初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第325号(平成30年2月9日)

[目次]

【お知らせ】
□ 平成30年度「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の公募について
□ 文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」シンポジウムの開催について
□ 次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」成果報告会の開催について
□ 平成29年度「青少年の体験活動推進企業表彰」表彰式及びシンポジウムの開催について
□ 「教職員を対象とした男女共同参画研修」の実施について
【発行】
□ 月刊誌について
【エッセイ】
□ 地方教育行政研修生リレーエッセイ  
     初等中等教育局健康教育・食育課  加藤 慎也 さん(広島県広島市)

□【お知らせ】平成30年度「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の公募について

〔大臣官房国際課〕
  2016年5月に開催したG7教育大臣会合の成果文書である「倉敷宣言」において、G7各国間での教育に関する理念・課題の共有や国際協働の重要性が確認されたことを踏まえ、文部科学省は、平成29年度から委託事業「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」を実施しています。本事業は、「倉敷宣言」にあげられた教育課題について、G7各国間の比較研究や調査分析を行った上で、初等中等教育機関の教員をG7各国の教育現場に短期に派遣し、教育実践活動等を通じて各国の豊かな経験を相互に学び合い、教育分野におけるG7各国間の関係強化を図るために実施しているものです。
 平成30年度は、「倉敷宣言」にあげられた教育課題のうち、「イノベーション創出に向けた教育(STEM、STEAM教育)」をテーマとして、以下のとおり公募します。
(1)事業規模:1件当たり1,800万円程度
(2)採択数:2件程度
(3)スケジュール:1月30日公募開始、2月22日公募締切、3月中委託先決定

※詳細は、こちらを御覧ください。
平成30年度新時代の教育のための国際協働プログラムの公募について(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

(お問合せ先)
大臣官房国際課国際協力企画室
電話:03-5253-4111(内線4751)     

□【お知らせ】文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」シンポジウムの開催について

〔大臣官房国際課〕
 「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」では、関係省庁、政府系機関、大学、教育委員会、教育産業をはじめとする国際的な教育協力の実施機関の関係者と「日本型教育」に関心を持つ海外の機関を一堂に会し、今年度の成果及び今後の方向性を共有するため、シンポジウムを開催します。「日本型教育」に寄せられる期待・ニーズや、海外での展開事例について知り、国内事業者や各国大使館等とネットワーキングをする機会となりますので、是非御参加ください。
  「第2回EDU-Portシンポジウム」
  ・日時:2018年3月9日(金曜日)16時~18時
  ・場所:文部科学省 3階講堂
      ※レセプションパーティー(18時15分~19時45分) 於:文部科学省1階食堂 
 ・定員:300名程度  ※参加者多数の場合は、先着順とさせていただきます。
 ・参加申込:御所属、氏名、レセプション参加有無を御記入の上、専用メールアドレス(education-info@ml.mri.co.jp)宛にお申し込みください。

※詳細は、こちらを御覧ください。
「第2回EDU-Portシンポジウム」開催のご案内

(お問合せ先)
大臣官房国際課日本型教育の海外展開推進プロジェクトチーム
電話:03-5253-4111(内線3407)

□【お知らせ】次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」成果報告会の開催について

〔生涯学習政策局情報教育課〕
 文部科学省では、新学習指導要領の実現を見据え、「情報教育の推進等に関する調査研究」を実施しております。本調査研究では、推進校を指定し、教科等横断的な情報活用能力の育成に係るカリキュラム・マネジメントの在り方やICTを効果的に活用した指導方法の開発のための実践的な研究をしております。
 このたび、各推進校における取組の成果と課題を全国の教育関係者等に知っていただき、本調査研究の成果を普及していくことを目的に、以下のとおり成果報告会を開催いたします。
 多くの皆様の御来場をお待ちしております。
  ・日程:平成30年3月13日(火曜日)13時~17時予定
  ・会場:文部科学省東館3階 第1講堂

※詳細は、こちらを御覧ください。
次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」

(お問合せ先)
生涯学習政策局情報教育課情報教育振興室情報教育企画係
電話:03-5253-4111(内線2659)

