課題番号:1414
東京大学地震研究所
東海地方における総合機動観測
以上の目標に対し、GPSは大学連合による観測網の建設が完了したので、今後は基線解析を進めることとする。また、GEONETとの統合変位速度場を算出することを平成18年度の目標とする。重力・地磁気及びひずみ・傾斜観測は前年と同様に実施する。
GPS観測は観測を継続すると共に、観測点のうち10点を選択し、現地収録方式からインターネットを用いたリアルタイムデータ伝送を実現する。伝送にはフレッツグループを利用するがこの方式は同一県内が条件なので、静岡大学に設置したサーバにデータを収集する。重力、地磁気、ひずみ・傾斜観測は当初の年次計画に従って観測を実施する。取得したデータを用いてデータ解析を進める
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図1:東海地方のGPS観測網と変位速度場.赤点:GPS大学連合,青点:国土地理院 |
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図2:変位速度場から推定した面積ひずみ速度. |
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図3:2006年8月、御前崎基準重力点における絶対重力セット結果。 |
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図4:2007年2月、豊橋基準重力点における絶対重力セット結果。 |
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