令和5年度大学等卒業者の就職状況調査（4月1日現在）

設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。

6,250人

 (※) 母集団の関係から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出。

各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、就職希望の有無、就職状況等につき調査を実施する。

【全体の概要】
○ 大学の就職率は、98.1％（前年同期比0.8ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）。このうち国公立大学及び私立大学の就職率は、それぞれ98.5％（同1.1ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）、97.9％（同0.7ポイント上昇）（調査開始以降、2番目に高い水準）。
○ 短期大学の就職率は、97.4％（前年同期比0.7ポイント低下）。
○ 高等専門学校及び専修学校（専門課程）の就職率は、それぞれ100.0％（前年同期比0.8ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）、97.5％（同1.8ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）。
○ 大学等（大学、短期大学、高等専門学校）を合わせた就職率は、98.1％（前年同期比0.6ポイント上昇）（調査開始以降、過去2番目に高い水準）。専修学校（専門課程）を含めると98.0％（同0.7ポイント上昇）。
○ 本調査における卒業者全体(※)に占める就職者の割合（大学のみ）「73.3％」
(※) 卒業者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。 

 【男女別の概要】
○ 男女別では、男子大学生の就職率は、97.9％（前年同期比0.6ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）、女子は98.3％（同1.0ポイント上昇）。また、国公立大学では、男子：97.6％（調査開始以降、過去3番目に高い水準）、女子：99.5％（調査開始以降、過去最高）、私立大学では、男子：97.9％（調査開始以降、過去最高）、女子：97.9％（調査開始以降、3番目に高い水準）となっている。

【文系・理系別の概要】※大学のみ
○ 文系・理系別では、文系の就職率は97.9％（前年同期比0.8ポイント上昇）（調査開始以降、過去2番目に高い水準）、理系の就職率は98.8％（同0.7ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）となっている。
 
 【地域別の概要】※大学のみ
○ 地域別では、中国・四国地区の就職率が最も高く、99.6％（前年同期比1.0ポイント上昇）（調査開始以降、過去最高）となっている。