初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第351号(平成31年1月11日)

[目次]

【お知らせ】
□「ネット安全安心全国推進フォーラム」の開催について
□「第2回NITS(ニッツ)大賞」審査結果と活動発表会について
□平成30年度全国家庭教育支援研究協議会の開催について
□内閣府主催「女子生徒等の理工系分野への進路選択支援に向けた保護者・教員に対するシンポジウム」の開催について
□外務省主催 教育機関向け「海外安全対策セミナー」の開催について
□2019年度「アートマイル国際協働学習プロジェクト」参加校募集について
□マノスク国際学校について
□東京で開催される「文学が繋ぐ人と人」をテーマにしたシンポジウムについて
【発行】
□「初等教育資料」1月号について
□「中等教育資料」1月号について
【コラム】
【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
□総合教育政策局教育人材政策課教員免許企画室免許係 伊志嶺周(沖縄県)
□初等中等教育局健康教育・食育課学校給食係 渡部薫(箕面市)

□【お知らせ】「ネット安全安心全国推進フォーラム」の開催について

〔総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課〕

 文部科学省では、「子供とネットについて考える!~低年齢期からの切れ目ない支援の為に」と題したフォーラムを開催します。ここでは、これからのインターネット社会を生きる青少年のために、大人として何をすべきなのか、有識者による講演やカンファレンス等を通じて学び、考えます。多くの皆様の御来場をお待ちしております。
※参加は事前登録制となっています。

開催日:平成31年2月19日(火曜日)13時30分から 17時30分
場所:文部科学省 講堂(文部科学省庁舎3階:東京都千代田区霞が関3-2-2)
募集:150名(参加費無料)
申込締切:平成31年2月12日(火曜日)
申込先:株式会社メディア開発総研
TEL:03-5261-8927 
FAX:03-5261-8928
E-mail:forum2018@mdri.co.jp
※詳細はこちら
「ネット安全安心全国推進フォーラム」の開催について(平成30年度)

(お問合せ先)
文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課
電話:03-5253-4111(内線2966)

□【お知らせ】「第2回NITS(ニッツ)大賞」審査結果と活動発表会について

〔総合教育政策局教育人材政策課〕

 独立行政法人教職員支援機構(略称:NITS・ニッツ)では、12月27日(木曜日)に「第2回NITS大賞」の審査会を行い、優秀賞10点と審査員特別賞5点を決定しました。受賞者はウェブサイトで公開していますので、御覧ください。また、受賞者15名による活動発表会を下記のとおり開催しますので、自校の課題解決のヒントになりそうなアイデアや工夫を探しに、是非、お越しください。

日時:平成31年2月2日(土曜日)13時30分から
場所:フクラシア丸の内オアゾ「HallA」
(東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング 16階)
申込方法:参加申込書をメールで award@ml.nits.go.jp 宛てに送付
申込締切:平成31年1月25日(金曜日)※定員となり次第締切
参加費:無料

※詳細はこちら
「第2回NITS(ニッツ)大賞」優秀賞・審査員特別賞受賞者、活動発表会プログラム(独立行政法人教職員支援機構ウェブサイト)
参加申込書ダウンロード(Excel:11KB)(独立行政法人教職員支援機構ウェブサイト)
「第1回NITS大賞」ダイジェスト(独立行政法人教職員支援機構YouTubeチャンネル)

(お問合せ先)
独立行政法人教職員支援機構次世代教育推進センター調査企画課広報室
電話:03-6811-0755
(本件担当)
総合教育政策局教育人材政策課教職員研修係
電話:03-5253-4111(内線2986)

□【お知らせ】平成30年度全国家庭教育支援研究協議会の開催について

〔総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室〕

 文部科学省では,全国の家庭教育支援の関係者が一堂に会し,「地域の多様なアプローチによる家庭教育支援の推進方策について」をテーマに先進事例の発表や交流等を行う研究協議会を以下のとおり開催します。皆様の御参加を心からお待ちしています。

 日時:平成31年2月12日(火曜日)から13日(水曜日)
 場所:文部科学省東館3階講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)
 内容:1 基調講演
      ・子育てにおけるスマホと生活習慣など
        講師 川島隆太 氏(東北大学加齢医学研究所所長)
      ・家庭教育支援のための相談スキル
        講師 秋山邦久 氏(常磐大学人間科学部心理学科教授)
     2 パネルディスカッション
      ・教育と福祉の連携による家庭教育支援の取組
        コーディネーター 山野則子 氏(大阪府立大学教授)
      ・子供の生活習慣づくりの多様な取組
        コーディネーター 鈴木みゆき 氏(国立青少年教育振興機構理事長)
     3 事例報告
      ・教育と福祉の連携による家庭教育支援の実施(訪問型家庭教育支援等)
     4 ワークショップ
      ・持続的な家庭教育支援を考えるワールド・カフェ
        ファシリテーター 松田恵示 氏(東京学芸大学副学長)
 定員:300名(先着) ※お申込み期限:平成31年1月31日(木曜日)
※12日(火曜日)は「教育格差解消プラン全国協議会」との合同開催となります。
※申込み等、詳細はこちら
平成30年度全国家庭教育支援研究協議会の開催について

