【お知らせ】
(1) 動画公開【「子供たちの感染状況と学校の感染症対策」―変異株/デルタ株の流行をうけて―】
(2) 「学校魅力化フォーラム開催のご案内」
(3) 「発達障害ナビポータルが開設されました!」
(4) 「国際バカロレア 地域セミナーin北陸地方」開催
(5) 令和4年度子どもゆめ基金助成金一次募集について
(6) 令和3年度第2回「EDU-Portニッポン応援プロジェクト」公募中!
(7) 第一回「Sport in Lifeアワード」の応募団体を募集中!!
(8) 「スポーツエールカンパニー2022」申請受付中!!
(9) 「#週イチスポーツしよう!」キャンペーン実施中!!
(10) 放送大学がデジタルの日に関連する特別番組を放送
【発行】
(1) 『初等教育資料』10月号について
(2) 『中等教育資料』10月号について
(3) 教育委員会月報9月号を文科省HPに掲載しました!
【連載企画】「令和の日本型学校教育」を考える
「コロナ禍が私たちに気付かせたこと」〔さいたま市教育委員会教育長 細田眞由美〕
〔初等中等教育局健康教育・食育課〕
令和3年7月以降における新型コロナウイルス感染症の第5波において、感染力の強いデルタ株が流行し、不安を感じていらっしゃる方も多いと思います。
児童生徒の新型コロナウイルスへの感染状況や学校や家庭でのデルタ株特有の感染予防対策など、最新の情報について、感染症がご専門の国際医療福祉大学の和田耕治教授、小児科学がご専門の長崎大学大学院の森内浩幸教授にお話を伺いました。
教育現場における感染症対策にご活用ください。
国際医療福祉大学医学部 和田耕治教授インタビュー
https://youtu.be/JZOcURoV6fo
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 森内浩幸教授インタビュー
https://youtu.be/CN9IMvqBC38
(お問合せ先)
初等中等教育局 健康教育・食育課
E-mail:kenshoku@mext.go.jp
〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
学校魅力化フォーラムを11月2日(火)14:00~16:25にオンラインにて開催いたします。今年度のフォーラムでは、学校の適正規模・適正配置についての検討に基づき、学校の統合や分離を行ったり、教育活動を充実させながら小規模校を存続させたりするなど、活力ある学校づくりに資する取組事例について、5自治体から発表いただきます。みなさまの御参加をお待ちしております。
※詳細はこちら↓
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tekisei/1421853_00004.htm
※参加受付期日 10月25日(月曜日)12時00分まで
※参加費無料
(お問合せ先)
初等中等教育局 初等中等教育企画課
教育制度改革室 義務教育改革係
電話:03-5253-4111(内線3923)
〔初等中等教育局特別支援教育課〕
インターネット上には、発達障害に関する様々な情報が散在しており、その中から信頼の置ける情報を取捨選択することはとても難しいことです。
そこで、発達障害のある当事者やその家族、支援者や教育関係者など、幅広い方々を対象に、安心かつ正確な情報にアクセスできるよう国立障害者リハビリテーションセンターがポータルサイトを構築しました。詳細は以下のURLを是非御覧ください。
https://hattatsu.go.jp
(お問合せ先)
国立障害者リハビリテーションセンター
企画・情報部 発達障害情報・支援センター
電話:04-2995-3100(内線2591、2593)
(本件担当)
初等中等教育局 特別支援教育課 支援総括係
電話:03-5253-4111(内線3254)
E-mail:hattatsu@mext.go.jp
〔大臣官房国際課〕
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、 IBの教育実践事例等についてご紹介する地域セミナーを開催します。
■日 時 令和3年10月23日 (土曜日)14時00分~16時00分
■場 所 石川県文京会館 (〒920-0918 石川県金沢市尾山町10-5)
■対 象 IB教育の導入に関心のある学校・自治体(教育委員会)関係者、保護者、学生等
■参加費 無料
※入口における検温等、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施いたします。
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20210923/
(お問合せ先)
大臣官房国際課 外国人教育政策係
TEL:03-5253-4111(内線3222)
〔総合教育政策局地域学習推進課〕
「子どもゆめ基金」では、令和4年度子どもゆめ基金助成金の募集を行っております。
受付開始 10月8日(金曜日)
締 切 郵送申請: 11月16日(火曜日)消印有効
電子申請: 11月30日(火曜日)17時
「子どもゆめ基金」は、未来を担う夢を持った子供の健全育成を進めるため、民間団体が実施する自然体験活動や科学体験活動、読書活動等への支援を行っています。
「子どもゆめ基金助成金募集」の詳細は以下をご覧ください。
※本年度より、SDGsの実現に貢献する「持続可能な開発のための教育(ESD)」の紹介ページも記載(募集案内P.119、子どもゆめ基金ガイドP.6~7)しております。
令和4年度募集案内
https://yumekikin.niye.go.jp/jyosei/
令和4年度募集チラシ
https://yumekikin.niye.go.jp/files/items/5933/File/tirashi2021.pdf
子どもゆめ基金ガイド
https://yumekikin.niye.go.jp/download/kouhou.html
(お問合せ先)
独立行政法人国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金部 助成課
電話:0120-579081
(本件担当)
総合教育政策局 地域学習推進課 青少年教育室施設係
電話:03-5253-4111(内線2650)
〔大臣官房国際課〕
文部科学省では、ESD・特活・音楽・体育・理科等の日本で特色のある取組の海外展開を推進する「EDU-Portニッポン応援プロジェクト」を公募しています!教育委員会、学校法人、企業等の皆様からの応募をお待ちしております!
