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「みどり 」の概要
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「みどり 」の概要
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「みどり 」の目的
「みどり 」は、地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)「みどり」(以下「みどり」という。)の観測ミッションを継承し、地球温暖化等のグローバルな環境変動メカニズムの把握や、気象や漁業等の実利用面への貢献を図るとともに、観測技術の開発・高度化等を目的とする地球観測衛星である。
また、「みどり 」には、米国航空宇宙局(NASA(ナサ))ジェット推進研究所(JPL)、仏国立宇宙研究センター(CNES)の観測センサを搭載しており、国際協力プロジェクトでもある。
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「みどり 」の概要
「みどり 」は、一翼式太陽電池パドルを有する地球観測衛星で、高度約800キロの太陽同期準回帰軌道を101分で周回し、回帰日数は4日である。
「みどり 」では、海外を含め5つの観測センサを搭載している(表 −1−1)。「みどり 」の形状及び主要諸元は、図 −1−1、表 −1−2に示すとおりである。 |
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