資料2-3 科学技術・学術審議会 量子科学技術委員会中間とりまとめ(平成29年2月)に対する主な声

資料2-3
科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会
量子科学技術委員会
量子ビーム利用推進小委員会(第6回)
平成29年4月11日


科学技術・学術審議会 量子科学技術委員会中間とりまとめ(平成29年2月)に対する主な声


科学技術・学術政策局
研究開発基盤課
量子研究推進室


ロードマップの必要性について

○ 様々なポテンシャルがあることは分かるが、どの技術がいつ頃に何を実現するのか。国民目線で言って、それがロードマップのように明らかにされることが必要ではないか。

○ ナノテクノロジーは次はこれが必要というロードマップがあって推進されたと認識。

(報道機関・産業界)


産業界との関わりについて

○ 量子と名前が付くと、とかく技術的に難しい印象を受けがちだが、このようにまとめられていると理解できる。センサやレーザーなど、ものづくり系の産業界にとって産業応用を現実的に捉えられるのではないか。

○ ものによってフェーズが異なり、産業界が資源投入を検討するものもあれば、しばらく大学等での研究を見守りたいものもあろう。何れにせよ、企業が乗り出す際には、研究者側から研究や技術の進展の「時間軸」が示されることが必要と思われる。

○ ものづくり系の企業だけでなく、ITやサービス系の企業には、量子情報処理に興味を持つ企業があるのではないか。

(産業界・学術界)


大学等や研究者について

○ 光・量子技術の研究者層は、狭義に捉えると薄いのかもしれないが、ナノテクや半導体等を含め広義に捉えれると厚いのかもしれない。日本の強みを発揮できるという点は理解できる。

○ 大学等で拠点が形成されていると、産業界にとっては企業が参加しやすい。

(学術界・産業界)


海外との関係について

○ 産業界含め海外で巨額投資が起きているなら、よほど戦略的に考える必要。研究開発投資を日本にどう呼び込めるか、国際的にも大学等がどう連携した形を作って投資を誘引できるかなど、考えないといけないのではないか。

○ 諸外国が先行し、我が国が後塵を拝すると具体的にはどのような問題が生じるのか。

(学術界・報道機関)

お問合せ先

文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 量子研究推進室

(文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 量子研究推進室)