(10月29日正午まで)
※詳細はこちら
https://bit.ly/3ozMaav
(お問合せ先)
日本型教育の海外展開推進事業事務局
(株)コーエイリサーチ&コンサルティング
E-mail: ml-eduport@k-rc.co.jp
(本件担当)
大臣官房国際課 国際戦略企画室
E-mail: eduport@mext.go.jp
〔スポーツ庁健康スポーツ課〕
スポーツ庁では、学校・企業・団体・自治体などの皆様から、スポーツ人口の拡大に資する優れた取組を表彰する第一回「Sport in Lifeアワード」を現在募集中です。本アワードでは自治体部門、団体部門、企業部門の3部門から優秀賞を各3件程度選定!さらに最優秀賞として最も優れた取組に「Sport in Life2021大賞」を授与します!〆切は11月12日(金)!
学校・企業・団体・自治体など皆様からのたくさんの応募をお待ちしております!
詳細は以下をご覧ください。
「Sport in Lifeアワード」応募について
→ https://sportinlife.go.jp/award/
(お問合せ先)
Sport in Life 運営事務局
E-mail:award@go-sportinlife.jp
〔スポーツ庁健康スポーツ課〕
スポーツ庁では、Sport in Lifeプロジェクトの取組の一環として、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業(社団法人、財団法人、特定非営利活動法人等を含みます)を「スポーツエールカンパニー」として認定し、企業の皆様の取組を応援しております(認定期間は1年間)。今年度の申請は11月22日(月)まで!ぜひ皆様からの申請をお待ちしております。
詳細は以下をご覧ください。
「スポーツエールカンパニー2022」申請受付について
→ https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/1419327_00002.htm
スポーツエールカンパニーについて
→ https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/1399048.htm
(お問合せ先)
Sport in Life運営事務局 スポーツエールカンパニー担当
E-mail:info@go-sportinlife.jp
〔スポーツ庁健康スポーツ課〕
スポーツ庁では、Sport in Lifeプロジェクトの取組の一環として、一人でも多くの方がスポーツに親しむ社会の実現に向けて「Team Sport in Life(チームスポーツインライフ )」を結成いたしました。現在Twitterにて「#週イチスポーツしよう!」キャンペーンを実施しております(キャンペーン期間は10月31日まで)。
キャンペーン期間中に、Team Sport in Lifeの公式Twitterをフォローし、「#週イチスポーツしよう」と「#〇〇系」をつけてツイートしていただくと、抽選でプレゼントをご用意しております。
詳細は下記をご覧ください。
TEAM Sport in Life キャンペーンページ
→ https://sportinlife.go.jp/campaign/
TEAM Sport in Life公式Twitter
→ https://twitter.com/sportinlife_JSA
(お問合せ先)
Sport in Life事務局
E-mail:info@go-sportinlife.jp
〔総合教育政策局生涯学習推進課〕
放送大学は、令和3年より新たに設けられたデジタルの日に関連し、特別番組「デジタル社会の課題と展望~DXへの道~」を10月10日(日)21:45(再放送:10月16日(土)10:30)からBS231chで放送します。
デジタルシーンを先導してきた有識者が、現在の社会的状況等を俯瞰し、DXが実現した社会への展望やそこに至る課題を語ります。ぜひご覧ください。
また、デジタル社会において必要とされる数理・データサイエンス・AIを学べるインターネット配信公開講座も開講中です。
※詳しくは放送大学のホームページをご覧ください。
https://www.ouj.ac.jp/hp/o_itiran/2021/0929.html
https://www.ouj.ac.jp/hp/special/article/datascience.html
(お問合せ先)
放送大学総合受付
電話:043-276-5111(代表)
(本件担当)
総合教育政策局 生涯学習推進課 放送大学振興係
電話:03-5253-4111(代表)
〔初等中等教育局教育課程課〕
『初等教育資料』は、幼稚園(こども園)・小学校における幼稚園教育要領・学習指導要領上のねらいや授業の実践、校内研究に必要不可欠な理論・実践事例を豊富に紹介している月刊誌です。
Society5.0の時代の到来や新型コロナウィルス感染症の影響により、直接的な体験や他者との関わりが少なくなっている状況の中、子供たちの豊かな情操と道徳心を培うことがより一層重要になっています。
そこで、特集1では「豊かな心を育む道徳教育の充実」をテーマに、子供たちの今日的な課題を含む実態を踏まえ、どのような子供を育てていくのかという道徳教育を核としたカリキュラム・マネジメントに努め、意図的、計画的に豊かな心を育む道徳教育を全教育活動を通じて推進すること、その道徳教育の要となる道徳科の授業の充実を図ること、また、「令和の日本型学校教育」においても示された、誰一人取り残すことのない、全ての子供たちの可能性を引き出すという視点に立った道徳教育の方向性について解説、座談会、論説、実践事例等で紹介します。
特集2の音楽科では、「鑑賞指導の充実」をテーマとしています。鑑賞指導における資質・能力の育成に向けた題材構想の考え方、授業づくりの在り方について論説、座談会で示すとともに、三つの実践事例で鑑賞指導における具体的な指導の工夫を紹介します。
※詳細はこちら(株式会社東洋館出版社HP)