(お問合せ先)
総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
電話:03-5253-4111(内線3467)

□【お知らせ】内閣府主催「女子生徒等の理工系分野への進路選択支援に向けた保護者・教員に対するシンポジウム」の開催について

〔総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課〕

 内閣府では、次代を担う理工系女性人材の育成に向けて、「理工チャレンジ(リコチャレ)」として、科学技術や理工系分野に対する興味関心や理解を向上させるための取組を推進しています。今回は、保護者・教員の皆さまを対象とし、「理工系選択の未来」を知っていただくシンポジウムを全国3か所で開催します。

(岩手・盛岡会場)
日時:平成31年1月27日(日曜日)13時から15時(12時30分開場)
会場:盛岡マリオス18階 188号室
(東京会場)
日時:平成31年2月4日(月曜日)13時30分から15時30分(13時開場)
会場:東京工業大学 キャンパスイノベーションセンター 国際会議室
(長野・松本会場)
日時:平成31年2月6日(水曜日) 13時30分から15時30分(13時開場)
会場:まつもと市民・芸術館小ホール
※詳細はこちら
→ 女子生徒等の理工系分野への進路選択支援に向けた保護者・教員に対するシンポジウム開催のご案内・参加の受付について(株式会社リベルタス・コンサルティングウェブサイト)

(お問合せ先)
内閣府男女共同参画局推進課
電話:03-5253-2111(内線37538)
(本件担当)
総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課企画係
電話:03-5253-4111(内線3268)

□【お知らせ】外務省主催 教育機関向け「海外安全対策セミナー」の開催について

〔大臣官房国際課〕

 近年、日本人の学生や教職員が留学・研究・旅行等で海外に渡航・滞在する機会が増加していることに伴い、海外においてテロを始めとする凶悪な事件や不測の事故に巻き込まれる危険性が高まっています。
 このことを踏まえ、教育機関で海外での教職員や学生の安全管理に携わる事務担当者を対象とした「(外務省主催)海外安全対策セミナー」を開催します。
 安全管理に係る講義の他、実際の事案を想定した机上演習も行われる予定です。是非御参加ください。

開催日・場所:
(広島会場)2019年1月29日(火曜日)TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前ホール3A
(東京会場)2019年2月5日(火曜日)TKP田町カンファレンスセンター2A
対象者:教育機関で教職員や学生の海外渡航に危機管理や送り出しに携わる事務担当者
参加費:無料

※申込み等、詳細はこちら
海外安全対策セミナー 広島会場(外務省ウェブサイト)
海外安全対策セミナー 東京会場(外務省ウェブサイト)

(お問合せ先)
コントロール・リスクス・グループ株式会社(業務委託先)担当:柿本、大越、岡本
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2-8 虎ノ門琴平タワー25階 
電話:03-6866-0861
Fax:03-6866-0867
Email:tokyo@controlrisks.com
(本件担当)
大臣官房国際課企画係
電話:03-5253-4111(内線2569)

□【お知らせ】2019年度「アートマイル国際協働学習プロジェクト」参加校募集について

〔国際統括官付〕

 一般財団法人ジャパンアートマイルでは、『東京2020オリンピック・パラリンピックの参加国・地域の子どもたちと協創する未来』をテーマに、2019年度「アートマイル国際協働学習プロジェクト」(後援:文部科学省・外務省、協力:JICA・東京都)を実施します。
 持続可能な開発目標(SDGs)を学習テーマに、海外の学校と「自分たちはどういう未来を創りたいか」について多様な視点で議論をして、文化背景が違う相手との学び合いの中から生まれた想いを絵に込めて壁画(1.5m×3.6m)を共同制作します。完成した壁画は東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて展示して、子どもたちの未来に向けたメッセージを世界に発信します。
 各校からの参加応募をお待ちしています。

申込期間:2019年1月7日(月曜日)から2月28日(木曜日)
実施期間:2019年4月から2020年3月
実施対象:小学校・中学校・高等学校・大学
募集校数:205校
※詳細はこちら
2019年度「アートマイル国際協働学習プロジェクト ~東京2020オリンピック・パラリンピックの参加国・地域の子どもたちと協創する未来~」募集案内(一般財団法人ジャパンアートマイルウェブサイト)

(お問合せ先)
一般財団法人ジャパンアートマイル
電話:0791-43-5629
(本件担当)
文部科学省国際統括官付ユネスコ振興推進係
電話:03-5253-4111(内線2602)

