
トビタテ!留学JAPAN
E-mail:ryugakujapan@mext.go.jp
〔初等中等教育局財務課〕
昨年12月に公表した調査の結果等を踏まえ、学校における働き方改革を一層推進する上での留意事項を以下の通り整理しました。
1.勤務時間管理の徹底等について
2.働き方改革に係る取組状況の公表等について
3.学校及び教師が担う業務の役割分担・適正化について
4.学校行事の精選や見直し等について
5.ITを活用した校務効率化について
6.教員業務支援員について
7.部活動について
これらを踏まえ、働き方改革の取組を一層推進していただきますようお願いいたします。
※通知はこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/1414502_00001.htm
(お問合せ先)
初等中等教育教育局 財務課
校務調整係
電話:03-5253-4111(内線3704)
〔初等中等教育局財務課〕
文部科学省では、昨年公表した「全国の学校における働き方改革事例集」を改訂し、学校現場や教育委員会で更に活用してもらうためにフォーラムを開催します。
フォーラムでは、ICTを活用した校務効率化や、教員業務支援員の活用についての動画も紹介し、動画撮影にご協力いただいた学校の先生方を交えたパネルディスカッションも実施します。
学校の先生方や教育委員会の皆様におかれては、是非ご参加ください。
日時:令和4年2月25日(金曜日)15時30分~17時00分
開催方法:オンライン(Zoom)
※チラシ
https://www.mext.go.jp/content/20220203-mxt_zaimu-000020344_1.pdf
※登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfuR8KGCX2HfyWvXINbe6xVcjpt1FsjB2Lm37A3oHtWENJFYQ/viewform
(お問合せ先)
初等中等教育教育局 財務課
校務調整係
電話:03-5253-4111(内線3704)
〔大臣官房国際課〕
文部科学省とOECD(経済協力開発機構)は、教育分野における発展に寄与するため、「OECD/Japanセミナー」を開催しています。
我が国ではGIGAスクール構想を通じた1人1台端末の整備やオンライン学習システムの普及等により、「デジタルならでは」の学びの実現に取り組んでいることから、「教育現場を変革するデジタルの力」をテーマに本セミナーを開催します。
当日は、シュライヒャーOECD教育・スキル局長による基調講演や先進的なICT教育で知られるエストニアやつくば市における事例発表等を予定しています。
■日 時 令和4年2月25日(金曜日)16時00分~19時00分
■場 所 オンライン(Zoom)
■参 加 費 無料
■申込期間 令和4年2月9日(水曜日)~2月16日(水曜日)
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/oecd/1419662_00005.htm
(お問合せ先)
大臣官房国際課 国際機関係
電話:03-6734-2609(内線2609)
E-mail:kikan@mext.go.jp
〔高等教育局専門教育課〕
横浜市立大学データサイエンス学部とスタンフォード大学が連携したシンポジウム。
活躍する女性たちの発表・討論を通じ多くの人材をデータサイエンス領域にいざなうことを目指します。
令和4年3月8日(火曜日)10時00分~12時45分
参加登録 https://wids-ycu.jp/sympo/
本シンポジウム中の「ライトニングトーク・セッション」発表者も募集。
『データサイエンス×SDGs17目標中の1目標×任意のキーワード』をテーマに日頃の考え、アイディア、今後の抱負を「データを元に」発表してみませんか?
応募 https://wids-ycu.jp/lt2022/
(お問合せ先)
横浜市立大学 WiDS 事務局
E-mail:dsc_info@yokohama-cu.ac.jp
(文部科学省窓口)
高等教育局 専門教育課 情報教育推進係
電話:03-5253-4111(内線3308)
E-mail:senmon@mext.go.jp
〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
1月号は、「文部科学大臣年頭の所感」をはじめ、特集連載「教育×デジタル(第2回)」、など、読み応えのある記事を掲載しております。ぜひご一読ください。
今年度4・5月号からの各号もお読みいただけます。
↓こちら↓からお読みください!