https://www.toyokan.co.jp/pages/shotokyoiku
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課 教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2916)
〔初等中等教育局教育課程課〕
平成27年6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、選挙権年齢が引き下げられました。さらに民法の改正により、令和4年度からは成年年齢が18 歳へと引き下げられます。18歳で成年になる中学生や高校生にとって、政治のみならず消費、契約や法も、これから一層身近なものとなります。
そこで本号では、これまでの中学校や高等学校における教育実践の蓄積も生かしながら、消費者教育や法教育などに関する具体的な事例を基に、成年年齢の引下げに伴う学校教育の充実について考察します。
※ 詳細はこちら(学事出版ウェブサイト)
http://www.gakuji.co.jp/magazine/chutokyoiku/index.html
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課 教育課程第三係
電話:03‐5253‐4111(内線3706)
〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
特集記事「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律について」をはじめ、読み応えのある記事を掲載しておりますので、ぜひご一読ください。今年度4・5月号から8月号までの各号もお読みいただけます。
↓こちら↓からお読みください!
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/geppou/index.htm
(お問合せ先)
初等中等教育局 初等中等教育企画課 地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線4676)
令和3年1月26日に中央教育審議会において「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」(答申)が取りまとめられました。
急激に変化する時代の中で、我が国の学校教育には、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるよう、その資質・能力を育成することが求められているとされています。答申では、2020年代を通じて実現を目指す学校教育が「令和の日本型学校教育」と名付けられ、その姿が「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」と描かれました。
答申のとりまとめから、早くも1年近くが経とうとしています。この間、新型コロナウイルスの感染拡大により様々な制約が続く一方で、オンラインを生かした新しい形の授業が普及するなど、学校教育を取り巻く環境は急速に変化しています。こうした中では、教育に関わる一人一人が、これまで以上に、様々な変化に柔軟に対応していくことが求められます。そこで、この連載企画では、これからの「令和の日本型学校教育」の実現に向けて考えていくために、様々な分野で活躍されている方々にコラムを執筆していただくことにしました。
第1回は中央教育審議会初等中等教育分科会にご参画いただいている、さいたま市教育委員会教育長 細田眞由美さまからのご寄稿です。
(本連載は毎月第2週に連載します)
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「コロナ禍が私たちに気付かせたこと」〔さいたま市教育委員会教育長 細田眞由美〕
突如世界を襲った新型コロナウイルスは、「学校は何を担い、何を育んでいくべきか」という深い問いを私たちに投げかけた。
昨年の学校教育は、臨時休業、分散登校、そして新しい生活様式という手探りの中で当たり前だった日常が失われた。子どもたちは、発達段階に合わせた学び、とりわけ体験的な学習が十分に与えられない日々を過ごさざるを得ず、そして、心は揺れた。さいたま市教育委員会は、「目の前の子どもたちをロストジェネレーションにしない」を合言葉に、校長たちと、コロナ禍でも豊かな学びを提供するにはどうしたらよいか議論を重ねたが、正解は見つからなかった。大人たちが答えを持っていないならば、子どもたちと一緒に考え、今できることにチャレンジするしかない。
ある小学校の校長は、卒業式でそのチャレンジの成果を次のように語った。「中止、自粛、制限の連続。でも、君たちは『できないならば形を変えて何とかしてみよう』といつも前向きでした。制限ばかりで子どもたちがかわいそうという世の中の声に対する君たちの答えは、『私たちは、幸せや満足は自分で創るよ』という姿でした。その言葉どおり、なんでもやってのけた6年生。君たちの何度でも立ち上がる姿がまぶしかったよ。」
先日、私も、子どもたちの頼もしい姿を目の当たりにした。主権者教育の研究委嘱に取り組んでいるある中学校は、「生徒たちの、生徒たちによる、生徒たちのための学校づくり」を掲げ、自校をWell-Beingな場所にするために、行動し意見をすり合わせ納得解を見つける取組を1年半続けていた。研究発表の日、対立する意見を持て余し議論が暗礁に乗り上げそうになった時、「僕たちの心にとって何が大事なのかを意識することで、この学校は居心地の良い学び舎になるはずです。諦めずに話し合いましょう。」と司会の生徒が発言した。
子どもたちの姿を見て、予測不可能な未来社会を自分の頭で考え抜き自立的に生きていく力こそ、今、学校が子どもたちに育んでいかなければならない力なのだと痛感した。私は、未来に大いに期待している。なぜならば、未来は子どもたちが志すものだから。
03-5253-4111