1.学術研究の大型プロジェクトについて
(2)大型プロジェクト推進の基本的な考え方
1.大型プロジェクトの基本的性格
○ 大型プロジェクトについては、これまで概ね、下記のような基本的性格を持つものとして捉え、学術政策上の重要課題として推進してきたところであり、今後とも、この考え方を維持していく必要がある。
・人類の発展に貢献する真理の探究を目指すことを目的として、研究者の知的好奇心・探求心に基づく主体的な検討と研究者コミュニティの合意形成により周到に構想・準備されているプロジェクトであること
・最先端の技術や知識を集約して人類未踏の研究課題に挑み、世界の学術研究を先導する画期的な成果を期するプロジェクトであること
・大学等における研究・教育を広い立場で支え学術基盤を強化するとともに、国民の科学への関心を高め、国際的な競争と協調の中で我が国がリーダーシップを発揮し世界に貢献しうるプロジェクトであること
・複数の研究施設が有機的にネットワークを形成して、多数の研究者が明確な推進体制のもとに参加し、全体として大きなテーマに挑戦する全国規模のプロジェクトであること
2 第22期学術の大型研究計画の策定(3)学術大型研究計画の策定プロセスと意義
1.学術大型研究計画の定義
学術大型研究計画は、「実施期間5-10年程度、及び予算総額数十億円超(上限は特に定めない)の予算規模を有する、学術分野のビジョン・体系に立脚した大型研究施設計画もしくは大規模研究計画」であり、それぞれの研究計画は、(2)※で制定する学術研究領域のいずれかに分類されるものとした。
※(2)学術研究領域の制定と意義
(4) 重点大型研究計画の策定プロセスと意義
1.重点大型研究計画の定義
学術大型研究計画の区分I(新規計画)の中から、25-30件程度を諸観点から速やかに実施すべき計画を「重点大型研究計画」とした。
企画指導係
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-- 登録:平成26年12月 --