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/geppou/index.htm
(お問合せ先)
初等中等教育局 初等中等教育企画課
地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線4676)
〔初等中等教育局教育課程課〕
子供が自然の中で豊かな体験をしたり、文化芸術を体験して感性を高めたりする機会が限られていると指摘がなされています。それにより、例えば生命の有限性を実感することや異年齢の子供が協働する経験が少なくなり、現実的には学校教育がそうした経験をすることができる数少ない場となっています。
そこで特集1では、「体験学習の充実」をテーマに掲げ、基本的な考え方、幼児教育と小学校教育における体験活動の充実について解説、論説、実践事例で紹介しています。
特集2の特別の教科 道徳では、「物事を多面的・多角的に考える道徳科の学習」をテーマに掲げ、指導と評価について解説するとともに、各学年の授業の工夫について事例を紹介しています。
※詳細は株式会社東洋館出版社HP
https://www.toyokan.co.jp/pages/shotokyoiku
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課
教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2916)
〔初等中等教育局教育課程課〕
令和3年8月、国立教育政策研究所教育課程研究センターは、「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料(高等学校)」を公表しました。
生徒の学習状況を的確に捉え、教師が指導の改善を図るとともに、生徒が自らの学びを振り返って次の学びに向かうことができるようにするためには、学習評価の在り方が極めて重要となります。
そこで、前号に引き続き、学習指導と学習評価の工夫改善について考えることとし、本号では、高等学校の芸術(音楽、美術、工芸、書道)を取り上げます。
※ 詳細はこちら(学事出版ウェブサイト)
https://www.gakuji.co.jp/script/magTop.php?fieldcd1=880
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課
教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)
〔全国特別支援学校長会 会長 市川裕二〕
令和3年1月26日に中央教育審議会において「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」(答申)が取りまとめられました。本企画では、この答申等をきっかけに様々な分野で活躍されている方々にこれからの教育についてコラムをご執筆いただいております。
第4回は中央教育審議会初等中等教育分科会にご参画いただいている、全国特別支援学校長会会長 市川裕二さまからのご寄稿です。
(本連載は毎月第2週に連載します)
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個別最適な学びとは、「指導の個別化」と「学習の個別化」とされている。特別支援教育では、これまでも個に応じた指導を大切な柱とし、個別の指導計画を作成し、指導にあたってきた。個別の指導計画では、一人一人の児童生徒にとっての個別の目標を立てる。これが、学習の個別化であると言える。また、個別の指導計画では、目標に応じて、一人一人の児童生徒にとっての指導の手立てを明確にする。これが、指導の個別化になる。特別支援教育では、今後も、個別の指導計画の作成を充実することで、特別支援教育における個別最適な学びの充実を図っていく必要がある。
個別最適な学びを充実させるため、GIGAスクール構想に基づく一人一台端末の有効活用は極めて重要である。特別支援教育では、これまでも障害からくる困難さを軽減するためICTの活用を進めてきた。例えば、視覚障害のある児童生徒が端末を活用して文字を拡大して読むこと、聴覚障害のある児童生徒が話し言葉を文字化する「会話を見える化する」アプリを活用すること、肢体不自由のある児童生徒が、タッチパネル等と活用することなどである。
今後は、こうしたICTの活用を教科学習の充実のために進めていく必要がある。知的障害や発達障害の児童生徒は、キーボードで文字を入力することで、文字を書くよりも格段に言葉の活用量が増える。本校の実践でも顕著である。文字を書くことに力を使ってしまい、考えることに力が回せないからではないかと推察している。言葉だけの情報ではイメージがわきにくい児童生徒は、インターネット等を活用し、写真や動画を調べることで、理解を深めることができる。また、話し合うことが苦手な児童生徒が、端末を活用して意見交換等をするなどの協働学習の推進や、ビデオ会議を活用した通常の学校と特別支援学校との交流及び共同学習の推進など、様々な活用が期待される。
現在、文部科学省では知的障害のある児童生徒が活用する文部科学省著作教科書を全ての教科等で作成することを進めている。こうした教科書が、今後デジタル教科書となれば、一層、ICTを活用した教科学習の充実が進むのではないかと思う。
このようにICTを活用することで、様々な障害のある児童生徒の教育が個別最適化され、一人一人に応じた教育の推進が図れるとともに、障害のある子供たちと障害のない子供たちの交流及び共同学習が進むことに大きく期待している。
03-5253-4111