平成19年度学校基本調査 調査結果の概要(高等教育機関) 卒業後の状況調査 3短期大学卒業者

3 短期大学卒業者

(1)卒業者数

 平成19年3月に短期大学(本科)を卒業した者は9万2千人(男子1万1千人,女子8万1千人)で,前年より8千人減少している。
 これを設置者別にみると,国立3百人(前年より7百人減),公立5千人(前年より1千4百人減),私立8万6千人(5千5百人減)となっている。

(2)卒業者の進路(表17,図12)

 卒業者の進路別内訳は,「大学等への進学者」1万1千人(全卒業者の12.0パーセント),「就職者」(就職し,かつ進学した者を除く。)6万5千人(同70.2パーセント),「専修学校・外国の学校等入学者」2千人(同2.3パーセント),「一時的な仕事に就いた者」4千人(同4.7パーセント),「左記以外の者」9千人(同10.3パーセント),「死亡・不詳の者」6百人(同0.6パーセント)となっている。

図12 短期大学(本科)卒業者の進路状況

表17 進路別卒業者の推移(短期大学[本科])

ア.進学状況

  • 1 大学等への進学者数は1万1千人(男子3千人,女子8千人)で,前年より7百人減少している。
  • 2 進学率(卒業者のうち大学等への進学者の占める比率。以下同じ。)は12.0パーセント(男子25.2パーセント,女子10.2パーセント)で,前年より0.3ポイント上昇している。

イ.就職状況(表18,図13~図15)

  • 1 就職者総数(「大学等への進学者のうち就職している者」を加えた全就職者数。以下同じ。)は6万5千人(男子6千人,女子5万9千人)で,前年より3千人減少している。
  • 2 就職率(卒業者のうち就職者総数の占める比率。以下同じ。)は70.2パーセント(男子54.0パーセント,女子72.3パーセント)で,前年より2.5ポイント上昇している。
  • 3 就職率を関係学科別にみると,「教育」が80.1パーセントで最も高く,次いで「保健」78.7パーセント,「教養」76.5パーセント等の順となっている。
  • 4 就職者総数を産業別にみると,「医療,福祉」が37.9パーセントで最も高く,次いで「卸売・小売業」14.6パーセント,「教育,学習支援業」13.5パーセント,「サービス業(他に分類されないもの)」9.6パーセント等の順となっている。
  • 5 就職者総数を職業別にみると,「専門的・技術的職業従事者」54.9パーセント(うち「保健医療従事者」14.8パーセント,「教員」11.4パーセント等)で最も高く,次いで「事務従事者」23.2パーセント,「販売従事者」11.3パーセント等の順となっている。

表18 関係学科別就職率の推移(短期大学[本科])

図13 産業別就職者数の比率(本科)

図14 職業別就職者数の比率(本科)

図15 短期大学(本科)卒業者の就職先職業別(主な3職種)構成の状況

-- 登録:平成21年以前 --