6.地域における科学技術振興

(知的クラスター)

  1. クラスターの数と予算をまだまだ増強するべき。
  2. 国立大学法人化により、地方の国立大学は地方の産業と結びつかないと生き残れないのでは。(複数の指摘あり)
  3. 都道府県単位では狭い。分野毎のクラスタを作るか、地域を拡大(近畿圏等)して、クラスタのポテンシャルを高めることが必要。
  4. 各クラスターで、ライフとかナノに特化すると言っているが、大雑把すぎる。地域なら、小麦のアグリバイオとか半導体といったレベルぐらいに明確にすることが必要。
  5. 地域は、国を意識しすぎるあまり、他地域との横並び意識が強く、個性が発揮されていない。
  6. 日本中どこでもシリコンバレーになれるわけではないので、厳正に評価して、いい地域だけに資金を投入するという選択と集中が必要。
  7. 知的クラスター事業等については、国の補助金はまず都道府県に支給され、そこから研究費が大学に下りてくるが、そこには間接経費が認められないので、結果として大学では管理費が持ち出しになる。これは是非改善すべき。
  8. 地方大学には、地域に貢献する使命がある。その意味で、地域の観点からの新たな競争的資金制度を設けることは考えられないか。地域に根ざしたテーマ、地域ならではの特色ある研究を対象し、地域活性化事業の拡充ができる競争的資金があってよい。

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(科学技術・学術政策局計画官付)