初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第341号(平成30年8月10日)

[目次]

【お知らせ】
□「熱中症予防強化月間」の延長について
□「学校教育魅力化フォーラム」の開催について
□「放射線教育」「福島への教育旅行」に係る政府広報について
□小学校プログラミング教育の指導案・実施事例の掲載及び実施事例の募集について
□「NITS(ニッツ)カフェ」キックオフセミナー「教師の働き方改革 ―多忙化の改善に向けて―」の開催について
□「消費者教育ワークショップinヌエック」の実施について
□2018 文教施設セミナー「未来につながる学校づくりセミナー」の開催について
□平成30年度中学校卒業程度認定試験の出願受付について
□平成30年度第2回高等学校卒業程度認定試験の出願受付について
□「パブコン~もしもあなたがスポーツ庁長官だったら~」の募集開始について
【発行】
□「教育委員会月報」について
【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
□初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係 藤澤奈央(静岡市)
□初等中等教育企画課教育委員会係 岸本勇祐(広島市)

□【お知らせ】「熱中症予防強化月間」の延長について

〔初等中等教育局健康教育・食育課〕

 今年の夏は暑さが厳しく、全国各地で熱中症の被害が発生しています。
 例年7月は「熱中症予防強化月間」とされていますが、今年は8月まで延長されました。
 今後も気温の高い日が続くようです。熱中症は、気温・湿度などの環境条件に配慮した活動や、こまめに水分や塩分を補給し休憩を取ること、児童生徒等への健康観察など健康管理を徹底することによって防止できます。
 これまでも熱中症の事故防止についてお願いしているところですが、引き続き熱中症の予防に努めてください。
※学校における熱中症の防止についての情報等はこちら(文部科学省×学校安全ポータルサイト)
文部科学省×学校安全ポータルサイト

(お問合せ先)
初等中等教育局健康教育・食育課学校安全係
電話:03-5253-4111(内線2917)

□【お知らせ】「学校教育魅力化フォーラム」の開催について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

  文部科学省では、市町村における少子化に対応した魅力と活力のある学校づくりの検討を促すため、「学校統合による魅力ある学校づくり」や「地理的な要因等により学校統合が困難な地域等において小規模校のメリットを最大化し、デメリットを最小化させるための取組」に関するモデルを創出する調査研究を平成27年度から実施しています。
 本フォーラムでは、中央教育審議会初等中等教育分科会の委員でもある千葉大学教育学部教授の貞廣斎子先生に講演いただくとともに、これまで調査研究を行ってきた自治体からその取組を発表いただきます。魅力と活力ある学校づくりに参考となる内容となっていますので、是非ご参加ください。
 なお、本フォーラムの詳細や参加登録方法については、8月20日(月曜日)以降、都道府県教育委員会を通じて各自治体へご案内する予定です。
日時:平成30年10月16日(火曜日)13時15分から16時30分まで
場所:文部科学省東館3階第1講堂


(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係
電話:03-5253-4111(内線2007)

□【お知らせ】「放射線教育」「福島への教育旅行」に係る政府広報について

〔内閣府地方創生推進室〕

 避難児童生徒へのいじめの問題や福島県への教育旅行の不振など、科学的根拠に基づかない風評やいわれのない偏見・差別といった課題が今なお残っています。その背景には、放射線に関する正しい知識や福島県の現状等の周知不足があります。
 内閣府は、復興庁と連携し、教師等の教育関係者を対象に、「放射線教育」と「福島への教育旅行」に関する特集記事を新聞に掲載しました。政府広報オンラインにも掲載していますので、是非御活用ください。
※詳細はこちら(政府広報オンライン「特集 放射線の話」)
特集 放射線の話

(お問合せ先)
内閣府大臣官房政府広報室
電話:03-5253-2111(内線82792)
 
(本件担当)
○放射線教育について
初等中等教育局教育課程課教育課程第二係
電話:03-5253-4111(内線2930)
○教育旅行について
初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係
電話:03-5253-4111(内線3299)

□【お知らせ】小学校プログラミング教育の指導案・実施事例の掲載および実施事例の募集について

〔未来の学びコンソーシアム〕

 プログラミング教育を推進する官民協働の「未来の学びコンソーシアム」は、2020年度から必修化される小学校におけるプログラミング教育での指導案・実施事例をポータルサイトに掲載しています。
 今回、これまで掲載していた算数、理科、音楽に加え、社会科、家庭科、図画工作科の4事例を追加しました。さらに、総合的な学習の時間と国語の事例、教科調査官のインタビュー記事も8月中に掲載予定です。
 また、9月よりコンソーシアムの賛同者が実施事例を掲載する際の掲載基準も公開しました。賛同者が事例を投稿できる機能は9月にリリース予定です。
※掲載事例はこちら(小学校を中心としたプログラミング教育ポータル)
プログラミング教育の実施事例に関する情報
※実施事例の募集についてはこちら(小学校を中心としたプログラミング教育ポータル)
プログラミング教育の実施事例募集開始について


