資料3 量子ビーム利用推進小委員会における中期的な調査検討について

資料3
科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会
量子科学技術委員会
量子ビーム利用推進小委員会(第6回)
平成29年4月11日


量子ビーム利用推進小委員会における中期的な調査検討について


 量子ビーム利用推進小委員会の調査事項は、「先端的な量子ビーム技術の高度化及び利用推進方策」とされているところ、中期的にはどのような調査検討項目が視野に入るか。


○ 次世代の軟X線向け高輝度放射光源やその利用について
 昨年11月より調査検討。本年2月に中間的整理。必要に応じ他の論点の議論を行う。

(中期的な調査検討項目)(例)
○ 量子ビームの相補的・相乗的利用の現状とその促進について
○ ユーザーフレンドリーな放射光施設(現在全国に9施設が稼働)の利用環境について
○ 小型中性子源の現状及びその促進と大型中性子源を含めた利用環境について

(参考1)
 量子科学技術委員会 検討項目(平成28年3月)では、量子ビームについて、以下の項目について量子ビーム利用推進小委員会で議論するとされている。
○ 放射光、X線自由電子レーザー、中性子・ミュオンビーム、イオンビーム
問題意識:量子ビーム施設・設備の利用成果の最大化のため、量子ビームの相補利用、ユーザーフレンドリーな利用環境、施設・設備環境の高度化といった課題を踏まえた如何なる推進方策を講じるべきか。

(参考2)
 なお、大型放射光施設(SPring-8)、X線自由電子レーザー施設(SACLA)、大強度陽子加速器施設(J-PARC)については、「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」(平成29年4月1日)等において、概ね5年を目安に中間評価を行うこととされており、その中間評価(※)の状況や結果を踏まえるものとする。

※中間評価は別途設置予定の評価作業部会において実施予定。

お問合せ先

文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 量子研究推進室

(文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 量子研究推進室)