□【お知らせ】平成29年度「青少年の体験活動推進企業表彰」表彰式及びシンポジウムの開催について

〔生涯学習政策局青少年教育課〕
 文部科学省では、青少年の多様な体験活動を提供するために、企業の社会貢献活動を通した青少年の体験活動を推進しています。
 企業が、自社の強みを生かし、積極的に教育CSR活動に参画することは、子供たちのこれからの時代を生き抜く力の育成のみならず、企業の社会的評価の高まりや、新たな社会価値の創造につながります。
 受賞された企業の取組を題材に、青少年の体験活動の推進のための企業の役割について、みなさんと一緒に考えます。
  「青少年の体験活動推進企業表彰」表彰式及びシンポジウム
  ・日時:2018年3月1日(木曜日)14時30分~18時
  ・場所:文部科学省 3階講堂
      ※懇親会(18時15分~19時30分)於:文部科学省1階食堂
  ・定員:300名程度  ※参加者多数の場合は、先着順とさせていただきます。

※募集の詳細は、こちらを御覧ください。
青少年の体験活動推進企業表彰

(お申込み先)
平成29年度「青少年の体験活動推進企業表彰」運営事務局(アオイ環境株式会社内)
電話:03-6435-2300 
FAX:03-5444-6850
(お問合せ先)
生涯学習政策局青少年教育課事業係
電話:03-5253-4111(内線2056)

□【お知らせ】「教職員を対象とした男女共同参画研修」の実施について

〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕
 国立女性教育会館(NWEC/ヌエック)では、1月6日~7日に小・中・高等学校の教職員を主な対象とした研修を実施し、全国から34名の方に参加いただきました。
 本研修は、学校現場が直面する様々な課題を男女共同参画の視点から捉え、理解を深めることを目的としています。男女共同参画の基本理念の整理や働き方改革、女性管理職(校長・教頭等)が増えるメリット、児童生徒の将来なりたい職業の性差への影響など、多彩なテーマでディスカッションを展開しました。さらに、新学習指導要領に取り入れられたアクティブ・ラーニングの手法による「多様性を実感するワーク」を体験後、全体を振り返り、研修内容を現場でどう生かすかを参加者同士で話し合いました。
 LGBTやSNSの利用方法等の情報提供も実施し、知識のブラッシュアップもはかった本研修は、活発な議論が交わされ、参加者の満足度は100%でした。次回は平成30年11月29日、30日に実施予定です。

※詳細は、こちらを御覧ください。
平成29年度「教職員を対象とした男女共同参画研修」(独立行政法人国立女性教育会館ウェブサイトへリンク)

(お問合せ先)
国立女性教育会館事業課
電話:0493-62-6725
(本件担当)
生涯学習政策局男女共同参画学習課男女共同参画推進係
電話:03-5253-4111(内線2654)

□【発行】月刊誌『教育委員会月報』2月号について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
<教育委員会月報>
 文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 2月号の特集は、「平成28年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について」です。

※詳細は、こちらを御覧ください。
教育委員会月報(第一法規株式会社ウェブサイトへリンク)

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)

□【エッセイ】地方教育行政研修生リレーエッセイ

〔健康教育・食育課 加藤 慎也〕
 私は、プロ野球セ・リーグを連覇しているカープの地元広島市から来ています。
 思い起こすと、ちょうど2年前、上司から2年間の東京行きの打診がありました。当時、2人の息子が2歳と6歳でした。東京へは、単身で行くという選択肢もありましたが、私としては、2歳の息子と2年間も離れて暮らすのは耐え難いと思い、家族での東京生活を考えていました。しかし、上の息子は、小学校入学を間近に控えており、東京に引っ越すとなると入学する小学校が変わるので、少し悩んでいました。このことを上の息子に話し、東京の小学校に入学することになってもいいかと尋ねたところ、「いいよ!行きたい!」と即答でした。子供ながらに、東京への憧れを抱いていたのかもしれません。この息子の発言で、私たち家族の東京生活が始まったのでした。
 東京生活の中心となる文科省での勤務は、1年目がキャリア教育の担当、2年目が食育の担当でした。広島市で、キャリア教育や食育の担当として働いていたわけではなく、文科省に来ていきなり担当となったわけです。初めは、都道府県等からの問合せに対して分からないことだらけでした。周囲の方に教えてもらったり、資料を読んだり、自分で調べたりする中で、少しずつ担当する教育について詳しくなったように思います。今でも分からないことはたくさんありますが、文科省で働いたことによって、様々なことを吸収することができました。また、私と同じように地方自治体から来ている方々とのつながりを得られたことも私の財産です。
 私の文科省での勤務は残り2か月を切りました。健康にここまで勤務できたのは、家族の支えとともに、文科省の職員の方々の支えがあったからです。これから年度末の忙しい時期に入りますが、少しでも職員の方々に恩返しできるように頑張っていきたいと思います。そして、4月からは、地元の広島市の子供たちのために尽力したいと思います。

(平成30年2月9日配信)

お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初等中等教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成30年03月 --