初中教育ニュ-ス(初等中等教育局メ-ルマガジン)第431号(令和4年1月28日)

[目次]

【お知らせ】
■教職員向け
(1) 「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて

■学校・教育行政関係者向け
(1) 「国際バカロレア 地域セミナーin東海地方」開催
(2) 2022年度アートマイル国際協働学習プロジェクト参加校募集について

■文部科学省からのお知らせ
(1) 2021年12月の文部科学省選定作品等の紹介
(2) 令和3年度「青少年の体験活動推進企業表彰」最終審査・表彰式の開催

【教職員向け お知らせ】

(1) 「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて

〔総合教育政策局 教育人材政策課〕

 令和3年11月15日、中央教育審議会の特別部会にて、「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)が取りまとめられ、

 1.公立学校教師の任命権者に対する研修受講履歴の記録管理や受講の奨励の義務づけ
 2.研修について主体性を有しない教師に対する対応などを明らかにするための国の指針の改正
 3.教員免許更新制の発展的解消 

など、新たな教師の学びの姿を具体化するための提言がなされました。

※詳細はこちら(QAもあります!)
  https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/013/1420173_00001.htm 

 (お問合せ先)
 総合教育政策局 教育人材政策課 
 教員免許企画室 更新係
 電話:03-5253-4111(内線:3572)
 E-mail:menkyo@mext.go.jp

【学校・教育行政関係者向け お知らせ】

(1) 「国際バカロレア 地域セミナーin東海地方」開催

〔大臣官房国際課〕

 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、 IBの教育実践事例等についてご紹介する地域セミナーを開催します。

■日 時 令和4年2月12日(土曜日)14時00分~16時00分
■開 催 オンライン(Zoom)
■対 象 IB教育の導入に関心のある学校・自治体(教育委員会)関係者、保護者、学生等
■参加費 無料  

 詳しくは、こちらを御覧ください。
https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20220112/

(お問合せ先)
 大臣官房国際課 外国人教育政策係
 電話:03-5253-4111(内線3222)

(2) 2022年度アートマイル国際協働学習プロジェクト参加校募集について

〔総合教育政策局 国際教育課〕

 2022年度アートマイル国際協働学習プロジェクト(後援:文部科学省・外務省)は、多様な文化背景を持つ海外の相手と今世界が直面している課題について議論し、解決策を模索し、協働して『新しい価値』を生むプロジェクトベースの学習です。
 2022年度の優秀校には「文部科学大臣賞」と「外務大臣賞」を授与します。

 【参加申込】2022年3月1日(火曜日)~4月22日(金曜日)

  詳しくはこちら
  http://artmile.jp/activity/iime/join/

(お問合せ先)
 一般財団法人ジャパンアートマイル
 電話:0791-43-5629

(文部科学省窓口)
 総合教育政策局 国際教育課 
 国際理解教育係
 E-mail:kouryu@mext.go.jp

【文部科学省からのお知らせ】

(1) 2021年12月の文部科学省選定作品等の紹介

〔初等中等教育局修学支援・教材課〕

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。

 詳しくは、こちらを御覧ください。
  https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/movie/020301/1420820_00006.htm

(お問合せ先)
 初等中等教育局 修学支援・教材課
 E-mail: emedia@mext.go.jp

(2) 令和3年度「青少年の体験活動推進企業表彰」最終審査・表彰式の開催

〔総合教育政策局地域学習推進課〕
 企業がCSRや社会貢献活動の一環として実施した優れた実践を表彰し、広く紹介しています。
 今年度の表彰に当たり、優秀企業によるプレゼンテーション(最終審査)を行い、最優秀賞(文部科学大臣賞)を決定します。皆様の御参加を心よりお待ちしております。

 [日 時] 2月25日(金曜日) 12時00分~17時00分
 [場 所] 文部科学省 ※会場参加またはオンラインにてご参加いただけます。
 [参加費] 無料
※新型コロナウイルス感染症の状況によって、開催内容が変更となる場合があります。

 [詳細・お申込み]https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/1412628.htm

(お問合せ先)
 総合教育政策局 地域学習推進課 
 青少年教育室事業係 
 電話:03-5253-4111(内線2056)
 E-mail:seisyone-jigyou@mext.go.jp

【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

〔初等中等教育局教科書課 高橋瑞人(大阪府枚方市教育委員会)〕

 「文部科学省」と聞いて、いったいどんなことをされているのだろう。現場で教壇に立っていると誰しもがふと思うことがあるのではないでしょうか。
 私は令和3年度4月より、文部科学省に研修として勤めています。元々は中学校の教員で事務局にも数年勤め、現在に至ります。教員として「文部科学省」というところがどういったところなのか…。そんなことをこの短い期間ではありますが、肌で感じております。なぜ、GIGAスクール構想の実現が必要なのか、一斉休校の裏側?など、組織の中に入ることで報道やなんとなくの知っている情報の真相を知ることができるとても貴重な機会になりました。現在は、教科書課に所属し、デジタル教科書の活用の普及促進に向けた業務を行っています。全国の実証校における視察や委託業者とのデータ分析など、自分自身の現場での経験を生かせる部分もありながら、幅広い分析の視点や全国の好事例に触れることができる、これまでにない経験をしています。また、省内だけでなく、様々な有識者と関わることで非常に人とのつながりの大切さを感じています。一方、各自治体からの多くの問い合わせに対して、豊富な知識が必要となるところも多々あり、自分自身の勉強不足を感じておりますが、同じチームの職員の皆様に支えられながら過ごしております。日々、新たなことが知れることや気づけたこと、「この考えが、現場につながっているんだ」など新たな発見があることにとても刺激を受けています。
 これは、子どもが授業を受けている中で感じてほしい授業の神髄の感覚と同じように思います。「文部科学省」、この場所で実務を経験できることは、子どもたちを前に授業をすることとは違う特別な財産となり経験になりますし、自治体に戻った時には、ここで作り上げたネットワークを最大限に生かし、枚方市がめざす教育・子どもの姿に向けて様々な側面から学校教育をサポートしていきたいと思います。
 特に、整備されたGIGAスクール構想の実現による環境のもと、子どもたちが自ら学び続ける環境と態度の育成、学校の先生がいなくても自分達で学校生活を作り上げることができる、そんな子どもたちの育成をめざしたいと強く思うようになりました。
 文部科学省は、新たな視点や考えを得ることができ、自らをアップデートできるそんな場所です。大変な業務(ここは避けて通れないか…)もありますが、その分、自分自身に返ってくることが多いそんな場所に皆さんも一度は体験してみませんか?文部科学省という職場。教員・教育委員会勤務の方は、機会があればぜひ出向されてみることをお勧めします!

 枚方市の取り組みはこちらからぜひご覧ください。https://sites.google.com/hirakata.osakamanabi.jp/giga-school-hirakata/

お問合せ先

初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部

03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)