□【お知らせ】マノスク国際学校について

〔研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付〕

 文部科学省では、エネルギー・環境問題の解決が期待される核融合エネルギーの実現に向け、ヨーロッパ・アメリカ・ロシア・中国・韓国・インドと協働で南フランスに実験炉(ITER)を建設しています。マノスク国際学校は、そのITERで働く職員の子弟の皆さんが通う学校で、フランス語と日本語等の母国語で授業がなされています。学校には幼稚園部・小学部・中学部・高校部があり、現在約20名の日本人児童生徒が在校しています。学校の詳細や教材支援、補助教員の派遣等について、関心がある方は下記お問合せ先まで御連絡ください。

※詳細はこちら
ITER計画の概要
諸外国・地域の学校情報(外務省ウェブサイト)

(お問合せ先)
研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付 ITER担当
電話:03-5253-4111(内線4559)

□【お知らせ】東京で開催される「文学が繋ぐ人と人」をテーマにしたシンポジウムについて

〔文化庁参事官(芸術文化担当)〕

 文化庁では、来る2月9日(土曜日)江東区にて,「文学が繋ぐ人と人」をテーマにシンポジウムを開催します。
 リオパラリンピック閉会式でパフォーマンスを行った義足のダンサー大前光市氏によるダンスパフォーマンスと,国文学研究資料館長のロバート キャンベル氏の基調講演に加え,宮田文化庁長官と高校生ニッポン文化大使によるトークセッション,村田沙耶香氏,片江佳葉子氏、小笠原歩氏によるプレゼンテーションや,鈴木るりか氏を加えたパネルディスカッションを行います。
どなたでも御参加いただけますので、是非お申し込みください。

日時:平成31年2月9日(土曜日) 13時00分から16時15分予定
場所:江東公会堂 ティアラこうとう大ホール(東京都江東区住吉2-28-36)
※詳細はこちら
Culture NIPPON(Culture NIPPONウェブサイト)
※参加申込みフォームはこちら
文化庁「Culture NIPPON シンポジウム」中国・四国大会 お申込みフォーム

(お問合せ先)
「Culture NIPPON シンポジウム」運営事務局
電話:03-3515-6794
(本件担当)文化庁参事官(芸術文化担当)付新文化芸術創造活動推進室
電話:03-5253-4111(内線3108)

□【発行】「初等教育資料」1月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 1月号、特集1のテーマは「新学習指導要領全面実施を見据えた小学校外国語教育の在り方」です。本特集では、小中高を通した英語教育改革の概要、外国語を学習する意義や小学校外国語教育の在り方、移行期の取組について、解説、論説、対談及び座談会をもとに考えます。そして、移行期二年目に向けた準備を整えられるようにするため、中学年外国語活動及び高学年外国語活動・外国語科の授業の事例を通して、各自治体や学校が全面実施に向けて行っている取組を検証します。
 特集2のテーマは「学校の教育目標の実現に向けた総合的な学習の時間の在り方」です。本特集においては、学校の教育目標の実現に向けた総合的な学習の時間の在り方について、解説、座談会、具体的な実践事例を取り上げ、総合的な学習の時間の教育課程上の役割や機能について考えます。
※詳細はこちら
→初等教育資料(株式会社東洋館出版社ウェブサイト)
http://www.toyokan.co.jp/book/magazine/01/b431682.html

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2916)

□【発行】「中等教育資料」1月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 1月号では、「持続可能な社会づくりに資する学校教育」と題して、都道府県市及び学校における具体的な施策や実践を取上げ,持続可能な社会づくりに資する学校教育の在り方について解説しています。
※詳細はこちら
中等教育資料(学事出版ウェブサイト)

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

総合教育政策局教育人材政策課教員免許企画室免許係 伊志嶺周(沖縄県)

