○ 大学分科会は、平成20年9月の文部科 学大臣の諮問を受けて審議。本年6月には、それまでの審議経過を「第一次報告」として整理。
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今回、それ以降の大学分科会や各部会等での審議経過を「第二次報告」として整理。「第二次報告」は、(ア)第一
次報告で提言した内容をさらに発展・充実、(イ)第一次報告で論点整理にとどまった内容を具体化、(ウ)今回、新たに課題を整理、を含む。
その際の審議では、以下の2つを重視。
・歴史的経緯によって成り立っている現行の大学制度や施策を検証。
・欧米の大学の国際的動向も踏まえつつ、大学制度を国際的枠組みの中で検討。
○「第一次報告」は、公的な質保証システム (設置基準、設置認可審査、認証評価)の改善の方向性を提示。 「第二次報告」は、これらの歴史的経緯(事前規制型から、事前規制と事後確認の併用型への転換)を整 理し、質保証システムの再検討が求められる背景を再確認。
○その他、質保証に関し以下を提言。
○平成17年の「大学院教育 振興施策要綱」で示した改 革の方向性と重点施策に関し、今後、その進捗状況の把握と課題の検証を実施。
○その上で、大学院教育の実質化、教員の意 識改革、産業界等との連携について検討課題を整理。また、今後、大学院の量的規模を分野別・学位の種類別に検討。
○就職相談等の学生の多様なニーズに対応する相談体制の充実を支援。
○教育費負担の軽減について、総合的な支援 策を推進。また、進学コスト等の見通し
(ファイナンシャル・プラン)の作成を支援。
高等教育局高等教育企画課高等教育政策室
-- 登録:平成21年以前 --