初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第292号

[目次]

□【お知らせ】今週のトピックス「コミュニティ・スクール」動画の配信について
□【お知らせ】「教職員を対象とした男女共同参画研修」参加者募集について
□【お知らせ】「平成29年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク91

□【お知らせ】今週のトピックス「コミュニティ・スクール」動画の配信について

〔大臣官房総務課広報室〕

  コミュニティ・スクールをテーマにした動画を作成しました。コミュニティ・スクールの必要性、具体的な活動内容、目指す学校の姿など、東京都三鷹市教育長としてコミュニティ・スクール設置当初から携わってこられた貝ノ瀬滋文部科学省参与にお聞きしました。その様子は当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますから御覧いただけます。
  「今週のトピックス」をはじめ、動画や写真をFacebook(FB)、HP「今日の出来事」はキャスター出身の櫻木大臣報道官を中心に取材を行い、省内の動きを発信しています。
当省フェイスブック(※文部科学省のフェイスブックへリンク)
※いいね!をして頂くと直接情報を御覧いただけます。
当省ホームページ「今日の出来事」 「今週のトピックス」(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
最近の投稿:
(FB)PTAに文部科学大臣表彰を授与など
(HP)外国人児童生徒等教育の充実、大西宇宙飛行士との交信イベントなど

(お問合せ先)
総務課 広報室 事業第一係
電話:03-5253-4111(内線2171)


□【お知らせ】「教職員を対象とした男女共同参画研修」参加者募集について

〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕

  国立女性教育会館(NWEC)では、小・中学校の教職員を対象とした男女共同参画研修を実施します。
  変化の著しい社会状況下において、児童生徒の人格を形成し、その「生きる力」を高めていくためには、指導に当たる教職員が男女共同参画の視点をしっかりと身につけておくことが必要です。また、これからの学校現場では、多様性(ダイバーシティ)に配慮した指導や支援が必要な場面が数多く想定されます。
  この研修では、改めて男女共同参画の基本を学ぶとともに、学校現場や家庭が直面する現代的課題を男女共同参画の視点から読み解いていきます。更に、グループワークを通じて、参加者同士が課題を共有し、解決策を探ります。
  現場の最前線で児童生徒や保護者に対応する教職員として求められる知見を身に付けるとともに、課題解決に役立つ学校を越えたネットワークを構築するために、この研修をご活用ください。
日時:平成29年1月26日(木曜日)~27日(金曜日)【1泊2日】1日のみの参加も可
対象:小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校前期課程の教職員(国公立、私立)
会場:国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町)
定員:30名
参加費:無料(宿泊費1,200円、食事代別途)
プログラム:
  1日目:講義1「男女共同参画の視点を踏まえた学校教育の在り方とは」
           ワークと解説1「多様性を認める共生について学ぶ」
  2日目:講義2「学校におけるSNSトラブルについて」
           講義3「学校現場でのLGBTの対応について」
           ワークと解説2「多様性に配慮した体験学習とは」
           講義4「デートDVの理解と相談対応」
締切:平成29年1月17日(火曜日)17時
※詳細は「教職員を対象とした男女共同参画研修」募集(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)を御覧ください。