 皆様あけましておめでとうございます。今年度も残り3ヶ月弱となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 研修生活も残りわずか。文部科学省での日々とこれまでの東京生活を思い出し、名残惜しい気持ちが徐々に強くなってきていますが、それと同時に、毎日気温一桁台という、あまり経験したことのない真冬の生活から今すぐにでも逃れたいと願う自分もおり、非常に複雑な心境で新年を迎えたところです。
 沖縄はこの時期でも20度前後が当たり前。昼間は半袖で過ごせる日も少なくありません(12月の上旬に沖縄県庁を訪問しましたが、全員「かりゆしウェア」を着ていました)。たまに17、8度を下回ると、みんなが口を揃えて「今日は寒いねぇ」と言うくらい、冬も暖かいです。
 多くの皆さんに「沖縄に行くならいつがいい?」と尋ねられます。何を基準にするか、誰と訪れるかで異なりますが、個人的には最も混雑する夏休み期間はおすすめしません。空港、レンタカー営業所、ホテル、観光スポットなど、とにかくあらゆる場所がカオス状態で、特に家族旅行など人数が多い場合は大変だと思います。一年中暖かいので、マリンスポーツやリゾート目的でも7、8月にこだわる必要はありません(お子様が一緒なら夏休みがベストだとは思いますが)。
 私のおすすめは12月から2月です。さすがにマリンスポーツは難しいですが、入域観光客数が1年のうちで最も少なく、本土と比べてかなり暖かく過ごしやすいからです。食べ物も年中提供されていて、季節限定のものはほとんどありません。以前は、ゴーヤーは夏だけ出回っていましたが、今は冬でも美味しく召し上がっていただけます。
 人気スポットはやはり「美ら海水族館」。巨大アクアリウムが見せる海の世界は圧巻です。しかし、私がぜひ訪れてほしいのは、「離島」や「離島の離島」です。人と人との距離が沖縄本島よりもさらに近く、文化も多種多様。手付かずの自然も多く、ビーチの美しさは本島の比較になりません。また、夜の明かりの少ない、小さい島の満天の星空は圧巻です。私も若い頃に座間味島のビーチで見た星空を、今でも忘れられません。
 食べ物も独特です。例えば、「そば」一つを見て見ても、沖縄本島は「沖縄そば」ですが、宮古島では「宮古そば」、石垣島・西表島などの八重山諸島では「八重山そば」があり、味付けや具材、麺のタイプなどが異なります。食文化の違いを楽しむ離島めぐりでもいいかもしれません。
 できれば、私の出身地である宮古島とその離島群にぜひお越しいただきたいと思います。羽田から宮古空港まで直行便で3時間。今年の3月には下地島空港がオープンし、ジェットスターが成田から直行便を飛ばします。数年前に離島の一つである伊良部島が橋で繋がった(宮古島と離島を繋ぐ橋はこれで3本目)のを契機に、ホテルやリゾート施設の建設ラッシュが続き、もともとの自然を活かした一大リゾートアイランド化が進んでいます。また、素朴で人情味あふれる人々と、「嘘でしょ…?」というくらい酒を飲み続ける男たちの豪快さにも、ご満足いただけるだろうと自負しております。何かトラブルがあれば私の家族や親戚が対応させていただきますので、安心してお過ごしいただけます。
 本当は研修生活を振り返ろうと思って書き始めたのですが…、とりとめのない文になってしまい申し訳ありません。残り少ない研修期間ですが、少しでも経験値を高められるよう日々全力で業務に取り組むと共に、首都東京で生活するという貴重な体験を無駄にしないよう、退勤後や休日も全力で満喫したいと思います。今後ともご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育局健康教育・食育課学校給食係 渡部薫(箕面市)

 昨年度の4月から文部科学省で研修生として過ごし、1年と約9ヶ月が経ちました。それまでは、派遣元である箕面市にて環境分野の業務に携わっていたため、初めての異動、初めての教育行政と、新しい環境に戸惑うことも多々ありましたが、文部科学省の職員の方々に優しく丁寧にご指導いただき、また、似た境遇にある研修生等にも支えられながら、学びの多い大変貴重な経験をさせていただいています。また、生まれてこのかた離れたことのなかった関西を飛び出し、初めての東京、初めての一人暮らしと、仕事もプライベートも初めてづくしの生活に、冒険のようにワクワクとドキドキに満ちた日々を過ごしています。
 さて、皆さま、箕面市(みのおし)をご存じでしょうか。大阪府北部に位置しており、車で新大阪まで約20分という立地でありながら、豊かな自然環境に恵まれた市です。カエルが大合唱する田んぼがあり、ホタルが舞う川もあり、疲れた時や忙しい時にすぐ大自然の中でのんびりと休むことができる、そんな市です。
 私は思わぬ形で一時的とはいえ箕面市を離れることとなり、改めて自身の所属である箕面市のことを考えるようになりました。寒い時期は、箕面の名産の柚子が思い浮かびます。接ぎ木で栽培されるのが一般的な柚子ですが、箕面市の北部にある止々呂美(とどろみ)地区で栽培されている「箕面のゆず」は、そのほとんどが種から育てる「実生(みしょう)栽培」といい、接木で育てる一般的なゆずに比べ、香りが高く、大粒で、高級品とされています。水も空気もきれいな箕面市で育った美味しい柚子をぜひ一度、食べてみてください。柚子の花言葉は、「健康美」です。現在の所属である健康教育・食育課に配属となり学校給食に携わるようになってから、今まで以上にそれぞれの土地で採れる食材や伝統料理を味わう機会を大切にしたいと思うようになりました。柚子をはじめとした旬の食材を楽しみながら、風邪など引かないよう、残りの研修期間も一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

お問合せ先

初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部

電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)