(お問合わせ先)
未来の学びコンソーシアム事務局
電話:03-6734-3147

(本件担当)
生涯学習政策局情報教育課情報教育振興室情報教育推進係
電話:03-5253-4111(内線2090)

□【お知らせ】「NITS(ニッツ)カフェ」キックオフセミナー 「教師の働き方改革 ―多忙化の改善に向けて―」の開催について

〔初等中等教育局教職員課〕

 独立行政法人教職員支援機構(略称:NITS(ニッツ))では、養成・採用・研修を担う大学や教育委員会など専門の教育機関の関係者と、教員や地域の方々が、教員の資質向上に関するテーマで語り合う参加型ワークショップ(NITSカフェ)を支援する事業を行っています。
  去る7月30日(月曜日)、「教師の働き方改革 ―多忙化の改善に向けて―」をテーマに、本年度のキックオフセミナーを開催しました。北海道から鹿児島まで全国約20都道府県から約60名(教員や校長、教育委員会、教職大学院など)の御参加の下、工夫された取組事例やアイデアの発表、ワークショップや交流会における課題共有・検討などを行い、具体の事例や参加者の意見などが大変参考になったとの声を多数いただく、有意義なセミナーとなりました。
  本セミナーがより多くの教育関係者の皆様の学校における課題解決に資するよう、当日の様子をウェブサイトに掲載していますので、是非御覧ください。
※当日の様子についてはこちら(独立行政法人教職員支援機構ウェブサイト)
「NITSカフェ」キックオフセミナー 「教師の働き方改革 ―多忙化の改善に向けて―」開催レポート
※NITSカフェ事業の要項など詳細はこちら(独立行政法人教職員支援機構ウェブサイト)
NITSカフェ(平成30年度教職大学院と教育委員会の連携・協働支援事業)


(お問合せ先)
 独立行政法人教職員支援機構次世代教育推進センター調査企画課
 電話:03-6811-0756・0754

(本件担当)
 初等中等教育局教職員課研修支援係
 電話:03-5253-4111(内線2986)

□【お知らせ】「消費者教育ワークショップinヌエック」の実施について

〔生涯学習政策局 男女共同参画学習課〕

 文部科学省では、独立行政法人国立女性教育会館が主催する「平成30年度男女共同参画推進フォーラム」において、消費者教育に関するワークショップ「消費者教育ワークショップinヌエック」を実施します。
 今回は、「持続可能な社会をつくる消費者~地球の未来に向けて~」をテーマに、私たち消費者の行動が、現在や将来の世代にわたって、社会や経済、環境に影響することなど、公正かつ持続可能な社会の形成について、消費者教育実践者による講演やパネルディスカッション等を行います。是非、お気軽に御参加ください。
日時 :平成30年8月31日(金曜日)10時から12時(当日自由参加、参加費無料)
会場 :独立行政法人国立女性教育会館 研修棟 大会議室(埼玉県比企郡嵐山町菅谷728)
※当日プログラム等詳細はこちら
平成30年度消費者教育フェスタ


(お問合せ先)
生涯学習政策局男女共同参画学習課消費者教育推進係
電話:03-5253-4111(内線3462)

□【お知らせ】2018 文教施設セミナー 「未来につながる学校づくりセミナー」の開催について

〔大臣官房文教施設企画部施設企画課〕

  文部科学省では、学校施設における木材利用、個別施設毎の長寿命化計画(個別施設計画)の策定及び学校施設を取り巻く様々な課題等への理解を深め、未来につながる学校づくりが更に推進されることを目的に、地方公共団体、国立大学法人及び学校法人の文教施設整備に従事する施設担当職員、学校関係者、設計事務所、建設会社などを対象に、文教施設セミナーを開催します。
 「学校施設における木材利用と長寿命化計画策定等」をテーマに、文教施設施策の説明、公立学校や国立大学の先進事例等の紹介を行いますので、是非御参加ください。
東京会場:平成30年9月18日(火曜日)
     文部科学省 東館 3階講堂(定員300名)
大阪会場:平成30年9月21日(金曜日)
     CIVI研修センター 新大阪東 E5 Hall(定員200名)
※詳細・申込はこちら(参加無料・事前申込制)
2018文教施設セミナー 未来につながる学校づくりセミナー

(お問合せ先)
大臣官房文教施設企画部施設企画課 指導第二係
電話:03-5253-4111(内線2292)