(お問合せ先)
国立女性教育会館 事業課
電話:0493-62-6724/6725


□【お知らせ】「平成29年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について

〔科学技術・学術政策局企画評価課〕

  文部科学省では、国民の皆さんに科学技術をより身近に感じていただくとともに、科学技術についての関心を高める契機とするため、昨年度に引き続き科学技術白書の表紙の絵・デザインを公募します。
  今年度の公募のテーマは「2050年の未来の社会」です。あなたが想像する夢の科学技術や、科学技術によってつくりたいこれからのくらしの姿など、皆さんの自由なイメージやアイデアを作品にして送ってください。
  昨年度は671件もの作品の応募があり、その中から大変すばらしい作品が白書の表紙を飾りました。前回に負けない多くの力作をお待ちしております。
1.部門:「小・中学生部門」、「一般部門(中学校卒業以上)」の2部門
2.公募テーマ:「2050年の未来の社会」
(イメージ例:「わたしたちの未来の科学技術」、「あったらいいな、夢の科学技術」、「想像しよう未来のくらし」、「未来のまちでできること」)
3.締切:平成29年2月10日(金曜日)必着
4.表彰作品:最優秀賞(両部門を合わせた全体から1点)
・白書の表紙に採用。
・文部科学大臣名の賞状・盾、記念品を贈呈。
その他、優秀賞、佳作(共に部門ごとに数点ずつ)を表彰します。
5.応募先:平成29年版科学技術白書表紙絵・デザイン受付係
           〒105-0014 東京都港区芝一丁目10番11号 コスモ金杉橋ビル8階 株式会社ムサシ分室内
           電話:03-5442-3256
           電子メール:kagaku@musashinet.co.jp
※詳細は当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますを御覧ください。

(お問合せ先)
 平成29年版科学技術白書表紙絵・デザイン受付係
(株式会社ムサシ分室内)
電話:03-5442-3256
電子メール:kagaku@musashinet.co.jp


□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク91

「研修の折り返し地点で思うこと」

初等中等教育局 教育課程課        
教育課程企画室 審議・調整係       
入口 強志(静岡市教育委員会)

  派遣元である静岡市は、温暖な気候、豊かな自然、心優しい人々と素晴らしいところだと感じております。というのも私の生まれ故郷は長崎県です。他県の者だからこそわかる良さがあります。静岡には徳川家康公ゆかりの観光地が多くあり、家康公を祀る神社である久能山東照宮、晩年を過ごした駿府城の跡を整備した駿府公園。それ以外にも弥生時代の遺跡である「登呂遺跡」・・・。そして、様々な風景に重なる雄大な「富士山」。
  この素晴らしい静岡の地で子供の頃からの夢であった小学校教諭として20年・・・。いつも子供たちの「先生、わかったよ!できたよ!」とキラキラした笑顔にエネルギーをもらい、子供と目的(なりたい自分)を共有し、学び、共に成長する毎日を送らせていただきました。そして、静岡市教育委員会に入り、学校訪問や研修会の指導助言など、何となく仕事の内容がわかってきたと感じた頃に文部科学省への派遣。いかに子供たちにとって簡単でわかりやすい言葉遣いをするかを意識しながら生活してきた私にとって、文部科学省で交わされている言葉や仕事のスピード感に、驚き、戸惑うことばかりでした。しかし、前期に参加させていただいた管理主事研修などでは、研修生の方々と共に学び、何とか本番まで乗り切り、これまでにない経験と、多くの素晴らしい出会いをいただきました。そして日常の業務に関しても、特別支援教育課で特別支援学校や特別支援学級だけでなく、通常学級に在籍する子供たちのためにも熱意を持って仕事に向かわれる姿。教育課程課で学習指導要領の細部まで熱く議論を交わしながら作られている姿から、「全体を俯瞰で見ながらも、子供一人一人に思いを寄せる」大切さなど、多くのことを学びました。
  文部科学省で半年を過ごし、強く感じていることは、学校現場で大切だと感じたこと(学校全体を俯瞰で見ながらも、一人の子供、一人の先生にも思いを寄せること)と重なる部分があるということです。また、冒頭に書かせていただきましたが、「子供たちのパワー」をもらっていたことが、どれだけ自分が前向きに仕事に取り組むエネルギーになっていたのかを今強く感じております。
  子供たちが、毎日、「できたよ。」「わかったよ。」とキラキラした笑顔で過ごすことができるのも、今、私が見ている文部科学省の皆様が全体を俯瞰で見ながらも、子供や先生一人一人にまで思いを寄せながら、熱意を持って業務に取り組まれていることで成り立っていると感じております。
  研修の折り返し地点を過ぎて思うことは、文部科学省を舞台に、様々な方との出会いを大切にし、多くのことを学び、文部科学省で出会った皆様の熱い思いを静岡市へ確実につなぐことを意識し、あと半年を過ごしていきたいと思っております。
  さて、次回のリレートークは、さいたま市から派遣された文部科学省研修生、橋本大輔さんです。


お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局内「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成28年12月 --