8.科学技術活動の国際展開

  1. 中国では国が戦略的にIT人材を養成、輩出しており、非常に脅威となってきている。日本も国としての人材養成策が必要。
  2. 中国には、百人計画や海亀政策があり、人材に関する取り組みが盛んである。清華大学は75%が米国からの帰国者といい、人材の取り込みが盛ん。
  3. 日本の研究のすそ野を支えるのはアジアの優秀な人材。留学生を受け入れるだけではなく、各国で指導的役割をもつ人とネットワークをきちんと作ったり、帰国留学生・研究者のフォローアップをする必要がある。
  4. 大学の事務局に英語のできる人材が少なく、外国人を受け入れると、和訳などが研究者側の負担となっている。事務局で英語の研修や英語のできる人材を採用することが必要。
  5. 重要なのはアジア(特に中国・韓国・台湾)戦略。欧米の草刈場となるのを黙ってみていてはいけない。
  6. アジアで日本が科学技術で中心的役割を果たすための国としてのストラテジーが必要。
  7. 海外への留学支援については少なくとも現状を維持すべき。
  8. 知的財産の保護だけはなく、戦略を立てて他国にも研究資金を投入し知的財産をグリップするなど積極的な国際戦略が必要。

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(科学技術・学術政策局計画官付)