□【お知らせ】平成30年度中学校卒業程度認定試験の出願受付について

〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

  文部科学省では、病気などやむを得ない事由によって保護者が義務教育諸学校に就学させる義務を猶予又は免除された人等に対して、「中学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうか」を認定する試験を実施しています。
 当該試験に合格すると、高等学校の受験資格が得られます。受験を希望される方は、受験案内を御確認の上、出願の手続をお願いします。
出願受付:平成30年8月20日(月曜日)~9月7日(金曜日)消印有効
試  験 日:平成30年10月25日(木曜日)
※試験の詳細はこちら
就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験


(お問合せ先)
生涯学習政策局生涯学習推進課認定試験第一係・第二係
電話:03-5253-4111(内線2024・2643)

□【お知らせ】平成30年度第2回高等学校卒業程度認定試験の出願受付について

〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

 文部科学省では、様々な理由により高等学校等を卒業していない方のために、「高等学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうか」を認定する試験を毎年2回実施しています。
 当該試験に合格すると、大学・短期大学・専門学校の受験資格が得られるほか、就職や資格試験にも活用することができます。受験を希望される方は、受験案内を御確認の上、出願の手続をお願いします。
出願受付:平成30年8月30日(木曜日)~9月13日(木曜日)消印有効
試験日:平成30年11月10日(土曜日)・11日(日曜日)
※試験の詳細はこちら
高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)


(お問合せ先)
生涯学習政策局生涯学習推進課認定試験第一係・第二係
電話:03-5253-4111(内線2024・2643)


□【お知らせ】「パブコン~もしもあなたがスポーツ庁長官だったら~」の募集開始について

〔スポーツ庁健康スポーツ課(パブコン事務局)〕


 本メルマガの第338号でお知らせした、国民のスポーツ実施率を向上させるための事業プランの募集(パブコン=パブリックコンペティションの略)がいよいよ始まります!
 スポーツ庁長官になったつもりで考えた「みんなが元気になる施策」について、是非積極的な御応募をお待ちしています。
募集期間:8月20日(月曜日)~9月28日(金曜日)
※応募方法等の詳細はこちら(スポーツ庁ウェブサイト)
第2回パブコン~もしもあなたがスポーツ庁長官だったら~


(お問合せ先)
スポーツ庁健康スポーツ課庶務係(パブコン事務局)
電話:03-5253-4111(内線3939)
E-mail:pubcon@mext.go.jp 

□【発行】「教育委員会月報」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕


  「教育委員会月報」は、文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 8月号の特集は、「第3期教育振興基本計画について」と「持続可能な開発のための教育(ESD)の推進~今日よりいいアースへの学び~」です。
※詳細はこちら(第一法規株式会社ウェブサイト)
教育委員会月報


(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係 藤澤奈央(静岡市)


 私の出向元である静岡市は、気候も温暖、自然も都会も兼ね備えたコンパクトシティとして、便利で住みやすいまちです。しかしながら、昨年度、政令指定都市で初めて推計人口70万人を切ってしまったため、今年4月、東京へ住民票を移すときは心苦しいものでした。
 さて、静岡のイメージといえば、「お茶」を思い浮かべていただく方が多いかと思いますが、この夏、静岡県中部エリア(静岡・焼津・藤枝市内)で、「茶氷プロジェクト」がスタートしているようです。静岡茶を使った「茶氷(ちゃごおり)」は見た目も涼やか、食べて涼やか、インスタ映えになること間違いなしです。今年の夏は今までにない猛暑が続いていますので、静岡を訪れる機会があれば、是非お立ち寄りください。

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

〔初等中等教育企画課教育委員会係 岸本勇祐(広島市)〕

 私は今年の4月から、生まれ育った広島に家族を残し、単身東京で生活をしています。広島に帰るのも月に1回程度。7月も6日(金曜日)の夜に帰りました。そう、豪雨災害の起こった日です。
 家に着くとすぐに荷物を上に運び、浸水に備えました。雨音に何度も目を覚ましながら朝を迎えました。外を見ると、家から見える近くの川が決壊していました。私たち家族は幸い被害にあわなかったのですが、自然災害の恐怖を目の当たりにしました。
 災害発生からこれまで、多くの方のお力添えのおかげで、少しずつ少しずつ復興に向けて歩みを進めています。そして、広島は必ず復興すると信じています。73年前も、広島はみんなの力で大きな苦難を乗り越えてきたのですから。カープとサンフレッチェが共にリーグ首位で頑張っている姿にも元気づけられますしね!
 皆様には引き続き、復興への御支援御協力をお願いします。そのためにも、この機会に、是非一度広島を訪れてみてください!よろしくお願いします。

お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成30年09月 --