18.科学技術・学術審議会技術・研究基盤部会産学官連携推進委員会利益相反ワーキング・グループについて

1.ワーキング・グループの目的

  産学官連携の進展に伴って、教員の個人的利益と公的責任との間に生じる衝突、いわゆる利益相反的な状況が生じる場面が増加しており、利益相反問題に対応するルールを早急に整備することが喫緊の課題となっている。このようなルールは最終的には大学等の判断で整備すべきであるが、本ワーキング・グループでは、各大学等がルールを定めやすくするため、利益相反が具体的に問題となる場面や対応方針の基本的な在り方、留意点などについて海外の事例研究を含めて検討する。

2.ワーキング・グループにおける論点(案)

  • 利益相反・責務相反の定義・概念整理
  • 利益相反・責務相反が生じうる具体的場面
  • 利益相反・責務相反問題への対応に関する基本的考え方
  • 学内の体制の在り方
  • モニタリングの方法
  • 学内の研究者・学生に対する啓発
  • 各大学等によるルール整備の支援方策

  等

3.スケジュール(予定)

  ワーキング・グループとしての報告を10月末までに取りまとめ、委員会に報告する予定。

(備考)関係省庁のオブザーバー参加

お問合せ先

研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室

(研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室)