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中央教育審議会

中央教育審議会第一次答申パンフレット  


答申のポイント


社会体験、自然体験などを豊かにするため        
地域社会における教育を活性化することが必要です



丸[生きる力]をはぐくむためには、子供たちが地域社会の中でいろいろな人たちと交流し、様々な生活体験、社会体験、自然体験を豊富に積み重ねることができるよう、みんなで努力していくことが大切です。

丸地域社会の大人一人一人が、地域の一員であるという気持ちを持ち、地域社会の活動を自主的に担っていくことが重要です。

丸社会全体に[ゆとり]を確保する中で、地域社会が、地域の大人たちが子供たちの成長を見守りつつ、時には厳しく鍛える場となることを期待します。

丸地域社会における子供たちの活動を推進するため、行政には、次のような条件整備を進めることを望みます。そして、大人たちも、是非そうした活動に参加することを望みます。
  • わんぱく広場や冒険広場などの遊び場を用意したり、学校施設を開放するなど、活動の場を充実 
  • 挨拶運動などの地域ぐるみの活動に取り組んだり、ボランティア活動を体験する機会を提供したり、都市部と過疎地域との間の交流活動を推進したり、長期間の自然体験活動を充実するなど、活動の機会を充実 
  • 同じ目的や興味・関心に応じて結びつき、子供たちを育てる教育の場=「第4の領域」を育てていく 

丸地域社会における教育力を充実させるためには、次のような取組も重要です。
  • 地域の教育行政に直接の責任を負い、子供に最も身近な位置にある市町村教育委員会の活動を充実 
  • 地域ぐるみで教育に取り組むため「地域教育連絡協議会」や「地域教育活性化センター」を設置 
  • 国・都道府県による市町村に対する支援と民間教育事業者との適切な連携 

丸さらに、夜間や休日の会合の開催、OBやOG、地域の有志の参加などにより、家庭・地域社会と学校を結ぶ、PTA活動を活性化することが必要です。

  子供たちの教育は、単に学校だけに任せるだけではいけません。家庭や地域社会の教育力を高めながら、家庭や学校や地域社会が適切に役割分担を果たし、手を携えて子供の教育を行っていくことが重要です。
矢印

家庭や学校や地域社会の連携が重要です


イラスト


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